駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

『ドリアン・グレイ』

2013年07月15日 | 観劇記/タイトルた行
 ウェイターとして働いていた美しき青年ドリアン・グレイ(JK版では大貫勇輔)は写真家バジル(鈴木陽平)とファッション誌編集長レディH(皆川まゆむ)に見出され、瞬く間に磨き上げられてトップモデルへの階段を駆け上がっていく。セレブたちとの狂乱の暮らしに明け暮れるうちに彼の人生は狂い始め…
 翻案・演出/マシュー・ボーン、音楽/テリー・デイヴィス、美術・衣装/レズ・ブラザーストン、振付/マシュー・ボーン&オリジナル・カンパニー、演出補&日本版再構成/エタ・マーフィット。
 2008年初演、全2幕。原作はオスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』。

 ドリアン、バジル、ドッペルゲンガー(丘山晴己)のメインキャストがイギリス人になるUK版と迷ったのですが、アンサンブルが日本人ならメインだけが外国人の舞台はヘンに浮いて見えるかしら…と考えて、JP版初日に行ってきました。どちらかというと来日ものをありがたがる私にしては珍しいことなのですが(^^;)。
 比べて観てみないとなんとも言えませんが、というかUK版も観てみたい、というかどちらの版でもいいからもう一度観たい、と素直に思える、とても刺激的でスリリングな演目でした。
 プログラムも表は本役(?)のリチャード・ウィンザーで裏が大貫くんなのですが、胸毛といい無精ひげといいまなざしといい、リチャードの方が全然暑苦しい(笑)。こういうセクシーさは日本人にはなかなか出せないのかもしれません。しかしでは大貫くんの方に色気がないかというとまったくそんなことはなくて、同じように下から見上げている目つきは十分に不遜で野性的で挑発的で、しかしそこはかとなく端整で、そして誘っているようでもある。誘い受け、これですよ! イヤそうなのか? でも日本で日本人がやるならこれが正しいドリアンなのではないのか?
 そんなことを考察するためにも、UK版も観てみたかったしどちらの版でもいいからもう一度観てみたかった、と思えた公演なのでした。
 私は理屈っぽい人間だけれど、よくできた舞踊劇というものは言葉ではなかなか簡単に表せないものだし、引き込まれすぎて脳内で言葉に翻訳しながら観るのを途中でやめてしまって、まさに「考えるな、感じろ」になってしまったのですが、そういうのって観て感じているうちはいいんだけれど観終えるとともにその「感じ」も消滅してしまうので、他人や未来の自分の伝えていけなくて歯がゆい思いをするんですよね。もう一度観られれば、感じながらも考えて観ることができそうで、それがやりたいな、と思ってしまうのでした。

 ところで私は原作小説を読んだことがなくて、だいたいの筋しか知りません。というか私の知識って正しいのかな? 確かドリアン・グレイは自分の美貌にプライドを持ったナルシストな美青年で、ある日そっくりの肖像画を描かせたら、その絵が年をとるようになって自分はいつまでも若く美しいままでいるようになったんですよね?
 ところが何かが起きて、絵が若返りドリアン本人が老いて死に、美しい肖像画だけが残った…というような話なんですよね? 合ってます?
 この画家とは何かがあったのかなあ? それがバジルに当たるのかなあ? では何故絵が若返るきっかけになったのでしょうか…?

