北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

住民と女子大生がはじめたまちづくり

2009-04-13 23:44:27 | Weblog
 ときどき参加するまちづくり勉強会。

 今日は「住民と女子大生が始めたまちづくり」というタイトルに惹かれて参加をしてきました。じょ、女子大生!?というわけですが、説明をしてくださったのはそのリーダーたるコンサルタントのおじさんでした、期待した自分が恥ずかしい…(笑)

 今日の話題の女子大生が始めたというのは、小田急線沿線の「読売ランド前駅」周辺でのまちづくりの話題です。

 

 実は読売ランド前駅にはすぐ近くに日本女子大のキャンパスがあって、今日ご説明をしてくれたAさんが大学や地域に声を掛けてランド駅周辺でのまちづくりを始めたとのこと。

 商店会の人たちも、当座は何とか商売が続けられそうなのですが、未来に対して不安があるということで、この活動を暖かい目で見守ってくれているそうです。

 具体的な活動としては、わずか100軒ほどの商店会で、日本女子大生、地元商店、地元住民のコラボレーションによって「地元ブランド商品」を作りそれを配ってみるといったことを始めたそうで、その作品の一つである「ミス・チェリー」というお菓子が「2008かわさき名産品」に選ばれ、ついで「2009全国推奨観光土産品」として認定されたのだとか。なかなかのものです。

 

 この女子大生によるまちづくり活動は今3年目に入ったところだそうですが、活動の中心は1、2年生で、3年生になるともう就職活動などで離れて行くとか。

 それでも自らが参加した活動レポートを欲しい、と言う女子学生がいるので、何に使うのかと思いきや、就職活動での自己PRに使いたいというのだとか。しっかりしてますねえ。

 女子大生の感性と行動力は、男性のものとはひと味違うまちづくりにつながるかも知れません。

    ※    ※    ※    ※

 その後の意見交換で、「ドトール効果」という単語が登場して、その場にいた一同が「そうだ、その通り」と膝を叩く一幕がありました。

 ドトールとはもちろんコーヒー販売のチェーン店のことですが、「ドトール効果」とは、駅前のドトールが、地域のリタイア層の人たちにとってちょっとこぎれいな格好をしてコーヒーを飲みながら新聞を読んだり仲間と世間話をするたまり場になっている、ということを言うのだそう。

 これが「スタ○」じゃちょっと値段が高くて、「マクド○ルド」では客層が若者に偏るのだとか。

「ドトールの値段とコーヒーの旨さが良いらしいですよ」と言うと、何人もが「私の家の近くの駅前もそうですよ!」と納得していました。

 どうやらそのニーズは明らかに地域の高齢化がベースになっているようです。

 皆さんの近くのドトールはいかがでしょうか。
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