映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

ゴールデン・リバー(2018年)

2019-07-14 | 【こ】

作品情報⇒https://movie.walkerplus.com/mv67479/

 

以下、上記リンクよりあらすじのコピペです。

=====ここから。

 1851年、ゴールドラッシュに沸くアメリカ、オレゴンのとある町。普通の平穏な暮らしに憧れる兄イーライ(ジョン・C・ライリー)と裏社会でのし上がりたい弟チャーリー(ホアキン・フェニックス)は、最強と呼ばれる凄腕の殺し屋“シスターズ兄弟”だった。

 あるとき、彼らの雇い主である提督から、連絡係モリス(ジェイク・ギレンホール)が捜し出すウォーム(リズ・アーメッド)という男を始末するよう依頼される。

 兄弟がサンフランシスコに南下しているころ、モリスは数キロ先のマートル・クリークでウォームを見つける。2日後、次の町ウルフ・クリークで、モリスはウォームから声をかけられる。うまい具合に話が進み、モリスはウォームと一緒にジャクソンビルへ砂金を採りに行くことになる。ウォームはモリスに、黄金を見分ける化学式を発見したと打ち明ける。だがジャクソンビルに到着すると、モリスの正体がばれてしまう。

 雇い主の目的は化学式を奪うことだと知ったモリスは、翌朝、ウォームと連れ立って逃げ出す。道中、ウォームは手に入れた黄金で理想の社会を創る計画を語る。その話に心酔したモリスは、父の遺産を資金に、その夢に加わることにする。メイフィールドまで来た兄弟は、その町に自分の名前をつけた権力者がウォームの化学式を奪おうと部下を放ったと聞き、モリスの裏切りに気づく。

 サンフランシスコで兄弟は二人の居場所を突き止めるが、二人に捕えられる。しかしメイフィールドの部下も現れ、兄弟の力を借りて彼らを撃退する。ウォームからの提案で、4人は手を組んで黄金を採ることに。だが、4人の思惑が交錯し……。

=====ここまで。

 リンクのあらすじ、兄と弟の名前が入れ違ってますけど、、、(コピペ内では直しちゃってありますが。青字のとこ)。人物名間違えるのはちょっとマズイだろ。

 

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 監督が『ディーパンの闘い』ジャック・オーディアールで、ジェイク(特別好きなわけじゃないけど)が出ているというので、一応見ておくべき? みたいな感じで見に行って参りました。

 

◆凸凹兄弟が行く、、、

 話が動き出すのが中盤からなので、前半はちょっと退屈だった。でも、モリスとウォームが手を組む辺りから面白くなる。

 ウォームが見付けたというのは「黄金を見分ける“予言者の薬”を作る化学式」なんだけど、まあ、錬金術だよね。人類の見果てぬ夢。みんなチャレンジしては敗れ去っていったのだから、あんな薬、実際あったらタイヘンだ。当然、容赦ない殺し合いになる。

 本作は、この殺し屋兄弟の凄腕ぶりと、裏腹なトボケた人物像を描くことに終始した映画、と言っちゃっても良いだろう。デコとボコの兄弟が繰り広げる珍道中は、ハラハラドキドキで面白いけど、正直言って、あまり深みもないし、見終わって余韻が残るという感じでもない。パンフを買う気にもならなかった。

 『ディーパンの闘い』よりは、思いっきりエンタメ作品になっていて、分かりやすい。人物描写もちゃんとされているし、これといって文句をつける気にもならないけど、何かを語りたくなる映画ではなかった、私には。

 

◆豪華出演陣なんだけど、、、

 ジョン・C・ライリーは、本当に良い役者だなぁ、、、と改めて思った。強面、、、と言って良いのか、でも一見殺し屋って感じにも見えなくて、弟のチャーリーとのやりとり見ていると、ホント、人のイイおっさんでしかないのに、銃を手にした途端、ちゃんと人殺しの顔に見える。目つきが変わるというか。

 野宿していて、口開けて寝ている間に、タランチュラ(だと思う)が口の中に入っちゃうから、え゛、、、どーすんのあれ??と思って見ていたら、なんとそのまま口を閉じちゃって、むにゃむにゃ、、、多分、噛んで飲み込んじゃったんだろうけど、そのせいで翌朝起きたら顔はパンパンに腫れているし、気持ち悪くなっているしで、可哀想なんだけど、かなり可笑しいシーンだった。

 チャーリーはいかにも弟ってキャラで、お調子者なんだが、兄さんがタランチュラ食べちゃって苦しんでいるときはちゃんと看病したりと、まあ憎めないキャラになっている。ホアキン・フェニックスって、実はあんまり出演作を見ていない気がするけど、チャーリー役ははまっていた感じだった。

 ジェイクは、意外にもあんまし見どころのないキャラで、ちょっともったいない。ジェイクには多面的な役が合うと思うんだけど、モリスは割と良いヤツで、裏がないので、ジェイクの持ち味発揮って感じじゃなかったのが残念。

 リズ・アーメッドとジェイクといえば、『ナイトクローラー』だけど、あれからリズ・アーメッドもかなり出世したのぉ。顔つきもちょっと変わったような。まぁ、ウォームの役もイマイチ捉えどころのない感じで、その辺を巧く演じていたと思う。

 ……というわけで、主要4役者は皆良かったし、そこそこ面白かったので、見て損はないと思うけど、私的にはDVDで十分だったかな、という感じでした。

 

 

 

 

“予言者の薬”よりも“金のなる木”の方が欲しいな~♪

 

 

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2 コメント

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金川 (松たけ子)
2019-07-16 00:33:40
こんばんは!こちらにもお邪魔します(^^♪
この映画も楽しみ!ジェイクはそれにしても、めっちゃ働いてますね~。蜘蛛男にも出てますよね~。確かラブコメも今年日本で公開されるはず。
あ!ほんまや!気づかんかった!ジェイクとリズ・アーメッドといえば、「ナイトクローラー」!そうそう、あの時のリズには全然イケメンレーダーは作動しなかったのに、別人のようにいい男&スターになりましたね~。
タランチュラって、食べても死なないんですね~。
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Unknown (すねこすり)
2019-07-16 21:20:34
たけ子さん、コメありがとうございます!
ジェイクの新作、ワイルドライフ、面白いらしいです。キャリー・マリガンもまあまあ好きなので、見に行くか悩みちぅです。
リズ・アーメッド、なかなか美味しい役どころでした。ホント、ナイトクローラーの頃より中身の詰まったイイ男になった感じですかねぇ〜。
タランチュラ、まさか食べちゃうとは思いませんでした。ぎょえ〜って感じでしたが、笑えます(^^)
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