北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

懐かしの「ドライブインシアター」

2020-04-22 22:33:17 | Weblog

 

 3月ころまではいろいろなテレビ番組で、ゲストとして出演した芸能人が最後に"番宣"と称して自分が出演する演劇やドラマ、映画などの宣伝をしていました。

 しかしコロナウィルスが蔓延し始めた頃から、番宣のセリフにかぶせて「この公演は中止となりました」というテロップが流されるようになりました。

 次第に多くの公演・演劇・会合が中止になり、そして映画までもが上映されなくなりました。

 映画館や配給会社さんの損害も甚大ですが、自粛要請が続く中で次第に広く国民も刺激のない日々への忍耐が辛くなってきています。

 
 結婚してすぐの頃だったのでもう30年くらい前の事だと思いますが、新札幌に「ドライブインシアター」というのがありました。

 屋外の広い駐車場に車を停めて遠くの巨大スクリーンに映される映画を観て音声は車のラジオから流れるというシステムです。

 お酒こそ飲めませんが、持ち込んだ食べ物を自由に食べながら家族だけの空間で映画を楽しむことができました。

 これだったら映画を身近な人たちだけで楽しめて、しかも周りの観客と接することはないのでコロナ対策と映画鑑賞が両立しそうです。

 私の記憶では確か小雨降る中、「平成狸合戦ぽんぽこ」を観た記憶があります。

 今調べてみたら、「平成狸合戦ぽんぽこ」が公開されたのは1994年とのことで、今から26年前のことでしたか。

 それなら子どもたちは小学生だったころです。もっと昔の事のように思っていましたが記憶なんて曖昧なものだなあ。


     ◆


 考えてみたら、かつてのドライブインシアターだった広場は今では大型ショッピングセンターになっていて、その事業が始まるまでの土地利用ビジネスだったのでしょうか。

 二人きりの姿を見られるのが恥ずかしいというようなカップルにも最適な気がします。

 でも今どきの若い人たちなら車をもっていない人も多そうだし、封切り映画よりも見放題ネット動画配信サービスを家で見る方を選ぶのかな。

 映画ビジネスのあり方も歴史ですね。

 

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