求めなさい

 「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
 だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
 …………
してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。」(マタイ7:7-11)

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 私たちは、神に、イエスに、何を求めたらいいだろうか。
 成功だろうか。現世利益だろうか。不可能を可能にすることだろうか。

 イエスが与えるものは、私たちがすっかり喪失してしまったもので、それは「いのち」である。
 この「いのち」について、イエスは「求めなさい。そうすれば与えられます。」と仰っている。
 「いのち」は、一部の特別な人(例えば修行を積んだ人等)にだけ与えられるのではなく、求める者に分け隔てなく与えられるという約束である。

 そのための入り口が、「あなたがたは、悪い者」と知ることである。
 神の完全な秩序・律法に照らして、義人はいない、ひとりもいない。
 取税人は、自分たちを「悪い者」だと悟っていた。
 一方でパリサイ人は、自らが「悪い者」だとは、つゆほどにも思っていなかった。
 イエスはどちらの方にあわれみを示されたであろうか。

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