サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

『勝手に帯広通信』第18号 ガーデンの季節

2014-08-08 | 『勝手に帯広通信』
駅前の温度計が…。まさかの35度。

       ちなみに右は半年前。零下20度。気温差55度!

尋常ならざる暑さが続いていたこの数日間、
北海道なのに沖縄以来の日焼け!北海道なのに熱帯夜!
室内の気温は30度を下回ることがなく、湿度も初の70%越え。
クーラーなどというものは、まだ一部の家庭にしかないらしく、
いま住んでいるところも暖房器具のみ。
でも、これぞ夏!夏はやっぱり暑くなくちゃ!

そして夏の十勝は花づくし!
  
 
電柱や街路樹のまわりの植え込みにまで思い思いの花が植えられ、
春から夏へ、季節の花が切れ目なく咲き継いでいく。

町なかの民家の庭も花づくし。
こちらの家にはへいや垣根がないので、通りからも庭の草花が見え、
まるで町の景色の一部のよう。
そんな個人のガーデンを期間限定で公開するオープンガーデンが、
夏の間、十勝各地で催されている。
そのひとつ、中札内村の「花フェスタ」(8月10日まで)に行ってみた。

中札内の道の駅で「花フェスタ」マップを調達。


道の駅で教えていただいた農家さんへ。


主に奥様おひとりでしつらえていらっしゃるという見事なお庭。
   

温室では花やハーブの苗を育て、販売も。
 

何気なく置かれた寄せ植えも絵になる素敵さ。


この近くには同じく「花フェスタ」に参加している
エゾリス君の宿カンタベリーさんが。

こちらはがらりと趣の異なるワイルドフラワーの園。


木立のなかにコテージが点在。カフェもあります。
このあたり一帯は昔の軽井沢のような瀟洒な雰囲気。

そしてもう一か所、中札内農村休暇村フェーリエンドルフさんの
宿根草や野菜のガーデンを見学させていただく。







花と野菜とハーブのエディブルガーデン!
見て美しく食べておいしい。理想です。

そしてここには動物たちも。

人なつこい看板馬のアルフレッドくん。


白いポニーのミントちゃん。


日陰でおざぶとん状態になっていた羊さん。暑いメェ~。


ここのゲストハウスに宿泊すると、放し飼いの地鶏の卵や
温室の野菜を自由に採って自炊できるのだそう。


あ、猫発見!

お昼時だったので敷地内のレストラン「ミュンヒ・ハウゼン」へ。


  
ドイツの山小屋風店内で、絶品ソーセージと自家製トマトソースのパスタ、
濃厚なカマンベールのソフトクリームなどを堪能。

帰りに再び道の駅に寄り、自動販売機でも買える地鶏の卵と
手作りジャム、そしてクルミ1袋を購入。
  
エゾリスがよく両手にもってカジカジしているのがこのオ二グルミ、
どこで売っているのかと前から気になってました。
買ったはいいけど、どうやって殻を割ろうか思案中。

ついでながら、こちらは同じく中札内にある六花の森

帯広銘菓、六花亭の包み紙に描かれた十勝の花が
四季折々の景観とともに楽しめる観光スポット。


訪ねたのは早2ヵ月前の6月上旬。にもかかわらず30度を超す猛暑で
花を愛でている余裕もなく、炎天下をほうほうのていで移動し、
涼を求めて点在する建物に飛びこむ。

六花亭の包装紙の花柄を描いた画家、坂本直行氏の作品館や
花柄包装紙館などに用いられているこれらの建物は…

なんとクロアチアから移築した古民家なのだそう。
どんな縁があるんだろう?

クロアチアのアーティストの紹介も。


こちらは隣接する六花亭のレストハウス&ショップはまなし。


  
緑を望みながら豚丼のランチセットをいただく。
ショップには、ここでしか買えない六花亭グッズがいっぱい。
花柄をあしらったクリアファイルやボールペン、付箋などなど。


壁を彩るおなじみの包装紙の花柄。

おまけ。こちらは帯広市内の六花亭レストラン。 
  
ボリュームたっぷりの抹茶ケーキ。お皿も可愛い。
お誕生日の人には特典があるので名乗り出ることをおすすめ!

ガーデンめぐりはまだまだ続きますが、今回はここまで。
それより、猛暑から一転して気温20度そこそこの気候に逆戻り!
来週は花火大会と盆踊りがあり、例年そのころにはもう
秋の気配が漂うのだとか。
学校の夏休みも短く、再来週からもう新学期なんですと!
嗚呼、信じられない夏の短さ…。
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