映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その⑨

2024-04-09 | 旅行記(海外)


その⑧につづき


 ダナンのミーケビーチに、夕方到着~。

 夕食まで1時間弱のフリータイム。浜辺をプラプラ、、、お土産屋さんを覗いたり、通り沿いの店を見ながら歩いたり、、、。

 

 

 で、集合時間が近くなったので集合場所のお店前に行くと、すごい数の水槽がずらり、、、。

 

 

 最後のディナー(?)は、シーフードレストランで。

 正直なところ、疲れていたし、あんましお腹も空いてなかったってのもあって、この夕食については印象が薄い。ただ、メインの白身魚のあんかけ(?)みたいのが温かくなかったことに文句言っている人がいて、他にも、ちょっとお店側の手際が悪かったのも確かにあるのだが、アンさんにクレームめいたことを言っている人もいて、何となく気分が下がり気味だった。

 ちなみに、スープはアスパラガスとカニのスープで、これはすごい美味しかった!

  

 

 ……まあ、お金払ってんだからそれに見合ったもん提供してくれよ、というのは分かるけど、所詮ツアーだし、お店の人たちも別に感じが悪いわけじゃないし。あと、ビールが冷えてないことに文句言っている人が結構いたんだけど、アンさんがツアー中何度も「ベトナムではビールは冷やして飲む習慣がない」って説明していたのに、なんだかなぁ、、、と思ってしまった。

 

 という感じで、(私が勝手に)どよ~んとなっていたのだけど、デザートで不思議なものが出現。食べたら、梨のような食感??ん?これは何だ??とアンさんに聞いたところ、「青りんごです!」とのこと。皮ごと丸かじり。

 お店の中にもでっかい水槽があって、こちらは熱帯魚かな、すごくキレイ。


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 空港へ向かう途中で、ライトアップされたドラゴン・ブリッジへ。

 

 ライトの色が変わってブリッジも青や黄色に。マーライオン(実物見たことないけど)みたいな噴水もあり。

 夜になるとライトアップされるところは、万国共通デートスポットなのかしらん。若者たちがたくさんいて、やはり若い国は活気を感じるな~。


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 20時過ぎに空港へ到着したのだが、出発3時間前の21:20にならないとチェックインが始まらないので、それまで待つ。

 搭乗は2手に分かれてバスでタラップまで移動し、後ろの入り口から上がる。行きは席に余裕が少しあったけど、帰りはほぼ満席っぽかった。定時より40分遅れでようやく離陸。

 疲れてほとんどウトウトしていただけだったが、到着1時間前に出た食事は、あんまし美味しくなくて、クロワッサンとサラダと牛乳だけいただいた。

 成田にはほぼ定刻に到着。Visit Japan Webに登録してあるおかげで入国手続きもサクサク済んで、無事に旅を終えました~。

 

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 以上で、旅行記終了です。のんびり・ゆっくりしたい……と思って選んだツアーの割に、今回もまあまあの盛りだくさんでした。本当にのんびりするには、完全なフリーツアーを選ぶのが良いんでしょうね。

 ダラダラ続けてきてしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その⑧

2024-03-27 | 旅行記(海外)


その⑦につづき


【最終目のスケジュール】

 午前中自由行動 → 昼食 → ホイアン旧市街観光 → ダナンへ移動 → ショッピング → ミーケビーチ → 夕食 → ダナン空港


 この旅も最終日。前回の台湾旅行の弾丸ツアーで疲労困憊したので、今回はフリータイムがあるツアーを選んだ、、、といっても半日だけど。

 この日も朝日を眺めながらの朝食。友人と、午前中はダラダラしようと話していた。本当は、マッサージにでも、、、と旅行前に話していたのだが、前日に友人が転んで頭を打った(大事には至らなかったのだが)こともあり、マッサージはやめておくことに。

 部屋に戻って駄弁りながら荷造りしたりお茶飲んだりゴロゴロしたり、、、と一通りダラダラした後、旧市街を歩きに行くことに。

 

 ……とはいえ、そんなに広くない旧市街、メインストリートは何度も既に歩いているので、ホントにフラフラと歩いて、ちょっとお店を見て、、、友人は部屋着を買っていたけど、、、という感じだった。雑貨店など見るのは楽しい。

 集合時間になったので、荷物を持ってホテルのフロントへ。そこから、昼食のお店まで、また旧市街へと歩く。昼食は、ベトナム名物バインミー。

 ホイアンには有名なバインミー・フーンというバインミー屋さんがあるらしいのだが、我々ツアーは旅行会社と結託、、、じゃなく契約しているレストランへ。

 実は、職場のすぐ近くに結構人気のバインミー屋さんがあって、私は食べたことがないのだけど、バインミー・フーンで食べたという職場の女性が「こっちの方が美味しいかも!」と言っていたのを覚えていたので、まあ、もし美味しくなかったら帰ってから職場の近くのお店に行けばいいか、、、と思っていた。

 見た目はちょっとショボく見えるかもしれないけど、美味しかったのです、これが。もちろん、1人1本。これだけで、かなりお腹いっぱいに。

 ちなみに、帰って来てからまだ職場近くのバインミー屋さんには行っていない、、、ごーん。


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 さて、お腹が満たされたら街歩き。

 まずは、フーンフンの家 (馮興家)。200年前の貿易商として栄えた旧家だそう。壁はベトナム、柱やドアは中国、屋根は日本の折衷様式。今も8代目が住んでいるとか??

 アンさんが何度も「うなぎの寝床」と言っていたが、ホントに間口は狭く縦に長い。

 

左:天井が高い/右:リビング、、、らしい

 

2階のバルコニーから下を覗いたら韓国からと思われるツアーのご一行

 

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 この後、市街地の中心部にある来遠橋(通称:日本橋)へ、、、といっても、ここも既に何度も前を通っている。が、いかんせん、現在大規模修復中なので外観の全体像は分からない。

来遠橋(通称:日本橋)これが本来なら見えるはずのお姿(wikiからお借りしました)

 

 16世紀に日本人が架けた橋だということで、通称“日本橋”とのこと。アンさんは「ニッポンバシ」と言っていた。「ニホンバシ」ではないみたい? 一応、修復している側まで入ってみると、、、

ガッツリ本格的な修復だった

 

 で、橋を過ぎて、サーフィン文化博物館へ。

 サーフィン文化は、紀元前後にベトナム中南部に栄えた文化だそうで、ベトナムの先住民だとか。遺跡が出たのだって。そこから出土したものが展示されている。

 

棺桶だって、、、

 

 新しくて建物はきれいだけど狭いので、展示もさほど多くなく、20分ほどの滞在。

 

 チャンフー通りを歩いて、お次は、海のシルクロード博物館(貿易陶磁博物館)へ。古民家を改造した建物で、やはりこちらも、間口の狭い“うなぎの寝床”(外観の画像、撮り忘れました)。

 その名のとおり、陶磁器の展示が多い。

 

 

天井から滑車が下がっていて、これで吹き抜けの1階から荷揚げをしていたのだって

 

 旧市街の見どころはチャンフー通り沿いに集中しているので歩いて回れる、、、のはいいのだが、何しろこの日差し。あちぃ、、、。ヘロヘロになりつつ、お次の福建会館へ。

 

 福建会館は、その名のとおり中国福建省から来た中国人によって建てられた道教の寺院(と会館が併設)。道教の女神「天后聖母」が祀られていることで有名らしい。

天井から吊り下がっているのは“線香”

 

 アンさんが汗だくになりながら説明してくれているのだけど、こっちもヘロヘロで頭に入って来ない。奥で聖母をお参りできると言っていたような気もするが、気力なく、、、。

 それより、この後フリータイムだったので、会館に来る途中でアンさんが「ココのアイスクリームはホイアンで一番美味しい!」と教えてくれたアイスクリーム屋さんへ直行。

 

やっぱ、マンゴーアイスだしょ!

