prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ズール戦争」

2016年05月16日 | 映画
バート・ランカスター主演、ダグラス・ヒコックス監督による同じタイトルの映画があるけれど、時系列でいうとこちらが前日譚で、ズールー族がイギリス軍の砦を襲うという一事に絞って大スペクタクルで押し切った分、まとまりはいい。

司令官役のマイケル・ケインとすると「国際諜報局」のハリー・パーマー役に先立つ出世作ということになる。イギリスの典型的な労働者階級の出であるケインが家柄で司令官をやらざるをえなくなった軍人をやっているのが皮肉な面白さ。
Fire!(撃てっ!)と吠える声と顔つきは獰猛な豹のよう。

なんといっても見ものは無数のズールー族の大群とのえんえんたる戦いで、今のポリティカル・コネクトネスでいったら現地人をもっぱら群れとして、意味のよくわからない威嚇行動やいくら殺されても恐れず襲ってくる人間離れした行動パターンで描くのは許されないだろうなと思った。群衆スペクタクルとしても今では望むべくもない。CGで人数増やしたのではやはり違うのだな。

「アラモ」の戦いと比べられたりするらしいが、まあいい気なものではあるのも一緒。侵略したのは白人と現地人のどっちだよと言いたくなる。

ズール戦争|映画情報のぴあ映画生活



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5月15日(日)のつぶやき

2016年05月16日 | Weblog

無常 #1日1本オススメ映画 日本的なじめっとした風土と近親相姦というどろどろしたモチーフを、凄いモダンなセンスとテクニックで切り取った実相寺演出のコントラストの魅力。原案は実はマルタン・デュ・ガール。 pic.twitter.com/gFUyCxvXjg

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『グレイフォックス』
そして、コルト ビズリーと言えばこの映画。『ストレイト・ストーリー』のリチャード・ファーンズワースが史上初の列車強盗に扮した、カナダ製ウエスタン。作品の内容もビズリーの描写も絶品。
#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ooKloLT953

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 16 RT

そこから水出すのかよ!(笑) ダース・ベイダーのシャワーヘッドが斜め上に攻めすぎてる ln.is/curazy.com/arc…


電通とメディアと自民党について書いたフランス語記事の@kazparisさんによる抄訳 ln.is/togetter.com/l…  "唯一、視聴料で賄われていているNHKのみが広告帝国の触手からのがれられているものの、悲しいかな、こちらはもっと惨憺たる状況"


初代ミシュランマン 確かにめちゃくちゃ怖いな……… pic.twitter.com/4eELyKDrmJ

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 906 RT

明治後期に日本の何気ない日常の様子を撮影した貴重なモノクロ写真集 ln.is/dailynewsagenc… @dailynewsagencyさんから


買われた?東京五輪1――電通への質問状:阿部重夫発行人ブログ:FACTA online ln.is/facta.co.jp/bl… @factaonline 重要なのは、この記事が出たのが今年の2月24日に出ているということ。


みなさんのお好きな「言論の自由」つーもんは、書き手の自己犠牲の上に成り立っている。。。ってのが日本のお寒い現状なんですよ。自己犠牲がなきゃ維持できないものなんて、弾圧があろうがなかろうが、早晩、なくなりますよ。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 69 RT

恵比寿ガーデンシネマで『山猫』観てきたわけですが、もうとにかく最後1時間続く舞踏会シーンが最高オブ最高、眼が幸せすぎて水晶体のデトックスや~!!という感じだったし美男子の代名詞だったアランドロンが心臓に悪いくらい美男子だし画面の美しさに比例して語彙が死んでいくし

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 16 RT

@kentaro666 帝国の逆襲の初めの方の雪原でルークが怪物に襲われて負傷するシーンがあるのは、現実のマーク・ハミルの顔に傷があるのをカバーするためと言われてます。