prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」

2011年08月08日 | 映画
二つの大国に挟まれた小国があるのが円形の谷の底、という発想自体は面白もいのだけれど、谷底の国とそこに住む人々という造形がいまひとつ腑に落ちない。そのまま地下を掘っていって両大国の下に勢力を広げられるではないか、などと思ってしまう。
あるいはマグマは普段どこに溜まっているのだろう、とか。シリーズものにありがちなのだけれど、設定がややこしくなりすぎる傾向あり。

人物の意外な正体という趣向は定石だけれどなかなか効いている。だけど、いちいち解説的なフラッシュバック入れなくて良いんだけどな。入れないとわからない客が多いと見ているのか(そうかも)。
その割に説明セリフ多くて、なかなか腑に落ちないのはそのせいもあるだろう。

映画の前段階を描いたマンガが収録された小冊子を渡される。なかなかお得感あり。
(☆☆☆★)

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