 

 カップかコーンか選べたけど、カップにした。暑くてコーンは食べにくそうな気がしたから、、、。こちら、6万ドン(≒360円)とまあまあのお値段だけあって、マジで美味しい!! あー、生き返る、、、。

 これで、ホイアンとはお別れ、、、。ダナンへ移動。

 


その⑨へつづく

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その⑦

2024-03-19 | 旅行記(海外)


その⑥につづき


 ホテルの前に船着き場があり、ここから乗船してタンハー陶器村まで川下り。

 

 ライフジャケットを着せられ、船はトロトロと進む。

 

 暑いので、川からの風は心地よく、20分ほどして到着。

 このタンハー陶器村について、前日からアンさんが「ベトナムで一番良い陶器はバッチャン焼きなので、ゼンゼン違います」「ここはあんまり期待しないでください」と何度か言っていた。

  

 船を降りて、村の路地を少し歩く。路地の両脇に工房(?)や売店もあり、そこを抜けて行くと、博物館がある。

  

 ここで、ろくろ体験などもできるみたいだが、我々ツアーは見学するだけ。

 

 見てのとおり、素焼きみたいな色と質感で、あまりそそられないけど、壁から天井にかけての装飾がキレイだった。売店も一応ある。

  

 外に出ると、世界遺産を再現した焼き物たちが並んでいた。風雨にさらされてか、黒ずんでいて、あまり見て楽しい感じでもなく、、、。

 友人は、ここでイロイロ陶器を物色できると思っていたらしく、ガッカリしていた。まあ、確かにバッチャン焼きみたいのを想像しているとかなりギャップがあるのは間違いない。


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 再び船でホイアン市街に戻る。

こちらを向いているのがアンさん

 

 夕方になると出店が。路地の間を縫って夕食のレストランへ。ホイアン名物料理だそう。

 

中庭風の席に通される/マンゴージューズ(まあまあ)

 

 ここで、またあの謎夫婦と同じテーブルになる。今回は、ちょこっとだけ彼らの身の上話が聞けたのだが、あまりに謎めいていたので友人と「もしかして、公安関係?」とか「もしかして、やんごとなき筋の方々?」とか勝手に想像を膨らませていたのだが、いずれも大ハズレだったことが判明。

 いやでも、まだまだ謎な感じは拭えず、相変わらず女性の方はほとんど何も食べないし、男性は私たちには普通によく喋るが女性には素っ気ない対応で、なんともビミョーな空気だった。まあ、私はそういうのも楽しめちゃうクチだけど、友人は気疲れしていた。 

 

 

  

 ……それはともかく。ホイアン名物料理としては、ホワイトローズという蒸し餃子が有名らしい。あとは、揚げワンタン、カウラウというホイアン風うどん(汁なし)などなど。空心菜はどこで食べてもハズレがない。

 一番下の右は、デザートのちまきだったのだけど、肝心の中身の画像を撮り忘れたので、別のサイトからお借りして来ました。

 皮をむくと、このような葛饅頭のようなものが出て来まして、アンさんに何かを尋ねたところ、(聞き間違いでなければ)大豆とヤシを餡にしたものをタピオカで包んで蒸したものだ、、、とか! ヤシ!!? タピオカだったのかー、、、と、食べた後で驚いた。食べてもタピオカだと分からなかった。てか、ヤシってジュースなら知っているが、食べられるのか。ヤシの実っていうもんな。『やし酒飲み』なんて小説も、そういえばあったもんな、、、などと思いながらも、ヤシの味は当然分からず。このデザート自体はそれほど甘くはなくて美味しかったが。

 後からネットで調べたら、ヤシの実は、殻の内壁に白い果肉が付いていて、スプーンですくって食べることが出来るそう。食感はイカの刺身みたいらしい。知らなかった。


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 この後、宿に戻る前に、灯篭流し。旧市街を流れるトゥボン川に灯篭を流すのだ。

 

 お店の人が一つ一つ灯篭に火をつけてくれて、それを長い柄のついた籠に入れて川に下ろす、、、、だけなんだが。願い事をすると良いとか言われたけど、小心者の私は、順番で後ろに待っている人たちがいるからモタモタして待たせたらマズい、、、とか思って願い事なんかするの忘れてたわ。願い事って言われても、そもそも思い浮かばないしな、、、。

お見苦しいので極小サイズで。へっぴり腰で灯篭を載せた籠を下ろしているところ

 

 別に撮影してくれなくてもいいんだけど、アンさんが一人一人撮ってくれる。しかも連写でアニメが出来そうなくらい

 手漕ぎボートに乗って、、、っていうのもあるみたいで、川にはたくさんのボートが行き交っていた。

 

 灯篭流しを終えたら、また出店などを見ながら宿に戻った。

 

その⑦へつづく

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その⑥

2024-03-11 | 旅行記(海外)


その⑤につづき


 カートに乗って5分ほど、遺跡の降車場で降りる。

 

 

 ここからまた少し歩いて、まずは、チャム族という少数民族の舞踊ショーを見学。とにかく蒸し暑い(一応送風機はあるんだけどあんまし効果ない)上に、結構人が多い。

 

 席の位置がイマイチでほとんどショーの画像は撮れなかったのだけど、チャルメラみたいな楽器の演奏がなかなか面白かった。チャルメラ、昨年行った民博で世界中にあるって展示されていたっけ、、、などと思い出しながら聴いていた。

 20分ほどでショーが終わると、遺跡の見学。

後方の山はライオンの頭に見えるという聖なる山「マハールヴァダ」(獅子岩)

 

 その時代時代の王たちが、神殿(?)を築いてできたということらしいが、見た感じ(行ったことないけど)アンコールワットに似ているような。20世紀に入ってフランス人によって発見・発掘されたけれど、ベトナム戦争でかなり破壊されたらしく、部分的には壊滅で復元も難しいらしい。

 

 チャンパ王国は分からないことも多いらしい。レンガ造りなんだけど、隙間なくレンガを積んであるこの工法については、今も解明されていないのだとか。コンクリートをレンガのつなぎにして修復しているとも、アンさん言っていたような(記憶違いだったらすみません)。

 

右:ベトナム戦争のときに落とされた砲弾

 

 

右:ヒンドゥー教の安産祈願(男性器と女性器だって)

 

 

 40分ほど見学して、集合場所へ戻る。もう、とにかく暑い、、、。ので、またまたアイスで体内から冷やすことに。

 

今度はマンゴーアイス(2万ドン≒120円)。濃厚で美味しかった♪

 

 で、一息ついた後、少し時間があったので、売店を見て回ると、ちょうど旅の記念になりそうなアイアン細工をめっけ。

 高さ12センチくらいかな。ちなみに天秤は動かない。お香のお皿にも良いかも。11万ドン(≒660円)だったと思う。


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 この後、バスでホイアンに戻り、昼食。ベトナム中部の料理店とのこと。

 

 飲み物は、7upを頼んでみる。と、可愛らしい絵の缶が。味は普通の7up。

 

サラダなどが出て来て……

 

 

 ミークワン(画像左)というのが中部の独特の麺らしい。汁なし麺。きしめんみたいに平ぺったい米麺で、魚介出汁(?)にターメリック入りと思しきスープが麺の下にあって、エビやナッツが山盛りになっているのを混ぜながら頂く。私は、担々麺も汁なしの方が好きなので、これも美味しくいただきました。

 チキンライスも中部の料理だそうだが、こちらは、まあフツーかな。黄色いご飯は、サフランライスかと思いきや、違うっぽかった。ターメリックの色かしらん? 想像していたチキンライスとゼンゼン違って驚き。

  

 生姜焼きみたいな肉や、さらにまた麺が出て来て、美味しいは美味しいんだが食べきれない。デザートは、普通のシュークリーム。


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 この後、一旦、宿に戻って1時間ほど休憩。

 で、集合時間になったのでフロントに行くと、何やら騒がしい、、、。ん??と思って見ると、見知らぬ男性が一人、ツアーの女性たちに囲まれている。この人がツアー32人目の方だった。

