イエス・キリストの十字架、復活、そして「いのち」にあずかるということについて
平成隠れキリシタン
不条理
「ピラトはイエスに言った。「真理とは何ですか。」彼はこう言ってから、またユダヤ人たちのところに出て行って、彼らに言った。「私は、あの人には罪を認めません。
しかし、過越の祭りに、私があなたがたのためにひとりの者を釈放するのがならわしになっています。それで、あなたがたのために、ユダヤ人の王を釈放することにしましょうか。」
すると彼らはみな、また大声をあげて、「この人ではない。バラバだ。」と言った。このバラバは強盗であった。
そこで、ピラトはイエスを捕えて、むち打ちにした。」(ヨハネ18:38-19:1)
---
ピラトはイエスに罪(guilty)を認めないと宣言する。
ところが群集が騒ぎ出すと、一転してイエスを捕らえて鞭打ちに処する。
罪がある(guilty)から鞭打ったのではなく、そうするしか事態収拾のメドが立たないとピラトが判断したからだろう。
お白砂の場は最早機能せず、大強盗が釈放されてイエスが鞭打たれて罰せられる。
この理不尽さ、不条理を、罪(sin)のないイエスが甘んじて受けている。
これは私たちが味わう理不尽さ、不条理と全く同じものだ。法令その他に照らして何も悪くもないのに鞭打たれることがある、この理不尽さのことである。
神の子イエスは今、人間の不条理をもここで体験してくださっている。
世の不条理まで含めて、私たちのすべてを分かってくれている神なのである。
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[一版]2011年 5月29日
[二版]2014年11月30日
[三版]2017年 8月 2日
[四版]2019年 5月12日(本日)
健やかな一日をお祈りします!
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しかし、過越の祭りに、私があなたがたのためにひとりの者を釈放するのがならわしになっています。それで、あなたがたのために、ユダヤ人の王を釈放することにしましょうか。」
すると彼らはみな、また大声をあげて、「この人ではない。バラバだ。」と言った。このバラバは強盗であった。
そこで、ピラトはイエスを捕えて、むち打ちにした。」(ヨハネ18:38-19:1)
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ピラトはイエスに罪(guilty)を認めないと宣言する。
ところが群集が騒ぎ出すと、一転してイエスを捕らえて鞭打ちに処する。
罪がある(guilty)から鞭打ったのではなく、そうするしか事態収拾のメドが立たないとピラトが判断したからだろう。
お白砂の場は最早機能せず、大強盗が釈放されてイエスが鞭打たれて罰せられる。
この理不尽さ、不条理を、罪(sin)のないイエスが甘んじて受けている。
これは私たちが味わう理不尽さ、不条理と全く同じものだ。法令その他に照らして何も悪くもないのに鞭打たれることがある、この理不尽さのことである。
神の子イエスは今、人間の不条理をもここで体験してくださっている。
世の不条理まで含めて、私たちのすべてを分かってくれている神なのである。
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