デフレのために給料が上がらない、あるいは減らされているという方も多いと思います。
こんなときこそ、職場だけに頼らずに自ら稼げる能力を身につけておきたいものです。企業のなかにもアルバイトを認めるところが出始めているのだとか。
公務員には失業保険がありません。失業するという前提にないからですが、同時に職務以外の能力を磨いてくれるような職業訓練もありません。
給料が減るけどアルバイトを認めるというような制度があったらどうなるでしょう?
---------- 【ここから引用】 ----------
ネット副業で月10万稼ぐ! 節約と副業で生活を支える【1】
プレジデント 2009年6.29号
「売却益はありませんが、配当収入は得ています。そのほか、セミナーの講師や取材謝礼などで稼いでいます」
ライター 大山弘子=文 向井 渉=撮影(パソコン)、的野弘路・熊谷武二・山口典利=撮影(人物)
http://president.jp.reuters.com/article/2010/01/16/E7DE5B5E-FA7C-11DE-B6CB-6C213F99CD51.php
ここへきて、不況で労働時間が短縮され賃金が減った分を補えるよう、大手の製造業を中心に副業を認める企業が増えている。転職サイト「DODA」が、ホワイトカラー系の正社員を対象に行った調査によると、30.8%の人が「副業をしたことがある」と回答している。ちなみに2007年の調査では、副業経験のある人は17.1%で、2年で2倍近くに増えている。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の深野康彦さんは「今後は副業が当たり前になる」と強調する。
「今夏のボーナス支給額は、前年比二桁減とも報道されていますが、不況の影響が実感を伴ってくるのは、これから。1990年代バブルの崩壊後、何度も不況を経験し、節約はしつくされた感もある。今後は、節約と副業の両輪で生活を支えざるをえないでしょう」(深野さん)
今年になって東芝、富士通、日産自動車などのメーカーも、社員の副業を容認する動きが出てきた。
東芝は、現在半導体の製造工場に勤務する1万7000人の社員を中心に、副業を認めているが「副業に対して、申請の義務はない。社員が何人副業しているかは把握していない」(東芝広報部)。逆に日産は、副業には申請が必要だが、「今まで申請した社員はゼロ」(日産広報部)という。
深野さんは、副業が成功するかは「いかにプライドを捨てられるかだ」と指摘する。
「FPの世界もこの不況でキビシイ状況です。私自身、食事に行ったときに、『もっとヒマになったらウエーターのバイトでもしようか』と言っています(笑)」
前述の調査でも、29.6%の人が稼いだお金の使い道を「生活費」にと答えている。1カ月あたりの副業収入は「1万~3万円未満」が36.0%でもっとも多く、「9万円以上」稼ぐ人は9.7%。その一方で13.4%の人が「1万円未満」しか稼げていない。副業の現状は想像以上に厳しい。
では、副業に成功する人と失敗する人の差はどこからくるのか。今や手軽にできる副業といえば、インターネットを利用したビジネスだろう。建設会社勤務のサスケさん(ハンドルネーム・31歳)は、ネットオークションやアフィリエイトなどで月50万円の収入を得ている。きっかけは「1万円で買った福袋が気に入らず、ネットのオークションに出したら1万7000円で売れた」ことだ。
「建設業は超不況業種で、会社がずっとあるとも限らない。それでネットで生活費を補填できたら……と思いました」
始めた当初は、それほど稼げたわけではないが、どうしたら稼げるのかと考えた。その秘訣は「儲けている人のブログを片っ端から読んで勉強した」という。
品物の包装をキチンとするとか、注文を受けたらできるだけ早く出荷するなど、基本的なことをバカにしないのがコツ。
「オークションでは、高い評価を得ていくと、信頼度も高まる。信頼度が高まれば高まるほど、僕から買いたいと思う人も増える。アフィリエイトでも同じです。2年前に始めた頃は、帰宅後ずっとパソコンに向かっていましたが、コツを掴んだ今は、1日2~3時間程度です」
※ ※ ※ ※
一般企業に勤務する香村篤史さん(38歳)は、趣味が副業につながった例だ。新興国株への投資と、自身が運営する投資ブログ「イスラム株の世界」を基にした新興国株投資セミナーの講師など。そもそも副業を始めたきっかけは「英語を勉強したいと思った」ことだ。
