麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第101回)

2008-01-05 20:31:20 | Weblog
1月5日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

今日は、神保町へ行く機会があったので、岩波ブックセンターに寄ってきました。
実は、同ブックセンターで「画用紙の夜・絵本」を作って以来初めて行ったのです。「店頭に置いてもらえる」ということだったから、もちろん見てみたかったのですが、なにかの都合で私が見たときに出ていなかったらショックだし……と思っているうちに今日になりました。

ありました、ありました。まっすぐ奥に進んだ突き当りのブックメイドの棚に「画用紙の夜・絵本」が。ヴィレッジヴァンガードや芳林堂などに「風景をまきとる人」が並んでいるのを見たときにもそうでしたが、やっぱりうれしいものですね。あまりにうれしかったので、自分で一冊買ってきました。
もし、神保町へ行かれる機会がありましたら、岩波ブックセンターに立ち寄ってみてください。買っていただかなくても、造本(とくにカバーの宮島径氏の写真)を見てみてください。よろしくお願いします。



このブログで書いたことに間違いを見つけたときは、なるべく直すようにしていますが、今日は、数回前に書いた内容に間違いを見つけたので、ここで訂正させてもらいます。

芥川龍之介の「トロッコ」が載っていた国語の教科書は、光村図書ではなく、東京書籍の「新しい国語 1」(昭和47年2月10日発行)の間違いです。なぜわかったかというと、その現物がいまここにあるからです。単元2の「小説に親しむ」に、新美南吉の「歌どけい」に続いて掲載されています。

びっくりしたのは、「塵労」の注です。私が思っていたより、はるかに長い注でした。
「塵労=生きるために、まわりの人々とかかわりあってしなければならない、わずらわしい苦労。」
とあります。
どうやら、大学を卒業してからの私の時間の9割は「塵労」のようです。

では、また来週。
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