「トラッシュ！－この街が輝く日まで－」

ブラジルの警察と政治家の腐敗がバックになっているのだが、「エリート・スクワッド」あたりのハード路線ではなく、子供たちを主役にしていることと、暴力をかなり様式化して描くことで、ほとんどファンタジーに近いくらい救いのある話に仕立てている。

甘いといえば甘いけれど、子供の身の軽さとどこにでも潜り込んでいける自由さを生かしたロケーションのリアリティとスピード感がすごくて乗せられてしまう。

オープニングのカットバックで意味がわからないながら引き込み、だんだん後でわからせていく語り口が巧み。
マーティン・シーン（太ったなあ）ガ赤ひげ的神父役で出演、実生活でのリベラルぶりをだぶらせての起用だろう。



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トラッシュ！－この街が輝く日まで－＠ぴあ映画生活

映画『トラッシュ！－この街が輝く日まで－』 - シネマトゥデイ