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P.57 自殺予防因子ーその三
どうせ自分なんて、と考えない
•主体的に社会にかかわる
P.61 「自分のような者に政府を動かす力なない、と思いますか」
という質問に対する、海部町と自殺多発地域A町の解答は、
(中略)海部町では、主体的に政治に参画する人が多いという印象がある。
自分たちが暮らす世界を自分たちの手によって良くしようという、
基本姿勢があるように感じられる。
その分、行政に対する注文も多く(後略)
P.62 首長選挙が盛んであり、地方の小規模な町村には珍しく、
海部町には長期政権の歴史がない。
健全な民主主義が根付いているといえる。
P.63 世の中で起きるさまざまな出来事に対し
回答者がどれだけの影響力や行動力を持っていると感じているか、
その度合い(感覚)を、心理学の分野では「自己効力感」と呼ぶそうです。
P.63 人間が行動する際の意欲や動機づけに大きく作用する感覚(中略)
ストレス対処能力にも関連がある
近隣のA町は、「お上頼み」の傾向が非常に強い。
その気持ちが強いほど政府に対する無力感が増す・・・・
この辺に、A町と海部町の<自殺率の有意差>の理由が見えています。