WALKER’S 

歩く男の日日

14日目=風自遊庵で75分まったり、その後桜華でチャーシュー丼

2019-04-14 | 日記

竹林寺で会った女性の名前が判りました。なずなで同宿だった女性と同じイニシャルだったので便宜上SHさんとします。二人はいっしょにそえみみずを歩くと言ってぼくより1時間も早く出立しました。ぼくは7時07分の出立、今日は36㎞なのでそれでも早いくらいだと思っていたのですが、なかなか思うようにいかないのがお遍路のおもしろいところです。ぼくは大坂道、山道に入ってしばらくのところで男性に追い付く、話を聞くと久礼の町を出たところにあるあずまやでテントを張って一泊、それで納得、女性二人と舟でいっしょになった人でした、テントの写真も昨夜SHさんに送られてきて見せてもらいました。彼は松山のAさん、正確にはAさんではないのですが、このAにはちゃんと意味があります。Aさんは還暦でお遍路を始めて、途中で区切って、数年経った今回その続き一巡目を歩いています。野宿もすれば時々宿にも泊まる。今日岩本寺の近くで宿をとりたいというので村の家を紹介します。取れればSさんと同宿になります。SHさんは10㎞先の佐賀温泉です。A
さんを後にして先に七子峠に上がって行くと丁度先に出た女性二人がこちらに向かって来るところでした、嘘のようなタイミングです。Aさんがもう少しで来ますというと、じゃあ3人で待ちましょうということになりました。そこへ、何ということでしょう、風自遊庵のご主人が車で登場、昨年1回行っただけなのにぼくのことを覚えていてくれて思わず握手を交わします、あとで来てくださいと言って立ち去られたあとAさんが上がってきてまた一盛り上がり。雪椿までは女性二人が並んで先に少し遅れてぼくとAさんが続きます。雪椿で3人は休むというのでぼくは先に風自遊庵を目指します。風自遊庵に着いたのは10時35分、本物のコーヒーをいただきながら話が弾みます、こんなにいろんなことを聞けて聞いて貰えて間断のない楽しい時間を過ごせるところはほかにありません。ただ休みにいく、コーヒーをいただく、それだけではない。特別な時間がここにはあります。45分ほど遅れてAさんとSさんが到着、SHさんは宿が先なので立ち寄りませんでした。もっと長居をしたか
ったのですがぼくの宿はSHさんの宿よりさらに先、仕方なく二人を残し桜華に向かいます。二人はあと5㎞だから、さらに2時間はここに居られる、うらやましいかきり。桜華は窪川駅の近くにある中華と創作和食の店、昨年お世話になったゲストハウス40010の綾香先生の旦那さんがやっていて綾香さんも手伝っています。ぼくは今回はゲストハウスには泊まれなかったので桜華でランチをして英語の野宿案内と日本語の宿案内を渡す計画でした、風自遊庵のご主人にやっているでしょうかと訊くと、土曜日なら大丈夫と言ってくれました。店に入ると最初はあっという表情はあったのですが何も言われず注文をきかれただけですが、すぐあとで確かめにきてくれました、さすが先生覚えていてくれました。チャーシュー丼もメチャクチャ旨かった、ぼくが食べたチャーシューの中で一番旨かった。無事宿案内も渡すことができ、岩本寺でも奥の院のご朱印をいただくことができました。あとは宿に向かうだけと思ったら大間違い、さっき風自遊庵で教えてもらったばかりのお接待所がこの
先にある。その数百m手前でSHさんと合流、二人でまたコーヒーをいただいてしまうのでした。ここでも30分滞在、宿に着いたのは17時10分になっていました!?橘川接待所のご主人は少し前まで三原村に向かう途中の芳井でお接待をされていた方です。芳井が閉鎖になってこちら移って来られました。