サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ダーチャ協会訪問裏話

2006-11-01 | ダーチャツアー2006
先のダーチャツアーでは、ハバロフスク・ダーチャ協会を訪問。
事前に質問表を送ってあったので、会長のユーリ・ウスチノフさんが
それに沿って協会の歴史や活動内容、ハバロフスクのダーチャ事情
などなどをよどみなくお話くださり、大変有意義な会合だったのだが、
ちょっと困ったのは、ロシア人の若い通訳さん。
とてもきれいで賢そうなお嬢さんなのだが、
集中力がもたなかったのか、半分も訳してくれない。
例えばこんな感じ……。

会長「ハバロフスクでは22万世帯がダーチャを所有しています。
それぞれの世帯に何人の家族がいるかは把握していませんが、
かなり多くの人がダーチャ暮らしをしているといえましょう」
通訳「ハ~バロフスクでは~、22万、ダーチャもっていま~す」
……は? それだけ? 案の定あとから質問が飛ぶ。
質問「先ほどの22万というのは人数ですか? 世帯ですか?」
会長「……。あの、ですからハバロフスクでは22万世帯がダーチャを
所有しており、それぞれの世帯に何人の家族がいるかは……」

ひゃー! つくづくモスクワのダーチャ取材のときに
ベテラン通訳のアレクサンドルさんにお願いしてよかった!
もしこのお嬢さんレベルだったら、短期集中取材で
本一冊書けるほどの瑣末な情報を収集することなど
できなかったと断言できる。
いやはや、通訳さんの技量に頼るところは大きいのである。
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