 なんとこの方、成田空港で、飛行機のチェックインする際に「パスポートが期限切れ」と言われて出発できなかったんだとか。つまり、間違えて古い方のパスポートを持って来てしまったと。チェックインの前に、旅行会社のカウンターでもパスポートチェックがあったんだけど、そこはスルーしてしまったらしい。同じツアーで2日後出発グループの飛行機の座席に辛うじて空きがあったので、遅れて参加することになったのだって。もちろん、追加運賃やら手続代は加算されたとか。

 いやー、他人事じゃないわ、、、。パスポートの外観、パッと見、古いのと同じだもんね。私は古いのは奥の方にしまい込んであるけど、同じところに保管してあったら、うっかり、、、なんてことは十分あり得るもんなぁ。

 そのいきさつをツアーの人々に何度もその男性は武勇伝が如く話をしていて、その度に、なぜか「良かったわね~」パチパチ、、、と拍手が沸き起こるのが不思議だった。

 で、この後、タンハー陶器村までトゥボン川を下って行くのであります。

 

 

 

その⑦へつづく

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その⑤

2024-03-05 | 旅行記(海外)


その④につづき


 音楽と踊りを鑑賞し終わったら、シクロ乗車体験。

 シクロは、ベトナム料理店の前に置いてあるのを見たことがあるだけで、乗ったのはこれが初めて。ツアー31名様がゾロゾロとシクロに乗って移動する。

 

 私が乗ったシクロの運転手のお兄ちゃん(おじさんかなぁ?)は愛想が良くて背後から「ニホンダイスキ!」とか「ナマエ? ワタシ〇〇、ナマエ?」とか、やたら話しかけて来る。何言ってるのか分からなくて??となっていたら、どうやら他の運転手と話していたみたい??とか、とにかく私としては風景を眺めてぼんやりしたいわけで、サービス精神旺盛っぷりに閉口気味、、、。

 乗り心地は、、、まぁ、悪くはないけど、すぐ側を車やバイクが通るし、なかなかスリリングだった。インドで乗ったリキシャは、運転者が前で、客が後ろに乗るんだけど、シクロは、客が前で運転手が後ろってことで、客からすると視界は遮られないけど、割と怖い。

 で、10分くらい乗ったら、お土産屋さんの近くに到着。チップを2万ドン(≒120円)渡すようにと事前にアンさんに言われていたので、お兄ちゃんに渡すと、満面の笑みで「アリガト!サヨナラ!」と。

 この後、お約束の土産店へ。私は、今回の旅はあんまし買い物しなかったんだが、お土産用のお菓子(1箱6万ドン)と、ベトナム刺繍の可愛い巾着(小さいのが1つ2万ドン、大きいのが1つ2万5千ドン)をゲット。お菓子は、ちょっと固めのココナツサブレという感じで、すごく美味しい。3枚入りの小袋が16袋入っていて、約360円。

 


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 この後、バスでホイアンに戻り、夕食へ。

 

 ベトナム風西洋料理店だそう。欧米からと思われるお客さんが多かった。

  

 

 確かに西洋料理。食べかけの写真になってしまったサラダはツナサラダで、お味はどれもほぼ想像のとおり。デザートのプリンが見た目より甘くて濃厚だった。

 同じテーブルになったご夫婦が、ちょっと不思議な、、、というか謎めいていて(友人が「どちらからいらしたんですか?」と聞いても「どちらからでしたっけ?」と笑いながら奥さんがダンナさんに言うとか。それに対してダンナは笑ってスルー。???な感じだった)、特に、女性はほとんど何も食べないのでビックリ。料理が口に合わない、、、とかじゃなくて、飲み物(マンゴージュース)以外手を付けないのだ。ちなみに、ダンナさんは普通に食べていたけど、とにかく独特な空気感のご夫婦だった。正直、料理よりもこのご夫婦の印象の方が強かった。

 ツアーに参加すると、世の中、良くも悪くもいろんな人がいるんだなぁ、、、と実感することが多い。自分の生きている世界なんて狭いもんだ。

 この後、宿に戻る。


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【3日目のスケジュール】

ホイアン発 → ミーソン遺跡観光 → ホイアンに戻り昼食 → トゥボン川クルーズ → タンハー陶器村 → 夕食 → ホイアン旧市街にて灯篭流し


 3日目は、ホイアンからバスで片道1時間半ほどのミーソン遺跡観光。朝は8時集合、朝食は6時半過ぎに。

 

朝焼けを眺めながらの朝食、、、何と贅沢なことよ

 

 この日の朝食は、オムレツを好みの具入りで目の前で焼いてもらって、その隣で、これまた好みの具入りフォーをお願いした。お腹に優しいフォーは朝食に良い。

 8時ころにホテルを出て、バスでミーソン遺跡へ。ミーソン遺跡は世界遺産で、古代から17世紀ころまでベトナム中部から南部にかけておさめていたチャンパー王国の聖地。ヒンドゥー教。

 到着してチケットをアンさんから手渡される。このQRコードをかざすんだが、何とこのチケット、入場後に回収されてしまった。

 

 入口から5~6分歩いて、カート乗場に着くと長蛇の列。このカートで遺跡まで行く。

 

 

 

その⑥へつづく

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その④

2024-02-23 | 旅行記(海外)


その③につづき


 少し遅めの昼食。ベトナム宮廷料理のお店。

 

皇帝夫妻が座るとされる席の前に、、、

  

 皆さん、地ビールを飲む中、ジンジャーティ。グラスの底にショウガの大きな欠片がいっぱいあるけど、飲むとそれほどショウガがキツい感じはない。基本、ベトナム宮廷料理に添えられる野菜は“飾り”だと、アンさんが言っていた。このニンジン鶏、やや干乾びていたのはご愛敬。

 ブンボ―フエという、米粉麺で牛肉が入っているフエ名物をいただく。肉より練り物の方が大きいのだが、味はクセがなくて美味しい。けどまあ、麺の食感とかフォーの方が好きかなぁ。

 

  

 海鮮メニューが続々、、、。デザートは、ぜんざい

 どれも美味しくいただきました。宮廷料理とのことだったけど、いたって普通の料理という印象。これって、現代人だから普通に感じるだけで、当時からすれば贅沢なお食事だったんですかね。

 4人席で一緒になったご夫婦は、ベトナムは初めてで、コロナ前は年に1度ヨーロッパをあちこち車で回っていらしたのだとか。ツアーで旅行するのは久しぶりだそう。イタリア縦断旅行のお話を聞きながら、ランチ終了、、、。


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 お次は、バスで20分弱、阮朝(グエン朝)王宮へ。グエン王朝は、ベトナム最後の王朝で1802年~1945年まで140年以上続いたとのこと。こちらは世界遺産。

 正門前の広場には9門の大砲が、、、。初代の王によって造られたそうだが、9門は、五行と四季を表しているとのこと。実際に使用されたことはなく、象徴的に置かれているのだって。

 シンボリックと言えば、こちらのフラッグタワーも。ちなみに、国旗の大きさは54平米だとか、、、。ウチより広い。ちなみに、木の根元が白いのは、防虫剤を塗った跡だとか。

 

正門(午門)

 

 

 んで、正門をくぐるとメインの太和殿、、、のはずが、残念、修復中(右の写真の奥の門のさらに奥に太和殿があるはずなのに覆いが、、、)。……ごーん。正門の中を上がることが出来て、展示物など見学。

 

左:歴代の皇帝や皇族が使用していた印/右:玉座(だと思う)

 

  

左:鐘もある、、、/右:未練がましく修復中のところを撮影

 

  

 

皇帝の書斎のような場所だったらしい

 

 中国の紫禁城をモデルに造っただけあって、建物は中国の影響を強く感じる。宮殿の名前はそのまま紫禁城だしね、、、。

 フエはベトナム戦争でも激戦地の一つだったため、この建物もかなりダメージを受けたとのこと。旅行に行く前にネットで画像を見ていたら、壁に弾痕があったり塀に大きな穴が開いていたり、というのも目にしたけど、私が歩いた範囲ではかなり修復が進んでいるみたいだった。

 

 全部は回れないけれど、メイン所を一通り見て回って、お次は世界無形文化遺産の宮廷雅楽ニャーニャックを鑑賞する。

 

こちらの閲是堂で開始を待っていると、お姉さんが登場

 

 

獅子の雄雌が出て来て、寄り添ったと思ったら、、、

赤ちゃんが産まれた!

