prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「VIKING バイキング 誇り高き戦士たち」

2019年04月26日 | 映画
タイトルに反して、バイキングに占領されていた10世紀ルーシの三兄弟が争いながら次男ウラジーミルがバイキングを追い出しキリスト教国として独立するまでを描くスペクタクル。

セリフはロシア語だし、劇中のタイトルはじめ文字はロシア語だが、エンドタイトルは英語で出る。まあ、日本映画でもタイトルは英語というのはある。国際市場向けということだろう。

正直ストーリーを追うのは難しく、何だか知らないが戦争してばかりの印象。とはいえ、そのスペクタクルは見もの。昔のソ連時代みたいなとにかく物量だけ揃えた大味なぼわっとしたスペクタクルではなく、今風にメリハリが効いている。

騎馬兵が木製の城塞を襲って住人を蹂躙する場面などタルコフスキーの「アンドレイ・ルブリョフ」みたいだと思っていたら、ルブリョフそのまんまに飛べない鳥が画面手前に投げだされるカットが放り込まれるのにびっくり。

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