 この公演の第一幕は「YESTERDAY」とされています。客電が落ちて真っ暗になった舞台に突然鳴り響くのは「白鳥の湖」でちょっとにやりとさせられます。どうやらこれはドリアンの目覚まし時計の音楽らしく、ドリアンはアラームを止めてベッドから起き上がり、日常が始まります。ちなみにこの場面は「The Sleeping Beauty」と名づけられています。
 スウィング・ドアが印象的な装置がまた素晴らしいのですが、舞台中央に置かれたこの壁がくるんと回転すると場面は変わって、バジルのスタジオ。細くてお洒落でカッコいいモデルたちとのカッコいいフォト・セッションがビシバシ踊りで表現され、熱くなります。私は男性の長髪が大の苦手なのですが、このいかにも業界人なバジルの長髪はよかったわー。
 さて、ドリアンは確かに美青年ではあるのですが、シャイだしおとなしいしで特に目立った存在ではなく、レディHのギャラリーでのパーティーに集うセレブの中では、ウェイターだからという理由ではなくても埋もれがちであることが続いて示されます。
 でもそのバックヤードで、ドリアンはバジルに出会ってしまった。恥じらうドリアンにバジルは迫り、カメラを向けます。一枚一枚、写真を撮られるたびに、変化していくドリアン。怯えを捨て、自信を持ち始め、輝き出していく。ふたりのフォト・セッションは喧嘩のようでもあり、セックスのようでもある…美しいパ・ド・ドゥでした。
 クラシックバレエではパ・ド・ドゥはもちろん女性舞踊手と男性舞踊手がするものであり、女性の美しさや柔らかさ、繊細さを男性が雄々しく力強くサポートし支えその魅力を引き出すスタイルで踊られます。それはそれでその凸凹さ、対称的だからこその一体感が素晴らしいわけですが、一方で体格もほぼ同じな男性舞踊手ふたりがほぼ完全に拮抗して踊るこうしたパ・ド・ドゥもまた好対照な一対感を表現していてとてもとても素晴らしいと思うのでした。
 これはただのBLとかゲイ・ムーブメントとかそういうことではないのではないかなあ、とか思いました。違うからこそ補い合える男女のカップルと、同じだからこそ歪みも倍に激しくなるけれどそこがまた健康的に思える同性同士のカップルと。
 そう、セクシーでもあったんだけれど爛れた色気というよりは清潔な色気に溢れていて、健全で健康的な、明るい喜びに満ちた踊りに見えたんですよね、私には。じゃれあう少年たちのような。探していた半身に出会ったような。その子供っぽさ、純粋さが後の悲劇を呼んだのかもしれないけれど。
 そしてこの明るさ、まっとうさが、日本人キャストによるものなのかどうか、見極めたかったかな、とか思ったのでした。

 バジルに見出されたドリアンは今度はレディHの目に留まるようになり、さらに磨かれていきます。「The Science of Beauty」という場面でドリアンは白衣のアンサンブルに囲まれるのですが、それは美容整形外科医みたいなものを表していたのでしょうか。怖いわ…
 そしてレディHの家でのホーム・パーティーで、ウェイターだった頃のドリアンを無視していた華やかな業界人たちがドリアンの周りに群れ集い、絡み、名刺を渡していきます。ちなみに欧米にも名詞ってあるんですね…それはともかく、こうしてドリアンが寵児に祭り上げられていく様子が描かれます。ドリアンはレディHとも関係を持つようになります。
 このレディHがまた、宝塚の男役風というか…前髪をポンパドゥールではなくリーゼント風に立ててサイドを撫で付けていて、短い襟足ははねさせていて、そのまま男装していてもおかしくないくらいなんだけれどフェミニンな黒いパンツスーツやブラックドレスをバリッと着ていてカッコいいんだこれが! 赤い唇はいつもとんがらせ気味で、ちょっとキムで見たいとか思いました。

 さて、ドリアンはバレエ鑑賞でロミオを踊ったシリル(大野幸人)というダンサーと出会い、恋に落ちます。実は私は観ていてドリアンがシリルの何に惚れたのかよくわからなかったのだけれど…妖精のような美少年だった、ということなのかなあ…そんな感じもしなかったのだけれど。
 しかしシリルとのつきあいは長くも深くも続かず、ドリアンはシリルを手にかけてしまう…のだったかな? そこに夢魔のようにドッペルゲンガーがゆらりと現れて、幕--。