 

 

 

美女や老人に変身した悪魔と闘うヒーロー!?

 

 

群舞ですかね、、、

 

おしまい

 

その⑤へつづく

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その③

2024-02-11 | 旅行記(海外)


その②につづき

【2日目のスケジュール】 フエ観光

カイディン帝廟 → ティエンムー寺 → 昼食 → 阮朝王宮 → ホイアンへ戻り夕食 → ホテルへ


 2日目は、ホイアンからバスで片道3時間半かかるフエまで往復するため、朝はちょっと早めの7時半集合。朝食は6時半から。

 夜中ずっと隣室がドタバタと音がうるさかったらしく、友人はほとんど寝られなかったらしい、、、。私はどこでもいつでも寝られる人間(時差ボケとかなったことがない)なので、ゼンゼン気付かなかったわ。

朝食はこちらのレストランで

 

 

左:左上の紫キャベツとニンジンの上の黒いのが並んでいるのはサラダ巻き!/右:オレンジのはマンゴーでなくパパイヤ

 

 

  川辺で朝焼けを眺めながらの朝食、、、なんて素晴らしいんでしょう。日常のモロモロなど忘れ去り、お腹も空いていたのでパクパク食べて完食! フォーがないねぇ、、と言っていたら、隅っこでサーブしてくれていたらしい。明日は絶対食べよう!

 デザートのバナナが、台湾で食べたバナナと似ていて(絶妙な酸味と甘み)、美味しかった♪


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 いざ、フエへ。ホテルを出て、バスが来てくれている所まで歩く。朝7時を過ぎると、旧市街にもバスが入って来られるらしい。

 

フロントの軒のランタンが可愛い/旧市街の広場まで歩いて3分ほど

 

 10時半ころ、最初の目的地、カイディン帝廟に到着。

 カイディン帝生前から着工して、亡くなった6年後の1931年に完成したとのこと。建物はフランスの影響を受けたカイディン帝によりバロック様式で建てるよう命じられたものの、中国様式、ゴシック様式も見られるとか。確かに、独特な雰囲気。

 カイディン帝は、ベトナム阮朝第12代の皇帝。アンさんの説明によると、どうやらゲイだったらしい。んで、さらにはかなり評判の悪い(というか人気のない)皇帝だったそうで、この廟を建てるのにも重税を課していたとか。アンさんの口ぶりから、そのダメっぷりが伝わって来て、現代のベトナム人の間での評価が察せられる。

 

モザイクだらけ、、、左:春夏秋冬をあらわしている/右:寿の文字が随所に見られた

 

 モザイクは、陶器等の破片を集めて出来ていて、中には日本のビール瓶(今のキリンビールらしい)もある。ベトナムでは以前は漢字が使われていたが、このカイディン帝によって現在のクオック・グーに改められたそうで、割と最近まで漢字文化圏だったのだ。

 

左:漢文でカイディン帝の業績(?)が書かれた石碑/右:御写真はカイディン帝

 

 

左:カイディン帝/右:阮朝の系図

 

カイディン帝はこの下に眠っているのだそう

 

 集合時刻まで少し時間があったので、レモンのアイスを食べる。値段は、確か24,000ドン(≒145円)だったと思う。外側がシャリシャリのレモンシャーベットで、中はミルクアイス。暑かったのですごく美味しかった~。

 

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 バスで30分弱移動し、お次はティエンムー寺。 

 1601年に建立されたフエで最も古い寺院の一つで、漢字で書くと「天老寺」。阮王朝時代の前の広南国時代に、一人の老婆が「いずれ支配者が現れてここに塔を建てる」と予言したことに由来するのだそう。

トゥニャン塔(慈悲塔)。中国でもよく似た塔があったような

 

 建立は1845年。お婆さんの予言した塔は、これのことか? 高さが21m、7層各階に仏像が安置され、最上階には金色の釈迦如来像が安置されているのだそうだが、中には入れない。

 

ご利益があるとかで、線香をあげるけど、暑いから早々に日陰へ避難

 

これはティック・クアン・ドックという僧が焼身自殺を図った際に使用した車オースチンA95

 ティック・クアン・ドックの焼身自殺の件は、wikiに載っているので詳しくお知りになりたい方は検索してください。

 

フォン川を一望。のんびりクルーズとか良いかも

 

 この時点でお昼を回っており、お腹が空いた~~。……というわけで昼食へ!!

その③へつづく

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その②

2024-02-01 | 旅行記(海外)


その①につづき

【初日到着後のスケジュール】 ダナン市内観光

ダナン大聖堂 → 地元マーケット散策 → ホイアンへ移動 → 夕食 → ホテルへ


 ……というわけで、バスに乗り込み、一同、ダナン大聖堂へ。

 バスで30分くらいだったか、、、。まさに市街地の真ん中にあるのだった。しかも、この日はイベントの準備とやらで門の中には入れず。建物の中にも普段から入れないそうだが、この日は門の外から眺めるだけ。

背後の銀行のビルが、、、

 フランス統治下で、フランス人によって建てられたとか。ゴシック様式のカトリック教会。ピンク色が可愛い!ということで、フォトスポットらしい。確かに美しいけど、イベントの設営で建物の入り口も見えないしなぁ。

 で、ここから歩いてすぐの所にある市場へ行くという。

 

大聖堂から歩いて数分、、、/ハン市場

 30分のフリータイムとなる。

 まぁ、とにかく人が多いこと、、、。アンさん曰く、観光に来る外国人は、中国人より韓国人が多いとか。日本人はそれに比べると全然少ないと、、、。確かに、市場内ではハングルがよく聞こえていた。

 

 友人とも別行動でプラプラ歩いていたら、マンゴーキャンディ(というかグミかな)を試食でもらったので食べてみたら美味しい!!……というわけで、バラマキ土産に決定。5袋で10万ドン(≒600円)と店のお姉さま。まあ、でも他を見てからでも良いかと立ち去ろうとしたら、お姉さま「じゃあ、これでどう?」と電卓で「70000」と見せて来る。えー、、、別に価格交渉する気ゼンゼンなかったんだけど、メンドクサイしどうせ買う必要もあるから、あっさり交渉成立。

 戦利品はこちら。ぷにぷにしていて濃厚マンゴー味で、お土産にはちょうど良い感じであった。

1袋に入っている個数もバラバラ。5袋で計49個!

 その後も、市場内を見て回る。

 

右のは乾燥ナマコ! なかなかのグロさ☆

 

 2階には、衣料品がメインで所狭しと並んでおり(イメージとしてはドンキの店内に近い)、友人はワンピースをゲットしていた。アオザイも売っていたし、カワイイ生地もたくさん。時間があれば端切れとかも欲しかったかも。

 
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 さて、市場を見終わったのが15時過ぎ。宿へと向かう。ホイアンまではバスで1時間弱。

ハン川に架かるダナン名所(?)ドラゴンブリッジ(奥の黄色いの)

 

 このドラゴンブリッジは最終日の夜にまた来るのだけれども、、、。

 バスに揺られてホイアンのホテル近くまでやって来る。16時を過ぎると大型車はホテルの旧市街には入れないので、カートに乗り換える。

この一番後ろの座席に乗りました。しかも端っこに、、、

 

 確か、インドのタージ・マハルに行くときも同じような理由で似たようなカートに乗ったんだった、、、。

 いやしかし、このカート、まあまあ怖い。これで普通に公道をかなりのスピードで走るわけで、排ガスも凄いし、道は結構ガタガタだから揺れるしで。……とかいいながら、スマホで動画を撮っていた私。このブログには動画を貼る機能がないので載せられないのが残念。

 で、カートに揺られること5分くらいで、ホテルに到着。フロントでアンさんから部屋の鍵を渡されて、部屋へと向かう。

  

フロント&ロビー

 

   

左:フロントから部屋へと向かう途中(奥がフロント)/右:私たちの部屋のある棟

 

