北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

まちナビのニセコ地区視察

2006-10-17 23:17:14 | Weblog
 朝方はどしゃ降りで夕方には晴れ、そして夜には再び小雨。秋の天気は変わりやすいとはいえ、どうなっているんだか。

【まちめぐりナビのニセコ視察】
 昨日に続き、まちめぐりナビのプロジェクトで、外国人ツアーの受け入れを行っている現地の状況を視察するためにニセコ地区を訪問しました。

 お天気は朝からどしゃ降りでしたが、中山峠へ向かうに従って少しずつ好転してゆき、きれいな紅葉や黄葉が見られる期待も膨らみます。

 途中で景観の良いところに設置されたビュー・ポイント・パークと呼ばれる写真を撮るのに良い駐車スペースなどに立ち寄るのですが、そこへはマップコードを入力してたどり着けるかどうかをチェックします。
 結果は誤差約100m。もう少しチェックが必要なようです。

 最新のトヨタ純正ナビでは音声を英語が選択出来ます。もっとも画面表記が日本語なのが残念。これさえできれば良いのですがね。

 ニセコでは地域の情報を毎日提供してくれているペンションのオーナーであるAさんご夫妻にお会いしました。シーニックバイウェイの活動を通じて私は既に存じ上げていたのですが、ご無沙汰をしておりました。

 このAさんは若い頃ホテルマンとして海外で生活をしていた経験があって、英語にも堪能です。このニセコには23年前に移り住んでペンションを経営しているのですが、特に英語でのニセコ情報発信ということに心を砕いて、ご自身でスポンサーを集めて全編英語の案内を作っておられるのです。

 そしてこのAさんご夫妻が今回は我々のプロジェクトに協力をしてくださって、日々のニセコ周辺の情報を携帯やパソコンで送り届けてくれるのです。

 ところでこの周辺情報では、位置情報も一緒に伝えようと言う試みをしています。つまり「このあたりの紅葉がきれいでしたよ」という情報を提供しても、同じところへゆくにはピンポイントでの位置情報も提供しなくては行けません。

 そこで役に立つのではないか、というのがカーナビのマップコードで、見所情報の後ろに9桁の数字も書き並べたメールを受け取れば、そこへたどり着けるというものです。

 この試みの難点は、ピンポイントの位置情報のマップコードをその場に立って調べなくてはならないと言うことです。

 そのためご夫妻では3日かけてナビ付きレンタカーを借りて、自分たちの住んでいる地域情報と位置情報を集められたそうです。

「本当に地域の位置情報を集めるのは大変でした。こういう調査をやったことで初めて行った施設も多かったのですよ。やはり知らないことは多いものですねえ。夫婦でレンタカーで行くものだから、施設のおじさんも道外客だと思って実に親切に施設の説明をしてくれましたよ」とAさんは笑います。

 一方実際に文章を書いて情報をこのプロジェクト事務局に提供してくださっている奥様は「ペンションの仕事が忙しくなると、情報提供がついおろそかになってしまいます。手が回らなくなるんですね。毎日は大変ですね。やはり専門に情報を集める人がいるといいなあ、と思いました」と情報を集めることの大変さを語ってくださいます。

「情報を送るツールも携帯だとなにか視野が狭くなるような気がします。パソコンのキーボードに慣れているからかもしれませんがね」とも。

 とりあえず今回の実験は11月上旬までの間でお願いをしていますが、ご協力をよろしくお願いします。

 今度はプライベートで来ます。お願いばかりではなく儲けてもらわなくてはね。

    *   *   *   * 

 今日のニセコ地区では羊蹄山の頂上付近の雲が最後まで取れませんでした。残念。  

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