北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

大学という空間はインスピレーションが湧くものだ

2022-03-24 22:11:18 | Weblog

 まちづくりに関する意見交換会をしましょう、ということで30歳も年下の若手研究者とお話をすることになりました。

「場所はどこにしましょうか」というので、(アカデミックな話をするならやっぱり大学だろうな)と考えて、北大の中にある"カフェdeごはん"というカフェで待ち合わせることにしました。

 待ち合わせ時間の少し早めに現地に向かうと、正門のところに着物姿の若い女性やスーツ姿の若者たちがたむろして写真を撮っています。

(ああ、今日は北大の卒業式だったのか)と初めて今日の北大のイベントに気がつきました。

 卒業式は正式には学士学位授与式というのですが、コロナのまん延防止措置が解除になった今年は、希望する卒業生全員が参加できたそうです。

 なにかと気づまりなここ2年ほどでしたが、広い世界に羽ばたいて活躍してくれることを祈ります。


      ◆


 待ち合わせの"カフェdeごはん"は、北大の正門入ってすぐ左にある北大インフォメーションセンターのなかにある飲食施設。

 オリジナリティあるスイーツメニューがあって、北大観光の際にはちょっとしたポイントになっているようです。

 今日は卒業式という事で混雑していることが心配だったのですがそれほどのこともなくて楽しい意見交換ができました。

 卒業した高校にOBとして招かれて、高校生との対話で仕事の中身の紹介をしたりしているとのこと。

 学生たちに早くから世の中の職業や仕事について関心を持ってもらうことは意義深く、貴重な取り組みと感心しました。

 それにしても、やはり少々アカデミックな意見交換には大学の空間というのは最適です。

 市中のホテルのカフェで話しているのと、木々や年数を重ねた建物に囲まれた空間で話をしているのとでは、湧いてくるインスピレーションも違ってくるような気がします。

 となりで話されている会話でさえハイレベルな話題に聞こえてしまいます。

 こんな大学の空間が、そして素敵なカフェが札幌のまちなかにしっかりと残されていることに感謝です。

 

 

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