 リゾートホテルなので(?)低層造りで、一部3階建ての2階建てコテージみたいなのが並んでいる。私たちの部屋は2階の端っこ。ホテルの方がスーツケースを部屋まで持って来てくれた。

 

 

この部屋にこれから3連泊。バルコニーもある♪

 

 入った途端、レモングラスの強烈な香りが。といっても、キツい香りではなくて、すごくいい香り。これはおそらく虫よけも兼ねていたのではないか、、、。実際、蚊もいたしね。


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 少し休憩してから、夕食へ。旧市街を流れるトゥボン川を渡ってのんびり歩く。

 

 

夕暮れ時で美しい、、、

 

 ホテルから歩いて5分ほど、、、こちらのお店へ。

  

 

 初日はやっぱりベトナム料理。

 

 

 生春巻きの向こうで青い光を当てているのは、お向かいに座った同じツアーの方。多分、お箸を殺菌されていたのかと、、、。(ちなみに女性お二人連れだったのだけど、お二人ともめちゃくちゃ小食でビックリ)

 フォーは、事前にバスの中で、チキンorビーフでどちらが良いかをアンさんに申告。アンさん曰く「ビーフの方が美味しい!」とのことなので、それを信じて私も友人もビーフをチョイス。なるほど、ビーフの出汁が出ていて美味しい。友人は「やっぱチキンの方が好きかな」と言っていたけど、私はどっちも美味しいと思うわ~。

 

デザートはバナナの揚げ物。レモングラスみたいな葉の香ばしいお茶と

 

 初日の夕食、どれも美味しくて、今回の旅の食事は期待できそう!? 


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 店を出るとすっかり暗くなっている。再び歩いてホテルに戻る。

 

 平日の夜なのに、夜祭のような賑わい。旧市街の目抜き通り(?)アンホイ橋を渡って、出店が連なる通りを抜けて行く。アンさんに聞けば「毎晩こんな感じです」だそうな。……楽しそう。

 

橋のたもとになんちゃってドラえもん、、、/夜店がいっぱい

 

 無事ホテルに到着~♪ 1日目終了。この後はシャワー浴びて、すぐに寝ましたzzz……


その③へつづく

 

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現実逃避の旅 ~ベトナム中部でのんびりしたい~ その①

2024-01-28 | 旅行記(海外)


 昨年、台湾に行き、あまりの弾丸ツアーに疲労困憊、、、もっとダラダラした旅がしたい、と切実に思いました。おまけに、世の中、暗いorムカつくニュースばかりで、もう何もかも忘れてボケーっとしたいというのもあり、寒い時期に暖かい所へ行こうと思い立ったのでありました。

 ベトナムは、6年前(もうそんなに経つのか、、、)にハノイ~ハロン湾に行ったのですが、とっても気に入ったので、今度は中部のリゾート地を選んで3泊5日のツアーで行くことにしました。こちら、3泊とも同じ宿で移動がない!ってのがほぼ決め手(……安易ですみません)となりました。とにかくゆっくりダラダラしたかったのです。

 が。出発の2か月くらい前だったか、旅行会社から封書が届き、「飛行機の出発時刻が早まったので、集合時間が早まります」とお知らせが、、、がーん。ギリギリ前泊は回避だが、出発前からゆっくりダラダラに黄色信号がっ、、、。

 ……というわけで、いつ終わるか分かりませんが、テキトー旅行記始めます。


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 このツアーを選んだのは、ベトナム航空直行便だったこともあるのだけど、申し込んだときは、成田発9時半だったのが、ダイヤ改正があったとかで9時発に変更され、集合時間は7時ちょうど、、、。

 で、日暮里発6:05発のスカイライナーに乗らないと間に合わない、、、と分かり、家を5時過ぎに出る。まだ暗い中、駅まで人通りのほとんどない道を行き、無事にスカイライナーに乗る。

 スカイライナーなんて、一体何年ぶりに乗ったんだろう? 多分30年ぶりくらいだな。事前にネットで席を取ったときには席はガラガラだったのに、実際には結構な人が乗っていた。窓から日の出を見ながら(キレイだったので写真撮ろうとしたけど、車内の明かりが窓に反射してゼンゼン朝焼けが上手く映らない)、定刻通り6:44に成田空港駅に到着

 集合場所までテレテレ歩いて行ったら、まだ集合時間前なのに、既に係の人が何やら説明しているではないか。まあでも、その後、個別にパスポート確認とかされて、チェックインへ。

 ここで、30分ほど並んだが、預け荷物もないしサクサクとチェックインを済ませて、保安検査場を通り、出国手続き完了。21番ゲートへ向かう。


 


 少し遅れて搭乗開始。ベトナム航空319便、ANAとのコードシェア便のエアバスA321。

 やや前より右側3列席で、友人と2人だったので1席開けて座れたのはラッキーだったけど、モニターがなく、映画などのエンタメなし!……まぁ、飛行時間6時間くらいだから別にいいけど、ちょっと残念かな。イヤホンは配られたけど、音楽はどのチャンネルも繰り返しでつまんないので、結局あんまし聞く気にならなかった。

アオザイ姿のCAさん。機体と同じキレイなブルー

 

 で、離陸前の安全ビデオなんだが、ベトナム航空、かなりヘンだった。

 いやこれ、、、そもそも機内じゃないし。注意して見ていないと、安全ビデオだとそもそも分からんでしょ

 ちょっと遅れて離陸後、ほどなくドリンクサービス。このナッツが美味しかった。ドリンクはあんまし選択肢がなく、無難にオレンジジュース。

 

 友人と駄弁っているうちに、食事が配られる。「ウエスタンスタイルか、ジャパニーズスタイルか」と聞かれ、友人がウエスタンを選んでいたので、私はジャパニーズにしてみた。

 焼うどんにパン、、、という炭水化物オンパレードだったけど、味は悪くなかった。上の真ん中のは、デザートのおはぎで、こちらもまあまあ。完食して、その後は、ウトウト。

 途中で友人がごそごそスーツケースを開け始めたので、「何事?」と聞けば、暑いから着替えて来る!と。極暖着て来たっていうから、そらダナンじゃマズいだろうね、、、。私は着替えるのは面倒なので、中に半そで着て、靴下二重履きで脱げるようにして来たのだった。

 てか、正月早々の羽田の事故の記憶が新しく、ポケットがいっぱい付いているパンツを履いて行ったんだけど、いざとなったら頭働かなくなるんだろうなぁ、、、と、着陸時に滑走路を眺めながらぼんやり考えていた。


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 あっという間にダナンに到着。もろもろの手続きを経て出口を出ると、思ったよりジメっと暑い。ここで、現地ガイドのアンさん(イケメン!)が待っていた。

白いキャップを被っているのがアンさん

 

 今回のツアーは計32名、、、なんだが、実はこのとき31名しかいなかったのだ。そのことを、私は途中まで知らなかったんだけど、それについてはまた後ほど。

 年齢層はやや高めだけど、お一人参加も何人かいるし、若い人もちらほら。私たちは中間かな、、、?

 初日から観光します!!


その②へつづく

 

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その⑥

2023-07-16 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 

その⑤につづき

 夕食を終えると、台北市内に戻って来て、士林夜市へ。約50分間の自由散策となる。

  

 すごい人混みだとは聞いていたけど、まあ確かに結構な人出である。こういう夜店の立ち並ぶ場所って、日本だと夏祭り以外にあるのかな? この夜市は特に週末が込み合うらしいのだけど、夜市自体は年中開いているらしい。この士林夜市は台北で一番大きいのだとか。

 道が入り組んでいて、しかも夜市の地図はないので、おまけに通りによっては人がごった返していたりして、私はすぐに方向が分からなくなるが、友人が「大丈夫だよ、私、大体分かってるから!」というので安心。50分のフリータイムというのは、このツアーではかなりの長時間になるわけで、ついついあちこち歩き回ってしまう。

  

 で、ふと気付いたら、集合時間5分前ではないか。急いで戻らなければ!

