お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

旧白州邸「武相荘」を訪ねて

2005年03月18日 | その他
 前から一度は行ってみたかった「武相荘」に友人と行ってきました。

 「武相荘」は小田急線鶴川駅から徒歩15分の所。
 街中なのにそこだけは別世界に入り込んだような静けさに包まれて、京都か鎌倉の一隅かと錯覚するような素敵な処です。

 お庭は、今は紅梅が終わりかけて、何本もの白梅が今を盛りと咲いていました。また、そこ彼処に植えられた様々な椿が見事でした。私の見たことの無い種類もあって、何枚もカメラに収めてしまいました。

 靴を脱いで中に。
 30年もかけて家に手を入れていったというだけあって、茅葺の家の中は、たたずまいも、集めた数々の調度品もしっくりと調和して、夫妻の人となりが偲ばれました。

 でも、私が一番心を惹かれたのは、夫妻が受け取った著名人からの手紙や葉書です。
 福沢諭吉、小林秀雄、里美とん、室生犀星などなど一流の著名人からの直筆の手紙が、親しげな文で綴られたものや、流麗な筆致のものまでたくさん展示され、夫妻の交友関係の広さに唖然としました。

 実は私は、白州次郎・正子夫妻の詳しいことは殆ど知らないのです。今度、図書館で著書を探してみましよう。

 予約して、特製フレンチランチ(3000円)を頂きました。まあ、その美味しかったこと!どれもほんとに少しずつでしたが見た目も美しく、味わいは豊かで「武相荘」にふさわしい品々でした。