WALKER’S 

歩く男の日日

11日目=安楽寺まで雨

2019-04-11 | 日記
土佐一宮から安楽寺まで電車で往復するので5時半の出立、雨がしっかり降っているのでまだ薄暗い。足の運びは悪くなくて86分で国分寺に到着、時速は丁度6㎞でした。松尾大師堂の前にテント、日本人か外国人か分からないのでカウントできない。ヘンロ小屋5号でも野宿の男性発見、こちらは日本人、この上の丸和石材の善根宿はなくなったと聞いています。善楽寺に着くと団体が到着したところだったので先に土佐神社にお参り、御朱印もいただく、善楽寺に戻ると大師堂の読経が終わりかけているところでした。15分早く駅に到着、5時半は正解でした。丸々3時間雨の中を歩いたけれど涼しくて快適でした。動いているから寒いということはない。安楽寺から高知駅まで歩いて戻るときに雨は止みかけて傘をたたみます。竹林寺の登り口で女性が休んでいます、フェリーの時間を教えてもらいました。彼女は今日は坂本屋に泊まる。竹林寺の境内は人が少なくて歩きの人は見当たりません。その後が本日のメインイベント、32番奥の院です。禅師峯寺の奥の院は5㎞ほど北にある
薬師寺の奥にあります。納経は薬師寺でしてくれます。日本語のへんろ地図では切れていますが英語のへんろ地図には載っています。薬師寺は山の中腹に堂の屋根見えていて急な階段が続きますが、奥の院は山の一番高い所まで急峻な山道が延々と続きます、本当にあるのだろうか、気持ちが萎えそうになるくらいすごい登りです。薬師寺から14分でなんとか登りきることができたのですが古目峠と同じ時間ということが全く信じられない。倍以上の険しさ辛さ長さ、まさにこれぞ奥の院の趣です。今日出会った歩き遍路さんは日本人10人、外国人は会いませんでした。33番の手前に新しくできたお接待所の女性もほんの数人しかこの前を通らなかったと言っていました。今日の高知屋、明日のなずなもKさんと同宿、3日後のロッジカメリアでもいっしょになるかも!?