 となって、戻ろうとして、友人の先導で通りに出たのだが、どうも集合場所の通りではない。あり~?となって、焦る。集合場所の写真をたまたま私が解散前に撮っていたので、それを見せて、警備の男性に聞いてみると、何と、夜市を挟んで反対側だと言うではないか。えーー、、、となって、また急いで夜市の中を突っ切って戻る。もう完全に遅刻。

 目印になる建物目指して歩いて、反対側にどうにか出るが、すぐに場所が分からないので、さらに通行人のお姉さんに画像を見せたりして確認しながら、どうにか見覚えのある場所へ出る。そんなこんなで、約10分も遅れて集合場所へ到着する、、、嗚呼。

 フーさんに「探しに行こうかと思ってたところ」と言われ、平謝り。暑い中、こっちも大汗。いやー、こんなに焦るのって久しぶりの感覚だった。ツアーの皆さんは、夜市の中は道が込み入っているのでほとんど歩かずに戻って来た、、、って言う人がほとんどで、それも驚き。ツアーならではの大失態でありました。


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 ぐったりしてバスに揺られて10分ほどで宿に到着。有名な圓山大飯店。

 

 ロビーに高級車(?)が。全体の雰囲気は良いのに、高級車が置いてあるだけで何だか成金ぽく感じるのは、私の偏見だろうか、、、?

 

 部屋に入ってテレビ画面を見ると、なんと私の名前入り歓迎メッセージ。でも、綴りが微妙に違っていた。友人は「何で私の名前はないんだ?」と不満そうだったが、ツインルームでも代表者1名ってことなんだろうね、やっぱり。

 

 まあまあゴージャスな部屋で、迷子になったことも忘れて湯船に浸かったり、お茶飲んだりしてダラダラしながら駄弁りながら眠りにつく、、、zzz


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【最終日のスケジュール】

忠烈祠(衛兵交代式参観) → 故宮博物院 → 免税店 → 松山空港


 あっという間の最終日。7時過ぎに朝食へ。

 あんましお腹も空いていなくて軽めに、、、。紫色の蒸しパンは、結局何味なのか分からぬまま。小籠包類はいずれも美味でした。

 朝食後、部屋に戻って、バルコニーを見てみると、昨夜は真っ暗で分からなかったけれどすごく広い。市街地の方も少し見える。

 

 集合時間は8:45だったけど、遅刻翌朝ってこともあり、8:30頃ロビーに集合場所へ。早いと思って行ったら、もう既に何人か、、、。

 

ホテル正面入り口から正門の方を撮影してみた/バスの車窓からホテルを撮影してみた

 

 忠烈祠までは車で5分くらいというので、9時からの交代式には余裕で間に合う。ここは、日本の護国神社があった所だそうで、辛亥革命や抗日戦争で亡くなった人々を祀っているとのこと。

 待つこと数分、交代式が始まった模様、、、。

奥に見えるオレンジ色の山門を越えてさらに奥まで実にゆっくりと行進して行った、、、

 

 交代式の衛兵は、容姿端麗の兵士を選りすぐっているのだそうで、まあ、確かに皆さん上背もあってスタイル良かった。友人は「やっぱイケメンじゃない?」としきりに顔をチェックしていたのが笑えた。正直、私にはあんまし顔まではよく見えなかったのよね、、、。

 

山門を越えて戻るところ

 

 機械仕掛けのようにピシッ、ピシッ!!っと直線的な手足の動きで、一つ一つの動作は遅い。大昔にロンドンで見た衛兵の交代式とはまた大分感じが違うような、、、。といっても、もう記憶のかなたなんだが、ここまで一糸乱れず、ゆっくり、、、って感じじゃなかった気がするなぁ。

 この日は、空軍の兵士による交代式だったみたいで、海軍、陸軍と日によって(期間があるらしい)担当が違うのだとか。制服が違うのだって。

 

山門の両脇には広州蜂起のレリーフが

 

 で、ちょうど交代式が終わった途端に雨が降り出す、、、。慌ててバスへと戻る。


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 お次は、故宮博物院へ。

バスで数分で到着~!

 

 フーさんが受付しているのを待っている間にトイレに行くと、トイレがとてもキレイ。ペーパータオルも、センサーに手をかざすだけでピロ~ンと出てくるという、、、。おもろ~。

 

 で、ここでもやっぱりあんまり時間がなくて(と言っても、一応2時間弱はあるのだが)、フーさんが“これだけは絶対!”というお宝を端から案内してくれる。

  

  

他にもいっぱい写真は撮ったんだけど、、、ほんの一部です

 

 

 名物“白菜”は出張中だった、、、残念。でも、“肉”はありました! 蒋介石が持ってきたという翡翠の屏風が美しかった、、、。

 とにかく、展示が多いので、“これだけは絶対!”というのだけでもかなりの数。なので、2時間弱なんてあっという間。

 まあ、慌ただしい見学だったけど、北京の故宮博物院の異様な広さに比べれば、よほど現実的な見学コースだった。北京の方は、建物の中を歩いていた記憶しかないのだよね、、、。展示物、何があったっけ??みたいな。

 とはいえ、かなり疲れて、終わってみればグッタリ。ミュージアムショップであれこれじっくり見る時間もほとんどなく、、、。でも、白菜のストラップだけはゲットする。そして、、、ヘロヘロになってバスに戻る。

白菜はこれだけ、、、


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 予定では免税店だったのが、昨日と入れ替えで、本日は民芸品店へ連れて行かれる。

 

 昨日の免税店よりは、まだ面白かった。ばらまき用のお菓子(チョコ)と、プーアールの花茶を購入。花茶を、一度煎れてみたかったので。

  

 煎れてみたら、思ったより花が広がってビックリ。お茶は普通に美味しかったです

 

 このお店も、30分くらいの滞在でバタバタと引き上げて、松山空港へ、、、。

 

 ここでは係のお姉さんがチェックインしてくれて、ちょっとホッとする。そりゃオンラインで効率化も分かるけど、人と人のやりとりも旅では貴重よね。ただでさえツアーだと現地の人とお話する機会が少ないしさ。

 で、またも友人とは座席が離れ離れ。前日にスマホでチェックインしておけばよかったのだが、疲れていたし、面倒くさかった。まあ、2時間なので良いのだけど。

 

 機内食は、ハンバーグ。右上のカップはデザートで、ブルーベリーソースのヨーグルトムースで美味しかった。


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 というわけで、弾丸ツアーはおしまい。とにかく、何度も書くけど、めっちゃ慌ただしくて落ち着かない旅でした。こんなに分刻みで動いた旅なんて初めて。友人と、今度からはフリータイムがあるツアーを選ぼうね、、、と話しながら帰って来たのでした。

 長々お付き合いいただき、ありがとうございました。

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その⑤

2023-07-02 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 

その④につづき

 台北駅からまっすぐバスで免税店へ。当初の予定では、民芸店へ行くはずだったのだが、理由はよく分からないけど、翌日の予定と入れ替えとなった。

 ツアーのお約束。ここはいわゆる高級ブランドショップが入ったビルで、1階には台湾のお菓子等の食品が並んでいたが明らかに高過ぎるので、友人も私も一通り眺めて終わりであった。買いたいものが何もない、、、。 

 滞在時間は30分ほどで、お次の十分へと向かう。バスで1時間弱で到着。ここは、天燈(ランタン)上げ体験ができることで有名らしく、観光客呼び込みの格好の材料となっている様子。

空に点々と浮かぶのがランタン

 

 バスの中でフーさんからランタン上げの手順を聞く。1つのランタンに4人がそれぞれ願い事を書いて、それを空に上げる、、、だけのことなんだが、まあ何事も体験である。

 

めったに通らない電車が通った後の線路を渡ってお店へ、、、

 

 4人1組でそれぞれが願い事を備え付けの筆で書き、書き終えたら、所定の場所へと持って行き、店員さんに火をつけてもらって、上空へ、、、。火をつけるのも100円ライターみたいなので一瞬の呆気なさ。手を離したら、本当にあっという間に上がって行ってしまい、友人も私も、ハレ??ぽか~ん、、、、という感じだった。

 

真剣に願い事を書く友人/別のお店での様子(こういうお店がいっぱいあったのでした)

