先週旧丸瀬布町のキャンプ場へ行く途中で、浦臼町の鶴沼ワイナリーに立ち寄りました。
酒蔵などを巡るスタンプラリーの「パ酒ポート」でスタンプを集めている関係で、キャンプ場への途中にあるこのワイナリーに立ち寄れたのです。
浦臼町は、国道275号線を使って旭川へ行くときに良く使う路線ですが、国道を走る限り田んぼばかりが目立ってブドウ畑は見ることがありません。
なので浦臼ワインと言うのは名前は知っていても景色とうまく結びついていませんでした。
浦臼ワイナリーは、国道275号から西側の山の中へどんどん入っていく中にありました。
途中で陣内ファームとの分かれ道を過ぎてなお山へ向かって行くとやっとブドウ畑が見えて来て、それがどんどん広大になっていきます。
その先にぽつんとワイン販売所が見えてきますが、ブドウ畑の広さとはちょっと不釣り合いなほどこじんまりしたウッドハウスです。
鶴沼ワインは、ここのブドウを使って小樽にある北海道ワインで醸造が行われています。
ブドウ畑は面積が約450ヘクタールにもなり、1972年からブドウの栽培実験を開始して、1980年に製品第一号を出荷し今日に至っています。
海外の格安ワインがコンビニなどで簡単に手に入るようになり、価格だけなら輸入ワインの方が安いのですが、地元産のワインをもっと知って楽しむことこそ、海外からの観光客などにも訴えかける産物になる近道に違いありません。
北海道は海産物、農産物だけではなくワイン大国にもなれる大地です。