自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

骨ストレッチ  4

2017-03-19 05:51:37 | つぶやき


この写真の「手首肩甲骨ストレッチ」は、何度も登場しています。
私は肘を押さえるバージョンの方が好きです。
でも、とにかく<先端を押さえて引っ張る>というのは、
全身の骨が連動して動くのが感じられ、楽に動かせます。

無理矢理、筋トレ感覚で動かすのでなく、
「おぉ、身体は骨で支えられていて、しかも連動して動くんだ!」
という身体感覚が新鮮で気持ち良いので、お勧めです。
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骨ストレッチ  3

2017-03-18 21:30:55 | つぶやき


今までにも基本の骨ストレッチがいくつか紹介されてきましたが、
この写真の「手首スクワット」は初めて見ました。
自分でやってみて、分かり易いし、高齢者にも出来そう。

こういう体操に常にアンテナを立てています。
椅子から立ち上がるとき、大体において、大腿四頭筋をメインに
脚の筋肉を使おうとする方が多いのですが、
手を引っ張ってもらうと楽に立ち上がれます。

え? だって引っ張っているのは自分じゃない!と思いますが、
いえ、右手を左手は別人格化して、骨(コツ)を引っ張ると、
あら不思議! なんだか楽に立ててしまいます。

*****************
ただし、「手首背伸び」の方は、ちょいと難しいです。
高齢になるにつれ、腕が真っ直ぐに伸びなくなり、
伸ばそうとすると、背中が丸まってしまったりして、
なかなか天女のような風情になりません。

この場合、手首を掴んだ方の手は、
掴んだ手首を意図的に胸の前方に引っ張り出して、
伸ばしてから、遠くに円弧を描くように回しながら上げると、
あら不思議!お臍が縦になるくらい、お腹が伸びて、
腕も頭の上方に綺麗に上がってきます。

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骨ストレッチ  2

2017-03-17 07:37:26 | 図書メモ


今日から何回かに分けて、
私にとって重要な事柄をメモしていきます。

ハウツー本は、同じ著者のモノで、似たような内容でも、
読むにつれて自分の身体が変わってきているので、
捉え方も変わります。(バレエと同じ?)

P.52 体幹の力を活かすには、鎖骨もカギを握ってきます。
   骨を意識するほどに体幹がラクに動き出すのです。

著者のお薦めは、
P.53 ①ダブルTで立ち、鎖骨ひねりのポーズをつくる。

   ②鎖骨を意識しながら歩き始める。

さぁ、ここで「ダブルTって何よ??」と思われる読者は
松村氏の著書を直接読んでくださいね。
私自身は、自力整体の矢上先生の研修で勧められて初めて読み、
え~~? へぇ~~・・・と思いながら、
やっと最近「あ、ダブルTで走ってる!」と気づくような、
微妙な身体感覚です。

で、②のように鎖骨をつかんで歩いたり走ったりすると、
うまい具合に体が前傾するので、
無理に筋肉を使わないで重心移動が可能になります。

以下、私が気に入った(=覚えておきたい)言葉です。

P.54 筋肉---目に見える(陽)---身体能力を発揮する母体

   骨 ---目に見えない(陰)---身体感覚を磨く母体
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人生を変える! 骨ストレッチ   松村卓・著 2016/9

2017-03-15 08:03:54 | 図書メモ


今までに何度も取り上げてきた「骨ストレッチ」の最新版です。

内容は、昨日書いたバレエ・レッスンの対局?のような感じ。
ま、私の本業「自力整体」もバレエの敵(?)のような存在ですが。

全編を通じて著者が訴えたいことは(私の個人的な感想ですが)、

P.32 頑張って成し遂げることよりも、
   頑張らなくてもできるコツをつかむほうが、
   目の前の閉塞から抜け出しやすくなるのです。

つまり、歯を食いしばって筋トレを続け、筋肉を育てるよりも、
「動きのコツをつかんで」踏ん張らず、楽に動いた方が
良い結果を得られる、ということ。

自力整体も昔は、そうでした。
脱力して、凝りの原因にアプローチし、自分の体重を使ってほぐす。

今は、
輪っかタオルを使って、解剖学的なターゲットに向かい、
自分の試行錯誤でほぐす。

こういったアプローチに比べれば、
「骨ストレッチ」は、高齢者で、運動未経験者でも、
非常に簡単にコツをつかみ、効果を体験できるので、良いと思います。

こういうことがきっかけで、身体のことに興味を持ち、
治療効果のある自力整体に辿りついて、
自分でケアできるようになるのが最高のプロセスです。





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坐骨を寄せる??

