北海道観光マスター検定を受けました。
商工会議所の方と話をしていて、勢いで受けることになってしまったものですが、一応テキストも買って一度は通読をしておきましたが、さてどうなりますか。
釧路の会場は商工会議所の入っている道東経済センタービル。今回の受験者は約40名ほどですが、第6回ともなると少し減ってきているのでしょうか。
さて、北海道観光マスター検定は(社)北海道商工会議所連合会と各地の商工会議所の主催。
その目的は、「本道の観光事業をさらに推進していくために…全道各地域の皆さんが、その地域の観光知識のみならず、北海道全体に関する幅広い知識を持って、本道を訪れる観光客の皆様を温かくもてなす心を持った人材の育成が求められており…、こうした知識の習得、スキルの向上に資するとともに、道民一人一人の観光振興への意識とホスピタリティーの向上を図ること」とされています。
ホスピタリティ向上とは言いながら、まずは道内の観光知識を問うということでしょう。
問題は全部で50問で100点満点。合格ラインは7割とのことですが、問題を開いてびっくり、四択の問いの穴埋めが二カ所あって両方正解で初めて点数になる完全回答の問題が結構多いのです。
例えばこんな感じ。
【第2問】次の文章の空欄に当てはまる語句を選択肢から選び、その記号を記入しなさい。
北海道の鳥である( ① )は1964(昭和39)年に、北海道の木である( ② )は1966(昭和41)年に、いずれも道民の投票によって選定された。
① ア タンチョウ イ エトピリカ ウ オロロン鳥 エ オジロワシ
② ア カラマツ イ シラカバ ウ エゾマツ エ トドマツ
【第17問】次の文章の空欄に当てはまる語句を選択肢から選び、その記号を記入しなさい。
函館空港から車で5分という立地の( ① )温泉は、現在36本の源泉を有している。( ① )温泉の近くには日本最初の女子修道院である( ② )修道院がある。
① ア 湯の川 イ 恵山 ウ 上の湯 エ 大船
② ア トラピスト イ ミネルヴァ ウ トラピスチヌ エ ハリストス
分かっていればなんと言うこともありませんが、一度「あれ?どっちだっけ?」と迷い始めると混乱してきます。まあそもそもしっかりと覚えていなければすんなりと答えには達しないのですが。
市町村合併のために観光対象のある自治体の名前に混乱を来すということもありそうです。
【第20問】次の市町村と観光対象との組み合わせで正しい者を選び、その記号を記入しなさい。
ア 福山城ー木古内町 イ 恵山つつじ公園ー函館市
ウ トラピスト修道院ー七飯町 エ 青函トンネル記念館ー知内町
観光対象を問う問題では、わりと全道をまんべんなく網羅しているようです。
設問は基本的にテキストブックの中に書かれている文章を題材として出すということになっているようなので、一字一句を理解しながら読んでいれば確かに答えはテキストに書かれています。
しかしながら小さな町にある観光施設を問われると、どこだったか自分の記憶が曖昧だったということに改めて気づきます。
回答はしたものの、自己採点の結果は合格ラインのギリギリで不安です。
まあでもこういう地元イベントは参加して楽しむことが大切ですからね。まずは北海道観光のベースを学ぶ良いきっかけになったと前向きに受け止めておきましょう。
次回はいかがですか?