Side Steps' Today

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玉肌日記

2011年06月05日 | 玉肌日記
【青根温泉(宮城県柴田郡川崎町)】
蔵王の宮城県側、遠刈田や峩々温泉と同じエリアにある温泉。もともとはSideStepsの仙台公演(定禅寺SJF)の帰りにでも...と予め物色してあった温泉でもある(が、実際には未訪問)。今回はSideStepsではなく、義姉夫妻と合流して蕎麦・さくらんぼといった山形グルメを堪能した後に訪問するも、付近にはバブル崩壊によるリゾート開発の崩壊の爪痕を残しており、逆に昔ながらの温泉街が残っているのがやや意外かつ感心。当地は山中腹に小さな温泉街があることから坂の多い街で旅館の中も階段が多くて迷路のようだが、建物はかなりに老朽化していて鄙び感充分。しかし泉質をウリにしている温泉ということもあって浴場は改装されて非常に綺麗な浴場になっているが、石組はサイドしか残っていないように見えるものの、確かにかなり古そうなもの。体を洗う設備が一切なく、完全に湯に入るのみという最近はあまり見なくなったオールドスタイル。しかも法師温泉スタイルのように、脱衣場が浴場内にあり、仕切りさえ一切なし、というかなりなこれまた苦難なのだが、温泉としての歴史では伊達政宗も入ったと聞くから、開湯は今から450年前程度(天文15年:1546年)とのこと。共同浴場もあるが、圧巻なのは450年前から使用されているという石組の湯船のある大湯。よって時間帯で男湯・女湯として使い分けている。湯は単純温泉で透明で湯の華成分は一切なく無味無臭で非常に綺麗。温度は源泉湧出後のかけ流し過程でバラバラに調整されているようだが、熱すぎず、温すぎず。しかし湯量はなかなかに豊富なようで、プールのようなかなり大きな浴槽ながら、かなりの湯が投入されている(毎分50L)。訪問時が初夏だったこともあり、大浴槽に入った湯は投入量が多いにも関わらず、温めに設定されていて、つい長湯をしてしまうが、入浴後には火照ってなかなか汗か引かない状況。ph7.5と中性ながら源泉が58℃と適度。
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