 第二幕は「TOMORROW」。
 日替わりでベッドの相手が替わるような享楽的な日々のうちにも、ドリアンはドッペルゲンガーにまとわりつかれるようになります。ドリアンにまとわりつくセレブリティたちもときにドッペルゲンガーにまとわりつく始末。
 ドッペルゲンガーはでも少しだけドリアンより大柄で、もしかしたら照明のせいなのかもしれないけれど肌が浅黒く、観ていてドリアンと取り違えることはありませんでした。だからこそ、周りがあっさり間違えることの恐ろしさをドリアン同様感じます。
 ドッペルゲンガーというのは一般的には他人の空似のような、でも出会ったら当人が死ぬ、とかされているファンタジーですが、ここではむしろ、「第二の自分」、自分を追い落とし今の自分の座を狙う次の時代のスター、新人、みたいなものなのかな、と思いました。きちんとした個性や才能でのし上がったなら簡単に脅かされることはないはずだけれど、単に美貌や新鮮さだけを買われて祭り上げられたのなら、すぐに飽きられ、誰かに取って代わられるのも早い。レディHも冷たくなるし、というか彼女のベッドにはもうドッペルゲンガーが潜り込んでいるし、ドリアンは追い詰められていきます。
 そしてバジルとの再会。これまでもバジルとはなんとなくつかず離れずのつきあいを続けてきたのだけれど、久々にしっぽりして…しかしドリアンはバジルをカメラで殴り、殺してしまう。現われたドッペルゲンガーとの、喧嘩のようなセックスのようなダンス。
 ドッペルゲンガーをベッドに誘い入れて、布団を被せて窒息させ、殺すドリアン。そしてやっとほっとして…そのまま寝入ったようにも見えましたが、ドリアンもまた息絶えていたのでした。
 朝になり、訪ねてきたレディHがドリアンの顔を拭いて整えます。それは慈愛に満ちた行為にも見えたのだけれど、やがて彼女はビジネス・パートナーのエドワード(森川次朗)に合図をし、マスコミ陣を寝室に入れます。
 ドリアンの屍にたかれるフラッシュ。それは彼が久々に浴びたフラッシュ、注目だったのでした…幕。
 最後の場面に付けられたタイトルは「Immortal」。確かに撮られた写真は不滅かもしれない。しかしその存在はすぐに忘れられるにちがいありません。世界はスターを消費して続いていく。スターの魂はどこへ行くのだろう…?

 と、一応自分なりに言葉にするとこんな感じだったのですが、ビートの効いた音楽と激しいダンス、流れるような場面転換に口を開けて観ているうちに一気に終わったようにも思えた作品でした。傑作だわあ。
 あ、二幕のアラーム音楽は『くるみ割り人形』だったと思います。これまたにやり。
 マシュー・ボーンは『マイ・フェア・レディ』や『南太平洋』『メリー・ポピンズ』なんかの名作ミュージカルのリバイバル上演の振り付けもやっているんですよね。どんななんだろう…機会があれば観てみたいものです。



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『「源氏物語」女の怨み』

2013年07月14日 | 観劇記/タイトルか行
 川口総合文化センター・リリア音楽ホール、2013年7月11日ソワレ。

 リリア音楽ホールで楽しむ能・狂言VOL.2。
 能『葵上』の魅力を喜多流シテ方・佐々木多門が語り、朝海ひかるが瀬戸内寂聴訳の『源氏物語』から『葵』を読み語り、その後に能『葵上』をダイジェスト版で上演(シテは狩野了一)。
 私はお能をきちんと観たことはおそらくこれまで一度もないのですが(お出かけ気分で薪能に行ったことはあった…かも?程度)、『源氏物語』の女君の中では葵の上が一番好きですし、車争いから生霊騒ぎになる展開もいろいろと読んで知ってはいるので、チャレンジしてみました。
 まずはストーリー概略の解説ですが、語り手の方が六条御息所や葵の上のことを敬語で申し上げる(と言いたくなる)のがとても素敵でした。もちろん先の東宮の妃であらせられ…という身分の高さへの敬意でもあり、キャラクターへの敬意でもあって、とても好もしく思いました。
 能のタイトルが『葵上』でも主役であるシテが演じるのは六条でありワキが演じるのは横川の聖であり、葵の上は床に敷かれた小袖一枚がその病身をかたどったものとされる…というのはなかなかおもしろかったです。

