拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

オーボエ協奏曲はアパパネのさえずり?

2021-02-14 08:45:00 | 音楽

サラメシでは取材を受けた人の好きな有名人がテロップに出る。もし私が好きな有名人を聞かれたらタモリと答えるつもりだが、取材される可能性はないので(昼飯時は家にこもっている)ここに書く。それより気になったこと。ちょっと前のサラメシで好き「だった」芸能人=野口五郎とテロップに出た。なんで過去形なんだろう。野口五郎さんは歳は私とあまり変わらずご健在である。で、過去形ということは、今は好きでないということか。野口さんが三井ゆりさんと結婚したことが気に入らなかったのだろうか(随分昔の話だが)。だとしたら芸能人も因果な商売である。いや、芸能人に限らない。音楽をする集まり(合唱団、オケ、吹奏楽団etc)の中にも隠れた愛憎劇が潜んでいるかもしれない。そういう会では、コロナも心配事だが、惚れた腫れたの末の刃傷沙汰が起きても困る(オペラ「道化師」を彷彿とさせる)。刃傷沙汰はするんだったら遠くでやってね。気を取り直して、二点、昨日の話の続き。「赤い鳥の娘」の実体はいまだ不明だが、「アカイトリノムスメ」については身元が割れている。ハワイにいるアカハワイミツスイの英語名(Apapane=アパパネ。写真はWikiから)を名乗る名牝の娘である。つまり、馬の娘=馬であるが、お母さんの名前が鳥だったので、「鳥の娘」でもあるのだ。それからモーツァルトのオーボエ協奏曲。第1楽章の第2主題、♪レー、ミレー、ミレ(再現部では♪ソー、ラソー、ラソ)……私は、モーツァルトは管楽器の協奏曲から入ったからこの曲もよく聴いた。この部分が大好きだった。一回目のミレー(ラソー)に対して2回目のミレ(ラソ)が短いところなどおしゃれ。今、聴くと、鳥(アパパネ?)のさえずりのようにも聞こえる。