4月になったら小旅行をしようと、旅行会社に予約を入れた旅がありました。
それが事情ができていけないことになり、やむなくキャンセルをすることに。
旅行会社のネットシステムは非常に親切で、キャンセルもワンボタンでOK。
「よろしいですか?」の確認ボタンを押すことでキャンセルは完了、今週ならまだキャンセル料もかからないとのことでした。
ところがここで気になったのはキャンセル料のこと。
代金は全額を事前にクレジットカードで支払っていたのですが、先日のカード不正利用事件のためにこのときに支払った番号のカードは既にありません。
(あれ?そうなるとちゃんとカード会社の僕の口座に返金になるのか?)
以前の口座でやり取りをする新しいカードはすでに届いていますが、もちろん支払った時のカード番号ではありません。
まさか代金が宙に浮くようなことはないとは思いますが、この場合はどうなるのでしょう。
さっそくまずは旅行会社に問い合わせてみました。
お客様ご相談室のオペレーターに電話をかけて状況と名前と予約番号を告げると、「確認が取れました。お客様のキャンセルも確認できましたが、キャンセルを受けたその日付ですでにカード会社の方に変換の手続きを行っています。今後はカード会社様の方にお問い合わせを願います」とのこと。
むむむ、今度はカード会社の方に問い合わせなくてはなりません。
◆
まずは電話でやり取りする前にチャットで問い合わせるところがあったので、そこに打ち込んでみました。
初めは「それは旅行会社にお尋ねください」と返してきたので、「旅行会社からは返金手続きが済んでいるのでここから先はカード会社に問い合わせてください、と言われました」
「それはどんなやりとりですか?…」というややイライラするやり取りののちに、ようやくオペレーターの電話番号を教えてもらって、そこに電話を掛けました。
いざ電話をしてみたところ、こちらはこちらで様々な相談事があるようで、用事の種類によっていくつもの枝番号に振り分けようとしています。
「新規のお申し込みの場合は1を…、××の場合は2を…」とまあ聞いていると延々と場合分けが続き、9番目までの場合がありました。
一通り聞きましたが、自分のようなキャンセル返金のカードがない、という案件にぴったりのところがどこかがよくわかりません。
それらしいところの番号を適当に押してみると、次に「お客様のカード番号を入力し最後に#を押してください」ときました。
(前のカードはないので…、口座が同じ今のカードでいいのか…?)
次には「お客様の生年月日を八桁で入力し最後に#を…」とまあ、まだまだ受ける前の前さばきが続きます。
ひいひい言いながらようやく女性のオペレーターさんに繋がりました。(助かった…)
◆
ここで改めて事情を伝えて、本人確認を行って、2月に予約をした旅行の契約のやり取りも確認できました。
「…というわけで、そのときに支払ったクレジットカードはもうないわけで、正しく私の元に返金がなされるかどうかを確認したかったのですが…」
そういうと女性のオペレーターは「ご安心ください」と言います。
「私どものカード会社では、不正利用などによるカードの停止・変更や、キャンセルなどは日常茶飯事で慣れております。お客様のような状況での代金の返還案件につきましては、カード番号だけではなく、生年月日や電話番号などいくつもの周辺情報でご本人様確認を行って、確実に返金がなされますのでご安心くださいませ」
驚くほどに「返金については確実に行われるので安心してください」と断言されました。
「そ、そうですか」
打ち返しの速さと的確さにおもわず声が詰まります。
先方はさらに「代金は一度今月分がお口座から引かれることになりますが、翌月に同額が戻る形になりますのでその点はご了承願います」と言い、こちらの懸念は吹き飛びました。
なるほど、言われるように今回の私の案件のような事態は数多い利用者を抱えているカード会社にすれば日常茶飯事なのでしょう。
当然それなりの対応にもしっかりしたルールやマニュアルがあってそれに沿った形での対応がなされるに違いありません。
それならば「よくある質問」に載せてもらいたいくらいですが、さすがにそこまで頻度は高くないか。
カード変更の後始末の余波がまだ続いているようなことでしたが、これもまた良い勉強になりました。
人間、なんでも経験だ。
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