prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「レミーのおいしいレストラン」

2007年09月13日 | 映画
ネズミが一流料理を作る、とはずいぶん高いハードルを置いたものだと思うけれど、残念ながらあまりクリアできているとは思えない。
料理っていうのはかなりの程度力仕事だから、小さなネズミの身体でどう重い鍋などを操るのだろう、と思ったが、クライマックスでも画としては逃げていて、なんとなく最後の仕上げの段階にぽんととんでしまう。
ぞろっとネズミが群れをなしている図というのは、やはり気持ち悪いし。

レストランの評判が一批評家の言で左右などされるのかな、と我が日本にいてはピンと来ない。
テレビでどーでもいいタレントが食べて騒いでみせる方がよほど影響力があって、批評する方を勉強させる方がよっぽど先決な状態だもの。
批評家を揶揄しているようで、ああいう厳しくてかつ率直な批評家がいたらな、という願望の現われのような気もする。

エンド・タイトルに撮影中に食事を用意したシェフの名前が出ていた。
(☆☆☆)


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レミーのおいしいレストラン - goo 映画

レミーのおいしいレストラン

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

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劇場のインテリアもいろいろ凝っていました。




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