北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

3年ぶりの、夫婦二人きりの生活

2024-03-02 22:38:08 | Weblog

 

 娘と孫が我が家を離れてから初めての週末。

 今日はこの春に東京の大学に進学した甥っ子にお祝いを渡すために実家で弟たちと合流し、久しぶりに弟たちの家族と話をしました。

「まずは大学は東京に行ってみる」という甥は、一人暮らしは初めてす。

 周りは少し脅かしたりやっぱりなだめて安心させたりでまあ笑いました。

 甥っ子にはキャンパスライフと都会暮らしを大いに楽しみつつ、これからの時代を支える礎を大学で築いてくれるよう期待しています。


     ◆


 弟と別れて実家を後にして、午後には妻と二人で買い物に出ました。

 娘と孫とが同居していたのは3年。

 今までは買い物へ行くにも娘と孫と一緒に行くことが多く、4人で買い物をすることが当たり前だったので、妻と二人の買い物生活は久しぶりのことです。

 本来はこれが普通なのですが、予期せず娘と孫が一緒にいて離れて行ったことで、改めて、(基本は夫婦二人きりなんだなあ)と実感しました。

 どこか結婚したばかりで新居で暮らし始めたときのことを思い出すような感じです。

 何かを話すのでも娘を介すことがなく、孫に話しかけるわけでもなく、どんなことでも直接二人で相談をしなくてはなりません。

 二人きりの暮らしってこんな感じだったかな、ということを改めて感じています。


     ◆


 そもそも家を建てたときは娘二人もまだ中学生だったのですが、家を建てたときから私の単身赴任が始まり、この家では妻と娘二人の三人の暮らしからスタートしたのでした。

 私が単身赴任から戻っても、一時は家にいてもまた単身赴任で外に出てしまうことが繰り返され、そのうち娘も一人、二人と家を離れて行ったので、いつの間にか妻との二人暮らしになってしまったような感じでした。

 それが同居していた娘と孫が離れて行ったことで、はっきりと妻との二人暮らしを意識した形になりました。

 おずおずと家の整理をしたりしながら新しい本来の暮らしに慣れて行こうと思います。


 食器棚に入れてあった、結婚式の引き出物として作った保存容器を取り出しました。

 私と妻の似顔絵を描いたものでもらった方は迷惑だったかもしれませんが(笑)、これが私たち夫婦のスタートの記念でした。

 これを見て気持ちを新たにしようと思います。

  

 

 

コメント (5)
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