「インターネット上の情報は英語が中心で、より多くの情報に触れるには英語力が必要だった。ダラダラ勉強しても身につかない。それで、なけなしのお金を外国企業に投資すれば、情報収集のために否が応でも勉強するだろうと考えた」
自身が集めた投資情報を、あるブログで紹介したところたちまち人気を集め、メディアでも注目される存在となった。
「長期投資が前提なので売却益はありませんが、配当収入は得ています。そのほか、セミナーの講師や取材謝礼などで稼いでいます」
また、思わぬ展開もあった。イランやイラクの投資情報や、スーダン最大のコングロマリットであるダルグループのリアルな情報を得るべく、米国のコミュニティサイトに「イスラムの文化、経済、スーダンのダルグループに興味を持っている」と書き込みをした。すると、スーダンの首都に日本料理店を開く計画をしていたダルグループ会長や、イラン、イラクの銀行マンなどと知り合いになることができたのだ。
「以前は投資でお金を得ることが目的でしたが、今は勉強や人脈を広げることが楽しい。副業は自分の世界を広げるための自己投資という感じです」
※すべて雑誌掲載当時
---------- 【引用ここまで】 ----------
ある分野を真剣に学ぼうと思ったら真面目に投資をする、自分のお金を使ってみるというのは効果的です。
もちろん習い事にお金を掛けるという投資の仕方もありますが、成果を見えやすくするのがコツでしょう。
「もっと金融について学ぼう」と思ったら株を買ってみたり投資信託をやってみて、机上の空論で練習するよりも、値段が下がっては泣き上がっては喜ぶというのは身体体験の問題です。嬉しくなれば脳の中にドーパミンがどっと出て快感をますことでしょう。
もっとも、パチンコがなかなか止められないという理由も玉が出た時の快感が忘れられないからということのようなので、パチンコに投資をして副業にしようというのは止した方がよいようです。
投資をしたつもりが、情報の方が価値を招き思わぬセレンディピティを呼ぶこともあるようで、とにかく何か仕掛け続けて自分ならではのオリジナリティを強みにすればそれを売りにすることもできるのでしょう。
副業を奨励すると言うよりは、自分なりの価値を高めるためには目標を持って行動すべきと言うことですね。
こんなときこそ、職場だけに頼らずに自ら稼げる能力を身につけておきたいものです。企業のなかにもアルバイトを認めるところが出始めているのだとか。
公務員には失業保険がありません。失業するという前提にないからですが、同時に職務以外の能力を磨いてくれるような職業訓練もありません。
給料が減るけどアルバイトを認めるというような制度があったらどうなるでしょう?
---------- 【ここから引用】 ----------
ネット副業で月10万稼ぐ! 節約と副業で生活を支える【1】
プレジデント 2009年6.29号
「売却益はありませんが、配当収入は得ています。そのほか、セミナーの講師や取材謝礼などで稼いでいます」
ライター 大山弘子=文 向井 渉=撮影(パソコン)、的野弘路・熊谷武二・山口典利=撮影(人物)
http://president.jp.reuters.com/article/2010/01/16/E7DE5B5E-FA7C-11DE-B6CB-6C213F99CD51.php
ここへきて、不況で労働時間が短縮され賃金が減った分を補えるよう、大手の製造業を中心に副業を認める企業が増えている。転職サイト「DODA」が、ホワイトカラー系の正社員を対象に行った調査によると、30.8%の人が「副業をしたことがある」と回答している。ちなみに2007年の調査では、副業経験のある人は17.1%で、2年で2倍近くに増えている。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の深野康彦さんは「今後は副業が当たり前になる」と強調する。
「今夏のボーナス支給額は、前年比二桁減とも報道されていますが、不況の影響が実感を伴ってくるのは、これから。1990年代バブルの崩壊後、何度も不況を経験し、節約はしつくされた感もある。今後は、節約と副業の両輪で生活を支えざるをえないでしょう」(深野さん)
今年になって東芝、富士通、日産自動車などのメーカーも、社員の副業を容認する動きが出てきた。
東芝は、現在半導体の製造工場に勤務する1万7000人の社員を中心に、副業を認めているが「副業に対して、申請の義務はない。社員が何人副業しているかは把握していない」(東芝広報部)。逆に日産は、副業には申請が必要だが、「今まで申請した社員はゼロ」(日産広報部)という。