2017-03-14 13:54:26 | 唄と踊り


バレエの先生は不可解な(=実行不可能な)指示を頻繁に発されます。

その一つが「坐骨を寄せて!

骨が簡単に動くわけがないのですが、
その硬い骨を動かすぞ!という強い意志で「強く、骨盤底筋群を締める」

分かり易い言い方をするなら、「ウンチ我慢(おなら我慢)」体勢で、
お尻付近の筋肉を総動員して締め上げる!ということです。

今まで知らなかった、この意識が理解できた瞬間、
「ルルベで立ち上がる」のも回転するのも格段に楽になりました。

「なんで早く言ってくれないのよ!?」と、文句を言いたくなりますが、

   真理は一つ

背中を下げる、
坐骨を寄せる、
肛門を締めあげる、

これらを総動員できれば、真っ直ぐ立つことが出来、回転できます。
先生は生徒の理解力と体力を鑑みながら、少しずつ言われるのですが、

しかし、言うは易く、行うは難し
毎回、直され続け、
少しずつ<出来ることは増える>けれど<休めばすぐに戻ってしまう>

なので<週一のレッスン>は死ぬまで続きそう。
逆に言えば、週一、レッスンに通う気力があれば、
死ぬまで元気・・・・?


  
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西洋美術の会

2017-03-13 05:51:23 | ネットワーキング


シェア奥沢というコミュニティにご縁をいただいて約2年。
http://share-okusawa.jp/
最初は「土とみどりの会」という部会の活動に賛同し、
毎月第一土曜日の会議に出て、景観保全などについて話し合ってきました。

そのうち、ここで行われている<西洋美術の会(毎月第二日曜日)>と
<オペラの会(毎月第三日曜日)>に気付き、参加するようになりました。

私は声楽を習っていて、時々オペラ・アリアにも挑戦しますから、
オペラはまぁまぁ好きです。
でも、美術は・・・・殆どその良さを理解していませんでした。

ところが、<西洋美術の会>に出て、素晴らしい解説を聞くうち、
だんだん興味がわいてきて、「絵と対話する」感じが分かってきました。
キリスト教絵画の常識や神話を知らず、西洋の歴史にも疎いので、
まだまだですが、それらを解説していただくと、「なぁるほど!」と
感心して眺められるようになってきたのです。

先月2/12はたまたま、スペインのプラド美術館特集でした。
「自力整体」でご縁がついたE子さん(バルセロナ在住)を訪ねて
3月末にスペインに行く予定なので、
たくさんの見どころを教えていただき、これから実物を見ると思うと、
ワクワクしてきます。

良き師匠との出会いに、本当に感謝しています。
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クルトン体操 ~股関節を柔らかくする~

2017-03-12 08:57:12 | 健康法


先日、テレビで面白い体操を紹介していました。
表題の「クルトン体操」です。
もちろん、スープに浮かべるクルトンではなく、

大腿部をクルクル回転(?)させ、トントンと衝撃を与える>体操です。

方法は、
①脚を伸ばして座り、片膝の下に丸めたタオルを置く

②太腿(膝に近い部分)を両手で持ち、かかとを支点にしてクルクルと回す
   <その際、足を股関節から引っ張り出すようにして、10回動かす>

③その脚の膝をトントンと床に打ち付ける(10回)
  <手で持ち上げる力が無い人は、タオルを使っても良い>

クルクル&トントンを10回ずつ、3セット
  <脚の力を抜いて、手の力だけで行う

•股関節が特に硬い場合は、お尻の下や背中に
  丸めたタオルやクッションなどを置くと楽にできる

この体操の効果は、
<1>今まで硬くなっていた筋肉がほどけて柔らかく伸びる(←見た目)。

<2>硬くなっていた筋肉に刺激を与え、本来の柔軟性を取り戻せる。

*やる回数は、一日に一回、3セットで十分だそうです。

*****************
上記TV番組は「健康カプセル!ゲンキの時間」(日曜朝7:00~ CBCテレビ)
見ていて楽しいし、結構真面目な内容で、説得力があると思います。
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生き心地の良い町 10

