マリアテレジアの独り言

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GW六日目・・・『聖アタナシオ司教教会博士 記念日』・・・『人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。』

2019-05-02 15:48:49 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)

 今日は5月2日。復活節第二木曜日。

    今日は、10日間のGWの六日目。GWの後半になります。

   キリスト教では、『聖アタナシオ司教教会博士 記念日』です。

 

 『聖アタナシオ司教教会博士
 

   聖アタナシオは、どんな人生を歩まれたのかを省察してみましょう。
                ご一緒に、よろしくお願いいたします

    
     295年。エジプトのアレキサンドリアに生まれる。

   アナタシオスは、古代教会の最も重要で、尊敬される教父であります。
何よりもこの偉大な聖人は、『ロゴス』すなわち神のみことばの受肉を熱心に考察した神学者です。

  アナタシオスは、アレイオス派の異端の最も重要かつ最強の反対者でもあります。
     アレイオス派の異端は、当時、キリストの信仰を脅かしていました。
   キリストが、神と人間の「中間」にある被造物に、おとしめられたからです。 


    328年。33歳。司教アレキサンドロスの死後、アナタシオスは、
           その後継者として、アレキサンドレイアの司教になります。 

          アナタシオスは、すぐに、
     『ニカイア公会議』によって断罪されたアレイオス派の思想に関する、
        あらゆる妥協を拒否すべく決心したことを表明します。

 『ニカイア公会議』で、『御子が御父と同一本質である』ことをはっきり確認しました。 

   アレイオス派と激しく争い、そのため多くの苦難に遭い、何度か追放された。
        正統信仰を解説し、弁護する優れた著作を遺した。
   
           373年。78歳死去。
                       教皇ベネディクト十六世『教父』より。


『今日の入祭唱歌』

     『神に従う人の口は知恵を語り、その舌はまことを告げる。
           神のことばがいつもその心にある。』

 

 アナタシオスの人生は、いかなる迫害にも負けず、『キリスト』を証しする人生でした。


そして。

 『今日の第一朗読 使徒たちの言葉

 『その日、神殿守衛長と下役たちが、
     ペトロとほかの使徒たちを引いて来て最高法院の中に立たせると、
           
                              大祭司が尋問した。

  「あの名によって教えてはならないと、厳しく命じておいたではないか。
    それなのに、お前たちはエルサレム中に自分の教えを広め、
    あの男の血を流した責任を我々に負わせようとしている。」

ペトロとほかの使徒たちは答えた。

    「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。
                         わたしたちの先祖の神は、
          あなたがたが木につけて殺したイエスを復活させられました。
         
          『主の復活』     死んで、三日目に復活して、マグダラのマリアに顕現しました。


     神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、
             この方を導き手とし、救い主として、
                        御自分の右に上げられました。
   
 『主の昇天』           キリストは死んで3日目に復活し、40日後に天に昇りました。

        
       わたしたちはこの事実の証人であり
     また、神が御自分に従う人々にお与えになった聖霊も、
        このことを証ししておられます。」』
               使徒言行録5・27-33

 

      聖アタナシオをはじめ、使徒たち、そして 私たちキリスト者の
          重要な『使命』は、
      『福音の証人』として、『福音の宣教』です。

    
    『福音』とは、
 神の御独り子・イエスのこの世への『派遣』、イエスの人類の罪のための『贖罪の死』、
   そして、イエスの『復活』、人類の許しのためのイエスの『昇天』。の事実です。

 

『今日の奉納祈願』

     『恵み豊かな神よ、
      私たちも、聖アタナシオにならって正しい信仰に生き、
           救いの喜びに導かれますように。』

 

  『主の昇天』については、

 『主イエスは、弟子たちと話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた』マルコ福音書16-19
  ・・・と。キリストが死んで3日目に復活し40日目に天に昇った、事実です。

  
 『キリストの昇天』は、

    キリストが天に昇り、神の右の座に着いたということから、
       人間として神の栄光の状態に上げられ、
   また、御父のもとで『最高の権威』に参与されたことを意味します。

   又。
  
 『キリストの昇天』は、

      私たちの昇天の原型であり、保証でもあります。
    私たちは、私たちに先駆けて天の栄光に入られたキリストに倣って、
    いつか彼とともにいることができるという『希望』のうちにいるのです。
                        カトリック中央協議会広報文章より。

そして。

『今日の拝領唱』

   『私たちは、十字架につけられたキリストを述べ伝える。
         キリストは神の力、神の知恵である。 アーメン』

 


  
今日は、時間のたっぷりあるGWの最中、聖アタナシオの人生の省察をしました。

                      ご一緒していただき、感謝申し上げます。

   私たちも、聖アタナシオのように、
     『人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。』と、
           『我が道』を、信じて、一筋、全うしたいものですね。



皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
GWも後半です。豊かで穏やかなGWをお過ごしください。 お元気で!