ハバロフスクでリュドミラさんからピロシキのつくり方を教わった。
牛乳に塩、砂糖少々をまぜて寝かせておくと、膜がはるので、
これをドロージ(イースト)代わりにするのだそう。
「そこに卵と小麦粉をまぜるのよ」とリュドミラさん。
「小麦粉の量はどのくらい?」
「……」
分量を尋ねても、明確な回答が得られないのはロシアの常。
経験を重ねて体で覚えろということですね。
生地が発酵したら、台の上で丸く小さくのばしていく。
本日の具は、その1、キャベツとタマネギをいためたもの、
その2、ゆで卵とネギのみじん切りをまぜたもの。
リュドミラさんは慣れた手つきで、はちきれんばかりに具を入れ、
生地のへりをぺたぺたとはりつけていくのだけれど、
日本人はどうしても餃子の癖で、具を少なめにしてしまう。
「ダメダメ!それじゃ生地が多すぎ!」とダメ出しがとぶ。
なるほど、膨らんだ時のことをイメージしながら、
ぐいぐいと具を詰めて、破れたところは適当に補正。
ちょっとブサイクでも、焼きあがってみたらそれなりの仕上がり。
そして何より、焼きたてを屋外で食べる幸せよ。
オーチン・フクースナ!
牛乳に塩、砂糖少々をまぜて寝かせておくと、膜がはるので、
これをドロージ(イースト)代わりにするのだそう。
「そこに卵と小麦粉をまぜるのよ」とリュドミラさん。
「小麦粉の量はどのくらい?」
「……」
分量を尋ねても、明確な回答が得られないのはロシアの常。
経験を重ねて体で覚えろということですね。
生地が発酵したら、台の上で丸く小さくのばしていく。
本日の具は、その1、キャベツとタマネギをいためたもの、
その2、ゆで卵とネギのみじん切りをまぜたもの。
リュドミラさんは慣れた手つきで、はちきれんばかりに具を入れ、
生地のへりをぺたぺたとはりつけていくのだけれど、
日本人はどうしても餃子の癖で、具を少なめにしてしまう。
「ダメダメ!それじゃ生地が多すぎ!」とダメ出しがとぶ。
なるほど、膨らんだ時のことをイメージしながら、
ぐいぐいと具を詰めて、破れたところは適当に補正。
ちょっとブサイクでも、焼きあがってみたらそれなりの仕上がり。
そして何より、焼きたてを屋外で食べる幸せよ。
オーチン・フクースナ!