prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」

2017年12月04日 | 映画
ロダン絡みの映画としては、弟子で愛人だったカミーユ・クローデルを主人公にしたイザベル・アジャーニ製作・主演の「カミーユ・クローデル」があったし、今回のもカミーユは重要な役ではある。
ただドラマ的にはカミーユの方が師であり愛人であるロダンとの葛藤とか性差別の問題とかいった要素があるのでどうしてもドラマチックに思え、背景に退くのがもったいない。

全体とすると工房の中のモノトーンな色彩のシーンが多く、場所も人物も限ったミニマムな作りで、むしろドラマにするのを避けているようでもあり、映画とするとその簡素さの中に美と緊張感を見出すことになる。

モデルたちのヌードがふんだんに出てきて、さすがにヘアは見えるが性器は引いたサイズだからごく小さくしか映っていないのに見逃さずボカしている。何やっているんですかねえ。

日本が意外な形で絡んでくるのが変なところを含めておもしろかった。

ロダン カミーユと永遠のアトリエ 公式ホームページ

ロダン カミーユと永遠のアトリエ|映画情報のぴあ映画生活

映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』 - シネマトゥデイ



本ホームページ

12月3日(日)のつぶやき

2017年12月04日 | Weblog