prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「コッポラの胡蝶の夢」

2009年10月11日 | 映画
コッポラには色んな面があって、センチメンタルで家族主義者のコッポラ、映画技術の先端テクノロジーがやたら好きなコッポラ、大君的プロデューサーのコッポラなど、など。
で、ここに顔を出しているのは「地獄の黙示録」のカーツの王国でフレイザーの「金枝篇」とかを引用する観念先行のインテリのコッポラ。つまり一番退屈なコッポラ。
内容がやたらと高尚な割に、映画の文体としては普通の商業映画で、実験性も中途半端。
(☆☆★★★)




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