 

  

火をつけて手を離した瞬間、あっという間に上空へ、、、

 

 何でも、このランタン上げ、近所にランタンが散乱して、壮大なごみ問題に発展しているらしい。確かに、ものすごい数のランタンが上がっているし、飛んでいくのも風任せなわけで、めっちゃ罪悪感を覚える体験であった。うーん、、、どうなんだろ、これ。

 とか言いながらも、ランタン上げをしたお店でミニチュアランタンをゲットする。

なんか暗くて見にくいですが、健康祈願のミニチュアランタン

 

 ランタン上げを終えて、集合場所へ向かうまでの街並みは、台湾映画に出て来そうな風情の、赴ある街並み。

 

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 ……というわけで、慌ただしくランタン上げを終えると、お次の九份へと、再びバスで40分ほど掛けて向かう。フーさんから、九份は曜日や時間によって観光バスで上まで上がれないので、途中で路線バスに乗り換えると説明あり。

 

 

路線バスがやってきて……/満員、、、

 

 

だんだん近づいて来る九份

 

バスが着いて降りた所から海側を眺める

 

 バスを降りて夕食まで自由に散策。

 

左の方に見える「鬼怪」とあるのはお化け屋敷/とても狭い道幅ですれ違うのがやっと、、、

 

「悲情城市」の文字が。この辺りでロケが行われたみたい

 

 

 いろんなお店があってみているだけで楽しい

 

 友人が、ドライフルーツのお店を発見。ほとんどは1袋160元で、ドライフルーツを絶対ゲットしたいと言っていた友人には、許せる値段だったらしい。5袋買うと1袋おまけというよくあるパターンなので、じゃあ、6袋ゲットして3袋ずつ分けよう、、、ということに。1人400元で3袋ずつ。まあまあですかね。

左から、みかん、桃、パイナップル

 

 自由に散策と言っても30分くらいしかないので、また慌ただしく夕食のお店へと移動、、、。

 

 お店に着くと、もう席に着いている人が多かったけど、何とか間に合い、夕食開始。

 

 

 

  

どんどん出される料理はどれも美味しかったのだけど、特にオレンジが甘くてすごく美味しった

 

 店の外に出るとすっかり辺りは暗くなっていて、夜景が美しい。

 

 夕食を終えて、台北市内に戻って士林夜市へと向かう。この後、とんだハプニング(?)が起きることになろうとは、、、。

 

その⑥につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その④

2023-06-18 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 

その③につづき

 2日目のホテルでは夜中にヘンな声がバスルームから聞こえてくることもなく、初日の晩よりはよく眠れた。……けれど、やっぱり早くに目が覚める。5時過ぎに起き、昨日と同様、友人を起こさない様に身支度したり、コーヒー飲んだり、、、。

 出発が7時半と早めなので、フーさんから、朝食時に荷物を持って降りてくるよう前日に指示されていた。

 6時半過ぎに荷物を持って朝食へ。

 やはり、お腹の調子を考えて大人しめに、、、。ご飯の横の小籠包、前日夜の鼎泰豊での夕食が美味しかったので、こちらもそれを想定して食べたら、どうやら豚足(?)だったみたいで独特の臭いが強くて、全部は食べられなかった。

 食事を終えてバスに乗り込む前に、ホテル周辺をちょっと見て回る。前日夜にフーさんが「この辺は倉庫街で、面白いお店とか結構あるよ」と言っていたけど、昨夜はとても見て歩く気力がなかったので、、、。

 

宿泊したホテル 高雄真愛館/ライブハウスやおしゃれなお店が入っているみたい

 

 すると、通りを挟んだホテルの向かい側に、見たことのある絵が、、、。

 

 なんと、伊藤潤二!まさかこんなところでこのお方の絵に遭遇するとは。といっても、私は、古賀新一は結構読んでいるのだが、伊藤潤二の作品を読んだことは(多分)ないのだよねぇ。「富江」とか読んだような気もするが、記憶にない。大分前にEテレの「漫勉」で伊藤さんが取り上げられていた時にその作画風景を見たのだが、あまりの緻密さに目を剥いた。楽しそうに描いている伊藤さんの姿が印象的だった。

 どうやら、こちらでは期間限定で伊藤潤二関連グッズを販売しているみたい。後で調べたら、台北にも同様のお店があって評判みたいなのね。ちなみに、友人は「誰、伊藤潤二って??」と言っていたし、ツアーの人たちも「伊藤潤二って日本人?漫画家?」と。知らんのかー、そっかーー、と、そっちの方がちょっと衝撃だった。

 でまあ、予定通り7時半にバスは出発したのであった。


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【3日目のスケジュール】 高雄~台中~台北

台中へ移動 → 宝覚寺 → 宮原眼科 → 台灣高鐵で台北へ(車中食) → 免税店 → 十分 → 九份(夕食) → 士林夜市散策


 この日は、まず台中まで移動から始まる。約3時間。フーさんは最初の1時間弱は、台中のことなどをイロイロ説明してくれたが、途中から「じゃあ、これから台中まではテレサ・テンの特集番組をご覧ください」と言って、モニターに、20年位前のNHKの特集番組が流れ始める。司会は、あの阿部渉アナで、まさか20ウン年後にあんな騒動で失脚するとは想像もしていなかっただろうなぁ、、、などと下世話なことを考える。意外だったのは、ゲストが早見優で、事務所の後輩に当たるとか何とか、、、。デビュー当時は可愛がってもらって、、、などと話していた。

 テレサ・テンについては、いくつかの有名な曲以外、私はほとんど何も知らないので(そもそも興味がなかったというか、、、)彼女の生い立ちや、日本で成功するまでの紆余曲折、その後の様々な問題など、これを見て初めて知ったことばかり。懐かしい歌もたくさん流れ、ツアーの中にはドンピシャな世代も多かったみたいで一緒に歌っている人も。

 それにしても、演歌の歌詞って、聞いているだけでウンザリするけど、文字になって視覚から入ってくるとすごい破壊力だった。男に都合の良い女ばかりが、男に都合の良い文句で歌われ、頭が痛くなってくる。演歌好きな方々、すみません。今の演歌もそうなの?知らんけど。

 まあ、テレサ・テンの歌声はキレイだし、いろんな衣装とっかえひっかえで、面白かったのではあるが。


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 そうこうするうちに、10時半少し前に、最初の目的地である宝覚寺に到着。

 木造の本堂は、日本統治時代の1927年に建立されたのだが老朽化が目立つようになり、保護するために、石造りの建物で覆われたとのこと。かなり巨大な建物で、スマホを横にすると入りきらんのよ、、、ごーん。

 

 そもそもは臨済宗のお寺だけど、台湾仏教のお寺でもあり、いろんな様式が複合した建物になっていると。本堂の釈迦三尊像(中央のケースが光ってしまっているけど、この中の白いお釈迦様が貴重なのだとか、、、。横から撮ってみたけど、イマイチ)。

 で、本堂脇を入って行くと、いろんな人に撫でられてツルツルになった布袋様が現れ、さらに進んだ先には黄金色の巨大な布袋様が、、、。

 

 同じ布袋様でも、白い方はリラックスしたお姿、黄金色の方は正式なお姿、、、なんだとか。へぇー。それにしてもでかい布袋様。

 巨大な布袋様に目が行きがちだけれど、このお寺には、日本統治時代から戦中にかけて亡くなった多くの日本人が埋葬・安置されている。戦後、放置されていた多くの遺骨等をこのお寺の住職が安置してくれたのだという。この奥には、日本統治下で強制的に戦争に動員させられた台湾人も祀られていた。


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 お次は、有名な宮原眼科へ。バスで10分もかからないくらいで到着。

 みんなアイスが食べたいのだが、何しろ時間があまりない。11時に着いて、出発は11時40分。バスからも行列が見える。ただ、思っていたほど長蛇の列ではなかったけれども、買い物もしたいしアイスも食べたい、、、というのは難しいか。ともあれ、まずは店内へ。

 

乙女心をくすぐる店内

 

 友人は買い物はしないでアイスの行列に直行。私はお目当てのパイナップルケーキをゲットした後、急いで列に戻る。が、この行列。40分に間に合うか、、、? アイス希望者が多くて、フーさんは、この後の新幹線の時間があってちょっと心配そう。

 

ふと足元を見ると蟻さん(10匹)/アイスの行列には男性の姿も多い

 

 並んでいる間にどれにしようか大いに悩む、、、。アイスはシングルからトリプルまで選べて、アイスの数だけトッピングが無料で選べる。本当ならトリプル食べたいくらいなんだが、、、

 お腹の調子が不安だったので、自重してシングル+ワッフルコーンにすることにした。これで120元、500円くらい?

