お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

卒業おめでとう

2005年03月15日 | その他
 K子さんの卒業式にお母さんと共に参列しました。
 
 養護学校の卒業式に初めて出席するので興味津々でした。
 紅白幕の張られた体育館は暖房でふんわり皆を包んでくれます。正面の壇上は使わず、フロアに卒業生と在校生(小学部、中学部、高等部)が向かいあう対面式で行われました。
(この形はK子さんが小学生の時に六年担任であった私は主張しましたが、反対にあって実現できませんでした。)
 
 「君が代」斉唱。誰も生徒は歌えません。歌入りテープが流れました。

 普通の高校と一番違うのは生徒の数でしょう。
 今日の卒業生は17名でした。ですから、入退場も卒業証書を手渡すのも、全てがゆったりと一人一人を大切に進められていて、良かったです。

 式の後はお祝いの昼食会。
 生徒の数より何倍か多い先生たちと保護者と卒業生が集まってお弁当を食べました。
 K子さんは先生たちに囲まれ、楽しそうに最後のひとときを過ごしました。

 驚いたのは、K子さんの人気。花束やプレゼントを両手に抱えきれないほどもらっていました。まるで芸能人の楽屋状態。お母さんは「デヴューさせようかしら」と。

 やっぱり百万ドルの「笑顔」の力かな。