prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「復讐捜査線」

2011年08月04日 | 映画
殺される前に娘が吐いたり鼻血を出したりしているからどこか疾患があったのは明らかで、司法解剖で何らかの所見が認められなかったのだろうかとひっかかった。父親のメル・ギブソンもどこか悪かったのか何も聞かないし。
異常が認められたけれど上からの圧力で握りつぶされたとかいったフォローが本当なら要るところだろう。

母親(つまりギブソンの妻)はどんな人で、どうしていなくなったのか、という大事なところの書き込みがないのはどんなものだろう。早くに亡くなって男手一つで育てた(だから殺された怒りが増幅した)のかと思っていたら、幻想シーンの四つくらいの時の娘に髭をそるところを見せる会話で小さい時は母親がいたらしいのがわかる。どうなっているのか、それとも寝ぼけていて見逃したのか。

アクション・シーンはあまりなく、ショッキングな効果を狙ってかいきなり撃たれたり轢かれたりで、そこにいくまでのわくわく感の盛り上げが手薄。

なんかおっぽり出すみたいな公開の仕方だったが、丸の内の劇場は結構混んでいた。ただし年齢層、高し。九割は男。こういう客層は冷遇されます。
(☆☆☆)

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