北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

あの日から13年、社会はあのときよりも備えがあって安全なのか

2024-03-11 23:40:05 | Weblog

 

 あの日から13年目の「3.11」を迎えました。

 13年前は釧路市役所で市長らと打ち合わせをしている最中の大地震でした。

 すぐにテレビをつけましたがそこに映る現実とは思えない映像の数々。

 そしてそれがやがてわが町にも到達するという現実を踏まえて、やらなくてはいけないこと、やれること、やれないことなどが頭の中をぐるぐる回った時間でした。

 人生の中で、見たものや感じたことを日付まではっきり覚えている日はそれほど多くありませんが、今までで一番記憶に残る瞬間でした。

 結果的に2メートルの津波だった釧路市ですが、もしもあれが当初の警報通り6m以上の大津波だったら人生は大きく変わっていたのだろうな、と思います。

 災害には事前想定があって、それに基づいて避難や訓練が行われますが、災害は常に想定を超えてくるものです。

 想定とは異なる角度で我が身に降りかかってくるものです。

 あの日から13年が経ちました。

 日本はあのときよりももっと安全な国になったでしょうか。

 自分の暮らしているまちは、あの時よりも安全な町になったでしょうか。

 自分自身の心構えはしっかりしたものになっているでしょうか。

      ◆

 無駄を省いて効率化を求めかつかつ、ぎりぎりに用意しておくのではなく、こと災害対応だけは無駄を覚悟で、余裕をもった備えにしましょう。

 いざというときのために、平時にできることをやっておきましょう。

 やった方が良いことはできるだけすぐに手を付けてやってしまいましょう。

 
 災害に備える心構えを普段から持っていれば、日常の暮らしの中により強く秩序が現れて来そうです。

 
 

コメント
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