 コムちゃんは和装のマダム然としたお姿でお出まし。でもさすがは舞台女優、ただの朗読ではない感情の入った読み語りでおもしろかったです。

 その後、お能が始まったわけですが…すみません、ときどきうつらうつらしました…
 だって地謡の言葉はワケわからないし、舞踊といってもほとんど動きはないわけで…
 ただ、ひときわ高く吹かれた笛の音とその後の静寂をもって、生霊が成仏したのだ、というのはわかりました。だからラストはなんとなく清らかであたたかい感じになって見終えました。
 ただその後、まだ舞台が暗い中で笛や鼓の方々がひっそりと撤収し、そのままなんとなく舞台と客席が明るくなるので、これで終わりなのかいつ拍手するものなのかそもそも能には拍手なんかしないものなのかではもう席を立って帰っていいのか、素人の私には全然わかりませんでした…
 語りの人が再度出てきてシメの口上をしても良かったと思いますし、ホールからのアナウンスとして「本日の公演はこれで終了しました」と言ってくれてもいいし、とにかくなんか区切ってよ…と思ってしまいました。いやこの幽玄さこそを味わえよ、というなら、素人なのでわかりませんでした、としか言えないのでした…しょぼん。
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『TATOO 14』

2013年07月06日 | 観劇記/タイトルた行
 シアタークリエ、2013年7月4日マチネ。

 サンフランシスコのライブハウス「パープル」で出会ったラム(保坂知寿)、ビー(水夏希)、ローズ(シルビア・グラブ)、オーロラ(大塚千弘)、ジンジャー(今枝珠美)、キャンディ(Miz)、ファーファ(ジェニファー)は身寄りのない孤児で、屋上のプレハブ小屋で本当の姉妹のように暮らしていた。姉妹の証として胸に七人の頭文字のタトゥーを彫り、ショー・カンパニー「TATOO 14」として活動し、パープル・フェスで優勝することを夢見ていたが…
 作・演出/小林香、音楽監督・作曲/前嶋康明。2012年初演からオーロラ役のみ変更しての再演。

 カッコいいショー・アクトでした。歌って踊れる女優がこれだけそろうとこんなこともできるのですねえ。女性プロデューサーが作るオリジナル・ミュージカル、ちゃんとしていました。
 ただ歌唱という点ではミズが一番怪しい気がしたので(^^;)、たとえばキムで観てみたいわ、とも思わなくはなかったのですが…ともあれあいかわらずカッコよかったし、みんな素敵でした。
 スカイ役は日替わりで、この回は知念里奈。ただゲスト俳優は男性の方が多いようで、確かにちょっと見え方が変わってくるかな?とも思いました。
 『若草物語』でも次女のジョーはボーイッシュだったりしますが、次女とはそういう役周りなのでしょうか…妹たちに「ビー兄ちゃん」と慕われ、「姉ちゃんです」と言い返すところがとってもキュートなんだけれど、事件から2年がたってそれぞれ新しい夢を見つけて新しい生活を始めている姉妹たちに比べてビーだけがひとり元のままの場所にいて昔の夢を追っているようでもあり、その空っぽさや停滞感、今現在の悩みは、こんなボーイッシュな外見やさっぱりした気性だからこその色恋沙汰なのではなかろうか…とか私には思えたのですね。
 スカイがその相手であろう、とかそんな単純なことではなくて、ただ色恋沙汰に行き詰っているのであればそんなビーが尊敬するシンガーに再会できて喜ぶときにそれが男性、男友達でもあるとなると、ちょっとまた場面の意味が変わって見えるだろうなあ、と思ったのでした。
 実際にはどうなのかなあ…?

