駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

モーリス・ベジャール・バレエ団『バレエ・フォー・ライフ』

2021年10月22日 | 観劇記/タイトルは行
 東京文化会館、2021年10月17日14時。

 振付/モーリス・ベジャール、音楽/クイーン、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、衣裳/ジャンニ・ヴェルサーチ。
 1991年にフレディ・マーキュリーが、92年にジョルジュ・ドンがともに45歳で亡くなっている。そのふたりの天才へのオマージュとして、クイーンの曲と、同じく早逝したモーツァルトの曲に振り付けた作品。全1幕。

 映画『ボヘミアン・ラプソディ』くらいしか知識のない私としては、ちょっとよくわからない作品だったかな…という印象です。歌詞を踊っているわけでも、楽曲ができた頃のバンドの歴史を踊っているようでもなかったようなので。その曲で何が表現されているのか、この曲の順番、連なりで何を表現しているのか、上手く感じ取れなくてちょっと退屈してしまいました…
 『Radio Ga Ga』で少年のような役?を踊ったダンサーが素晴らしく見えましたが、これがキャスト表にあるリロイ・モクハトレでしょうか? この場面には他にも何人か出ていたのですが、キャスト表にはこの名前しかなく、自信がありません、すみません。
 最後にビデオを長々と流し、カンパニーと一緒に見守る…というのも、そこに知識や思い出がないとなんだかなあとなってしまうんだなあ、と思ったりしました。「ショー・マスト・ゴー・オン」でカンパニー全員が一歩ずつゆっくり前進しながら暗転…というラストは素敵だなと思いましたが…
 でも、わかる人、刺さる人にはもっと違う見え方がしたのでしょう。残念です、すみません。



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