2017-03-11 06:09:26 | 推薦図書


p.173 生きていくのがつらい、生きづらさの嵩じた先に
   自殺があるとすれば、自殺の少ない社会は、
   「生き心地の良い」社会であると言える。

   自殺対策とはすなわち、
   人間にとって生き心地の良い世界をどう造り上げるかという、
   試行錯誤そのものである。

   
p.174 「いかにして自殺を減らすか」という命題には、
   頭を抱えてしまう人もいるかもしれないが、
   「どのような世界で生きたいか」という問いかけに対しては
   自分なりの答えを必ず出せるはずである。


そして、次の命題に進みます。


p.167 第五章 明日から何ができるか

この第五章には、示唆に富んだ提案や、著者の結論が出ていますが、
それはご自分で読んで、何かを感じ取ってください。

私自身は、既に<健康運動>というライフワークを選びとり、
出来る限りの勉強と実践を重ねています。
博士になる方々ほどの明晰さはなく、趣味と両立のワークライフバランスです。

でも、やらないよりは、やった方が良い。
やらないと申し訳ない。誰に?
ここでオードリーヘップバーンの言葉を思い出します。

「私たちには2本の腕があり、
1本は自分のために、もう1本は社会のために使うように出来ている」

確か、こんな内容だったと思います。
これを忘れないように、やれることを着実に進め、
少しでも<住み心地の良い町>つくりに貢献できたら、と思います。
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生き心地の良い町 9

2017-03-10 06:04:24 | 推薦図書


P.128 海部町の人々は、人間の「性」とか「業」をよく知る人々である。

人間、誰でも若いうちから「全て立派」でいられる筈がないです。
私なんて、今思うと「赤面のいたり」のことだらけ。
社会に出て、色々な人から指摘されて、反省して、努力して、、、
やっとのことで一人前になっていく・・・・のが常でしょう。

でも、「一度の過ち」を許さない人たち、風土、慣習・・・・
そういうところに身を置くと、生きていくのは大変そう。


P.114 一度目はこらえたれ

  P.116 周囲に迷惑をかけて当人に対し、
   「一度目は許す」ことによって汚名返上の余地を残し、
   やり直しのチャンスを与えた点にこそ注目すべきではないか。

   ひとりの人間の長い人生において、
   一時の行為だけで判断を下し、
   評価を固めてしまうことを避けようとする意識のあらわれ・・・


   「一度目は許す」という理念を共有するコミュニティの
   対極にあると思われるのが、
   ひとたび好ましからぬ評価を受けたが最後、
   「孫子の代まで」ついて回るという恐怖心を洗剤させている
   コミュニティである。

   社会学の世界では、集団が個人にネガティブな評価を与え、
   それを固着させる状態を「スティグマ(烙印)」と呼ぶ。

   スティグマに関する研究には国の内外に厚い蓄積があるが、
   ほぼ確立した結論として、
   スティグマが人間心理にあたえる悪影響を指摘している。


感覚的には知っていた事柄でも、こういった文章を読むと、
「な~るほどねぇ」と納得です。


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生き心地の良い町 8

2017-03-09 21:29:31 | 推薦図書


P.83 自殺予防因子ーその五

   ゆるやかにつながる
   •人間関係が固定していない
   •歴史を知らないと何も始まらない

P.87に海部町の成り立ちと歴史の説明があります。
 
   海部町には山林と言う資源に加えて、
   山上からふもとまで丸太を運搬するための大きな河川があり、
   さらには大型の船が着岸できるだけの築港が整備されていた。

   短期間に大勢の働き手が必要となった海部町には、
   一攫千金を狙っての労働者や職人、商人などが流れ込み、
   やがて居を定めていく。

P.88 (中略)海部町は多くの移住者によって発展してきた、
   いわば地縁血縁の薄いコミュニティだったのである。


   (中略)多くの移住者は裸一貫で、
   単独あるいは家族だけを伴って入ってきたと考えられている。

P.89 (中略)短期間にてんでに集まっ


   (中略)町の黎明期には身内もよそ者もない。
   異質なものをその都度排除していたのではコミュニティは
   成立しなかったわけだし、移住者たちは皆一斉に
   ゼロからのスタートを切るわけであるから出自や家柄がどうのと
   言ってみたところでとりあってももらえなかっただろう。

P.90 その人の問題解決能力や人柄など、
   本質を見極め評価してつきあうという態度を身に着けたのも
   この町の成り立ちが大いに関係していると思われる。
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