 プレアデスなら六姉妹だけれど北斗七星で七人姉妹、虹の七色、彫ったタトゥーと心に残る傷で倍の14。『キンキーブーツ』がトニー賞を席巻した年にシンデイ・ローパーの「True Colors」が響きました。肌の色のことなのかな?と思っていましたが、LGBTのテーマカラーはレインボーでもありますし、そういう多種多様性、を示しているのだろうなと思うと、泣けました。

 二幕ラストはコンサート状態になってみんなで立ってペンライト振る、という演出は楽しいのですが、そのわりには主題歌というかメインテーマというかラストの楽曲が良くなかった。メロディラインがマイナーだし覚えづらくて盛り上がらないも跳ねない、もったいない。
 最終的には音楽が課題となるのですかねえ、日本のミュージカルというものは…むうう。
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『ドレッサー』

2013年07月06日 | 観劇記/タイトルた行
 世田谷パブリックシアター、2013年7月2日ソワレ。

 1942年1月、第二次世界大戦中の英国・イングランド地方の劇場。空襲が激しくなる中、とあるシェイクスピア劇団が『リア王』を上演しようとしている。だが主演俳優にして劇団を率いる老座長(橋爪功)は戦時下の心労で心神喪失状態。座長夫人(秋山菜津子)やベテラン舞台監督マッジ(銀粉蝶)は公演中止を主張するが、座長の付き人兼衣装係(ドレッサー)として長年座長に仕えてきたノーマン(大泉洋)は座長を舞台に上げられるのは自分だけだと奮闘する…
 演出/三谷幸喜、作/ロナルド・ハーウッド、翻役/徐賀世子、美術/松井るみ。1980年マンチェスター初演、83年映画化、二本初演は81年。全2幕。

 2005年のスズカツ版を観ているのですが、10年の公演ではノンちゃんが座長夫人を演じていたのですねえ、似合いそう!
 なんか『銀ちゃんの恋』にも通じるな、と思いながら観ていたのですが、ヤスは大部屋とはいえ俳優ですが、ノーマンは裏方であり、座長にとっては結局ノー・マン、誰でもない男だった、という話なのですねこれは。
 だからソーントン(浅野和之。オクセンビー役の梶原善といい、もったいないというか盛大な無駄使いというか…素晴らしかったです)にはビールをおごるのに、ノーマンを食事に連れて行ったことはかつて今まで一度もなかった。もちろん自伝の献辞に名前を挙げることもなかった…
 せつないとか悲しいとか虚しいとかより、怖い話だな、とか思いました。

 ただなー、やはり個人的には肌に合わないドライな笑いの芝居だなあ、とも思いました。
 なのに観客の多くは大泉洋だというだけで笑っているように見えたし、嵐の場面のドリフばりの展開にただ笑っているように感じました。
 そして演出家はまさに言うだけ野暮な笑いについての解説をプログラムに書いている…わかってるっつーの、そこがにやりとするところだってことは。
 でも観客を信じきれていないんだよね、だから書いちゃうんだよね。そして実態はそうだったと思いますよ、この台詞ににやりとした人がどれだけ会場にいたことか、怪しいと思います。
 このメンタリティの違い、国民性の違い、文化のあり方の違いは簡単には埋められないし必ずしも埋めなくてはいけないものでもないと思うし…難しいですよねえ。
 とりあえず、思ったほど楽しめなかったという愚痴であり、なんで再度観に行こうと思ったのか思い出せないよ過去の自分…という愚痴でした、すみません。

 あ、カーテンコールは改善されていました(笑)。もちろんたまたまだろうけれど。
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