拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

君だけを愛す(るのは誰?)

2021-02-15 09:24:57 | 日記
昨夜も変な夢を見た。6人で和食屋さんにいる(コロナはおさまっている)。板前さんが上等の和牛の肉を6切れ持ってきた。目の前の鉄板で自分で焼くという趣向である。ところが、私と隣の某美女が食べる前にトレイが空になった。一人で2切れ食べた人が2人(あるいは3切れ食べた人が1人)いたらしい。犯人はどうやらあのイケメンらしいというところで目が覚めた。この夢は何を暗示しているのだろう。歌会の後に飲み会に行けない欲求不満の現れか。美女とステーキを食べたいという欲求か。イケメンに対するひがみか。さて。藤田菜七子騎手の後5年振りに中央競馬で女性騎手が二人誕生した。男社会の中で大変だろうががんばってほしい。かく言う私も、(男と女が逆であるが)麹味噌合唱団にアルトで入った当初は化け物扱いで茨の道であったが、我慢してやってるうちにいつしかお友達が増えてお花畑になった。まあしかし、女性騎手に対しては所属する厩舎の先生(調教師)が相当に鼻の下を伸ばすらしい。今回、新人女性騎手の配属先で先輩騎手となる男の子が記者に「あなたのときと先生の態度は違いますか」と訪ねられ、記者が質問を言い切るのを待たずに「全然違う」と。すっごく優しいのだそうだ。いや、男の子くん、厳しく言われた方が将来伸びるからね、ありがたいと思いなさいねと言うと(このあたりは私の脳内の想定問答である)、ぼく、褒められて伸びるタイプだから優しくしてほしい……うむ、気持ちは分かります。とにかく、女性騎手がGⅠで勝つシーンを是非みたい。ところで乗られる方のお馬さんは、既に、圧倒的に女性優位。昨年の牡牝混合のGⅠのタイトルは、のきなみアーモンドアイ、クロノジェネシス、グランアレグリアと言った牝馬がかっさらった。その前の年にはリスグラシューもいたし。昨日も、京都のレースで牝馬のラヴズオンリーユーが牡馬を蹴散らして、私に170円の儲けをもたらしてくれた。(だが、東京で牝馬のレフトゥバーズが負けて、トータルで500円の損となった)。ここで疑問である。「ラブズオンリーユー」は「loves only you」=「君だけを愛す」だが、主語は誰?「loves」だから「私」ってことはない。どっかの誰かが君だけを愛したって私には知ったこっちゃないと思うのだが。たしかに、ビートルズの歌にも「She loves you」がある。あれと、同じような、「あいつが君だけを好きだってさ!ヒューヒュー」と言った冷やかしなのかしらん。いや、もしかしたら、「love's only you」=「love is only you」か?「You are my love」って言い方はある。だったら、主語と述語をひっくり返して「love is you」というのもアリかも。だが、この馬の名前はお母さんの「ラヴズオンリーミー」から来ている。「me」ならやはり「ラヴズ」は動詞である。すると、「ラヴズオンリーユー」の「ラヴズ」も動詞で主語は三人称単数になる。捜査は打ち切り。私的にはここまでが限界である。それより、誰かみたいに誰かとドイツ料理屋に行って今度は人にとられないでアイスバインを食べたい(「誰かみたいに」は「ドイツ料理屋に行って」にかかるのであり、「誰かと」にかけているのではございません。あしからず)。