北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

チカのフライと鉄なべの話

2016-02-21 23:46:45 | Weblog

 先日行った飲み屋さんで、美味しいタチの天ぷらを食べた時に、「家ではこんな風にからりと揚がらないんですよね」と言うと、「やっぱり新しい油を使わないとコシが出ないというか、べちゃっとしてしまいますね。ウチの場合はさらに知り合いがお勧めのちょっと高い油を使っているので美味しいと思いますよ」と返ってきました。

(そういえば先日釣ったチカを冷凍にしてあったなあ)というのを思い出して、今夜のメインはチカのフライ。

 保存してあったのを解凍したら12匹分もありましたが、軽くペロリと行けました。

 チカは釣り上げた時は独特の匂いがちょっとだけしますが、解凍してすぐにフライにしてしまったら全く匂いは感じられなくて、淡白で美味しい料理に早変わりです。

 
 この週末は、酢豚、マーボー豆腐、野菜炒め、フライと、長く愛用している鉄製中華鍋を何度も使った料理をしていました。
 便利なので単身生活には欠かせない相棒です。。


 ところで、鉄鍋といえば、ちょっと驚きのニュースがネットにありました。「手軽な惣菜になるひじきには実は鉄分がほとんど含まれていないということが分かった」というものです。
 

【実は『ひじき』にはほとんど鉄分がなかった!】
 http://netgeek.biz/archives/63156

 この記事によると、これまで鉄分を多く含む食品と言われていた『ひじき』ですが、文部科学省が5年ぶりに「日本食品標準成分表」を改訂して発表したところ、その鉄分が大幅に減少していることが発覚したというのです。

 五年前の2010年の「日本食品標準成分表」には、ひじきの鉄分量は100g当たり55mgと記載されていたのですが、じつはその鉄分は、ひじきを鉄の鍋で煮ていたために検出されていたらしく、今日ではステンレス製の鍋で煮て作る場合には鉄分は0.3mgしか含まれていないのだそう。

 調理方法でも、鉄釜で煮たものを油いためにすると、含有量は100g中2.9mgにしかならないのだそうで、ちょっとショックです。


 せめて自宅で調理する時くらい、愛用の中華鍋で作って鉄分を溶かし出してやりたくなりますね。

 健康の一丁目一番地は良質の食事です。単身生活の方は特に留意してくださいね。

 

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