prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「カラスの親指」

2012年12月28日 | 映画
2時間40分ときいて二の足を踏んでいたのだが、見に行ってよかった。内容は一切あかせない性格の映画なので、それだけの時間を要する必要はあったし、奇妙なタイトルの意味も見ればわかるようになっているとは言っていいだろう。

あまり映像的なケレンを使わずにストーリーに集中させるのに成功しているのと、ちょい役に至るまでキャスティングがいい。知名度の高い人低い人ともに必要があって配役している。

事情を説明するのにもっとばちばちフラッシュバックを使っていてもよさそうなのにしっかりセリフで処理して、相当にややこしい内容がいちいち腑に落ちるようになっている。
説明的な画面出さないで処理するのは結構大きな決断だったのではないか。
(☆☆☆★★)

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