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『猫のユーユー クプリーン短編選』ようやく発刊

2020-11-22 | ロシアなお知らせ
アレクサンドル・クプリーンの短編を集めた翻訳本
『猫のユーユー クプリーン短編選』の見本が届く。



(内容紹介)
大の動物好きで知られた作家が動物たちの心の声に耳を傾けて生みだした猫や犬を主人公にした作品、貧しい子にも恵まれた子にも優しい目を向けて暮らしのひとこまをとらえた短編、メルヘンや生きるものへの愛にあふれた小品を集めました。
20世紀はじめのロシアで社会の片すみに生きるものたちを数多く描いてトルストイやゴーリキイから高く評価され、革命後しばらくパリに亡命したもののロシアへの愛を抱き続けた作家クプリーンのいまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されている文学です。

群像社ライブラリー44
2020年11月28日初版 群像社刊

本にするつもりもなく、サブリナ先生との読書会で読み始めたのは
確か10年くらい前のこと。途中、何度も中断し、2度引っ越し、
ようやくゲラが出たと思ったら、緊急事態宣言のため、また中断。
そんなこんなで、やっと!やっと近日発刊!

表題の『猫のユーユー』は、ロシアの猫好きなら
みんな知ってる、愛らしく微笑ましいお話。
作家がパリ亡命時代に実際に飼っていた愛猫がモデルです。
ユーユーちゃんについては、また改めて…。
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