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玉肌日記

2007年12月04日 | 玉肌日記
【祖母谷温泉(富山)】
宇奈月温泉からのトロッコ列車の最終終着駅”欅平”から徒歩40分程度にある温泉。途中には名剣温泉なる温泉もあったが、時間が限られていることに加え、この名剣温泉であればいつでも(?)来られると踏んで、その奥地にある祖母谷温泉へ。祖母谷と書いて”ばばだに”とやや下品に読むのだが、宇奈月でのトロッコ列車駅員オジさん(笑福亭仁鶴似)に”欅平での温泉はどこがいいか”聞くに、「そりゃ、名剣より祖母谷だよ」とのことで早速決定。終点から40分程度歩くが、往きは全て緩やかなる登り坂。名剣を越えたところにヘルメットが置いてあり、それ以降は落石の可能性があることから、メットをかぶりつつ、自己責任で来いとのことでメットをかぶってゴー。日頃の運動不足を反省しつつ、只管登り、長いトンネルを抜けるとそこに見えるのが祖母谷温泉。平屋の一軒宿が川向こうの対岸に見えてくる。近くでは浚渫工事をしているようで、登山道には車も時々やってくるが、基本は徒歩でしか到達できない秘境の湯。露天は男性1と女性1なるも、男性は思い切り開放的で待ち合いスペースから丸見え。小屋にて着替えて早速入浴するも、かすかなる硫黄臭。加えて、葛湯が如く薄く白濁した湯中には蟹むき身状の白い湯の華が舞っており、素晴らしい湯。源泉が熱いのか、加水をしているが、常に湯はオーバーフローしていて適温。湯船はコンクリで味気なく、大きな岩で眼前の川を見ながらの入浴は不可ながら、周囲は山であり、山をみながらの入浴は素晴らしい。さらに素晴らしいのは往きの汗だくなのを全て流し、風に当って涼みながら下る帰り道。往きの苦を補って余ある”楽”。
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