深野さんは、副業が成功するかは「いかにプライドを捨てられるかだ」と指摘する。
「FPの世界もこの不況でキビシイ状況です。私自身、食事に行ったときに、『もっとヒマになったらウエーターのバイトでもしようか』と言っています(笑)」
前述の調査でも、29.6%の人が稼いだお金の使い道を「生活費」にと答えている。1カ月あたりの副業収入は「1万~3万円未満」が36.0%でもっとも多く、「9万円以上」稼ぐ人は9.7%。その一方で13.4%の人が「1万円未満」しか稼げていない。副業の現状は想像以上に厳しい。
では、副業に成功する人と失敗する人の差はどこからくるのか。今や手軽にできる副業といえば、インターネットを利用したビジネスだろう。建設会社勤務のサスケさん(ハンドルネーム・31歳)は、ネットオークションやアフィリエイトなどで月50万円の収入を得ている。きっかけは「1万円で買った福袋が気に入らず、ネットのオークションに出したら1万7000円で売れた」ことだ。
「建設業は超不況業種で、会社がずっとあるとも限らない。それでネットで生活費を補填できたら……と思いました」
始めた当初は、それほど稼げたわけではないが、どうしたら稼げるのかと考えた。その秘訣は「儲けている人のブログを片っ端から読んで勉強した」という。
品物の包装をキチンとするとか、注文を受けたらできるだけ早く出荷するなど、基本的なことをバカにしないのがコツ。
「オークションでは、高い評価を得ていくと、信頼度も高まる。信頼度が高まれば高まるほど、僕から買いたいと思う人も増える。アフィリエイトでも同じです。2年前に始めた頃は、帰宅後ずっとパソコンに向かっていましたが、コツを掴んだ今は、1日2~3時間程度です」
※ ※ ※ ※
一般企業に勤務する香村篤史さん(38歳)は、趣味が副業につながった例だ。新興国株への投資と、自身が運営する投資ブログ「イスラム株の世界」を基にした新興国株投資セミナーの講師など。そもそも副業を始めたきっかけは「英語を勉強したいと思った」ことだ。
「インターネット上の情報は英語が中心で、より多くの情報に触れるには英語力が必要だった。ダラダラ勉強しても身につかない。それで、なけなしのお金を外国企業に投資すれば、情報収集のために否が応でも勉強するだろうと考えた」
自身が集めた投資情報を、あるブログで紹介したところたちまち人気を集め、メディアでも注目される存在となった。
「長期投資が前提なので売却益はありませんが、配当収入は得ています。そのほか、セミナーの講師や取材謝礼などで稼いでいます」
また、思わぬ展開もあった。イランやイラクの投資情報や、スーダン最大のコングロマリットであるダルグループのリアルな情報を得るべく、米国のコミュニティサイトに「イスラムの文化、経済、スーダンのダルグループに興味を持っている」と書き込みをした。すると、スーダンの首都に日本料理店を開く計画をしていたダルグループ会長や、イラン、イラクの銀行マンなどと知り合いになることができたのだ。
「以前は投資でお金を得ることが目的でしたが、今は勉強や人脈を広げることが楽しい。副業は自分の世界を広げるための自己投資という感じです」
※すべて雑誌掲載当時
---------- 【引用ここまで】 ----------
ある分野を真剣に学ぼうと思ったら真面目に投資をする、自分のお金を使ってみるというのは効果的です。
もちろん習い事にお金を掛けるという投資の仕方もありますが、成果を見えやすくするのがコツでしょう。
「もっと金融について学ぼう」と思ったら株を買ってみたり投資信託をやってみて、机上の空論で練習するよりも、値段が下がっては泣き上がっては喜ぶというのは身体体験の問題です。嬉しくなれば脳の中にドーパミンがどっと出て快感をますことでしょう。
もっとも、パチンコがなかなか止められないという理由も玉が出た時の快感が忘れられないからということのようなので、パチンコに投資をして副業にしようというのは止した方がよいようです。
投資をしたつもりが、情報の方が価値を招き思わぬセレンディピティを呼ぶこともあるようで、とにかく何か仕掛け続けて自分ならではのオリジナリティを強みにすればそれを売りにすることもできるのでしょう。
副業を奨励すると言うよりは、自分なりの価値を高めるためには目標を持って行動すべきと言うことですね。
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