映えない画像ですみません

 

 バタバタとバスに戻って来て食べる。美味しい、、、。トッピングのチーズケーキがまたさっぱりしていて美味い。友人は、ダブルで、やはりマンゴーとラムレーズンを選んでいたけど、ラムレーズンの溶けるのが速い!!と言って、焦って食べていた。食べながら「やっぱしラムレーズンにハズレはないねー」とご満悦。

 どうにか、アイス希望者が全員買えて、予定より5分くらい遅れて出発。フーさんは「ホントに間に合わなさそうだったら、アイス諦めてもらうつもりだったから大丈夫」と笑っていた。

 ちなみにゲットしたパイナップルケーキたちはこちら。土鳳梨酥の方は、行く前にチェックしていたのだけど、鹹鳳梨酥はパッケージが可愛い(鳥の絵の箱)ので買ってみた。正直、味の違いはそれほどないけど、どちらもパイナップルフィリングたっぷり、繊維質の存在感があって美味しい。2つで580元、3000円弱かな。6個入り(土鳳梨酥)と8個入り(鹹鳳梨酥)で、まあお安いとは思わないけど、妥当な値段でしょうか。パッケージ代とかも結構かかっていそうだし。

 

可愛い紙袋を一杯くれた/土鳳梨酥と鹹鳳梨酥(塩パイナップルケーキ)

 

 アイスを食べて満足していたら、台中駅に到着。

 

12:39発

 

 ホームに上がってみると、周りは何もない、、、。日本の新幹線の駅にもありがちな光景。

 

デパートでもできる予定なのかな、、、。

 

 そうこうするうちに、電車到着~。

 

内装は日本の新幹線とほぼ同じ

 

 皆がバタバタと席に着くと、すぐにフーさんがお弁当を配り始める。何しろ、乗車時間が40分ほどなので、さっさと食べないといけないらしい。

 

 豚カツをタレにくぐらせた(浸した?)のがご飯にのっていて、野菜も結構入っている。まあ、味は普通だったけど悪くなく、お腹もすいていたので完食。

 で、あっという間に台北駅に到着してしまう。バタバタと降りる。

 

 

 駅前からバスに乗り、、、、

 

パナソニックの看板が多い気がする、、、/三越?

 

 まずは免税店へと向かうのでありました。……とにかく、この旅は慌ただしい

 

その⑤につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その③

2023-06-13 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 

その②につづき

 巨大宗教施設を後にして、高雄を目指し、再びバスに揺られて約1時間。フーさんから、予定の順番を入れ替えるとの説明あり。

 というわけで、まずは美麗島駅へ。

 

 この地上のガラス張り建築物が、美麗島駅の地上建物。日本人の建築家の設計によるものだそう。フーさんは「びれいとう」と説明で言っていた。見どころは地下にあるとのことで降りて行くと、、、。

 

 一面のステンドグラスによる「光のドーム」が出現。人間の誕生から死までを描いているそうで、よく見るとなかなか不気味な絵もある。

 

 

 

 フーさんは、ガイドブックにある様な説明はもちろんしてくれるのだが、それ以外に「この駅舎を作るのにものすごいお金がかかっているのですが、市はその内容を一切公表していないので、誰がどれだけどこに使ったか謎です。多分、余分なお金、いっぱい使われています!!」と熱弁を振るったりするのがすごく面白い。そうよ、建物の概要なんかは、ネットで情報溢れてるしね。そういうのを聞きたいわ。

 でも、この駅、そんだけお金を掛けたのに、乗降客がかなり少なく(要はオフィス街や繁華街から外れたところにあって不便なんだとか)、採算がとれていないらしい。まあ、こうやって観光客が見に来てくれれば良いのかもだけど、私たちはバスに乗って来て、バスに乗って帰っちゃうわけで、地下鉄には1元も払っていないので、、、スミマセン。


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 お次は、高雄市寿山公園と隣接する高雄忠烈祠へ。国共内戦や対日抗争で亡くなった人々を祀っているとのこと。日本統治時代は神社(?)だったとかで、そのためか石灯籠も見られる。建物自体は見るからに中華様式。

 

 フーさんは丁寧にイロイロ説明してくれるが、とにかく暑くてあんまし頭に入って来ない、、、。ごめんなさい、フーさん。

 その後、公園から見た眺めはご覧のとおり。


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 弾丸ツアーにフリータイムはない。ハイ、次っ!!という感じで一路、蓮池潭へ。

途中、消防署を見付けてバスから撮影。警察署と一緒の建物のよう

 

 友人が、「何か、台湾の建物に違和感がずーっとあったんだけど、なぜか分かった!」と言うので、「何で?」と聞いたら「エアコンの室外機が大きなビルでもいっぱい付いてるからだと思う」と。言われてみれば、この消防署にも室外機がたくさん、、、。

 30分弱で蓮池潭に到着。バスで遠目からでも派手な建物が目に入るが、間近で見てなおビックリ。

 「龍の口から入り、虎の口から出る」ことで厄払いできるのだとか。まあ、人がいっぱいいたので、ここはスルーしたのだけれど、、、

 少し歩いた先にも、このようなカラフルな龍がいて、こちらは一応くぐってみた。こちらは、春秋御閣といって「龍に乗った観音様が雲の合間に現れた」という言い伝えを表したものだそうで、龍の口をくぐっただけで、虎の口はくぐらなかったので、厄払いは出来ていなさそう、、、。

 高雄周辺では一大パワースポットなのだとか。名前のとおり、蓮の花がたくさん咲いていたけど、あんまし風情はなく、まあ、テーマパークに近い感じかなぁ。

 とにかく暑くて、自由時間は30分ほどあったけれど、もう歩き回る気力もなくて、ツアーの皆さんと集合場所近くの日陰で涼んでいた。聞けば、皆さん、割と全国各地からいらしていてビックリ。北海道からというご夫婦も。皆さんも暑くてグッタリ、、、という感じだった。


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 で、2日目の日程をほぼ終えて、最後の夕食へ。鼎泰豊は、日本にもたくさん出店しているのだって。初めて知りました。調べたら、銀座や日本橋にもお店がある。

 高雄の漢神アリーナデパート(日本の阪神系)の地下にある鼎泰豊の高雄店へ。

 

 予定より大分早く着いてしまうので、フーさんより「多分、少し並びます。何組かに分かれてばらばらに入ることになると思う」との説明がある。待つ間、フロアを見て来ても良いよ、と言われたので、イロイロ見て回るが、まあ、日本のデパ地下とほとんど変わらない。友人がマンゴーを探していたけど、やはりシーズンじゃないから無い。

 待つこと20分くらいで、最後のグループとしてようやく入店。テーブルに着くなり、すぐに料理がじゃんじゃん出されてきて、食べるのに必死。薬を飲み忘れそうになる。

 以下、料理の一部です(慌ただしくて全部撮影できなかった)。

 

 
 

 小籠包は店員さんが「これは一人〇個!」と言って出してくる。事前にフーさんから小籠包の食べ方レクチャー有り。「蓮華に小籠包を載せて、皮を破る。蓮華に出て来たスープを飲んで、少し温度が下がった状態で小籠包を食べる。スープごと食べないように!」とのことで、皆、律義にこの方法でいただきました。

 人気店というだけあって、確かに美味しかった。けどまあ、ここでなきゃ食べられない味、、、、ではないよね。個人的には、空心菜とチャーハンがとっても美味しかったな~。

 デザートに餡子の入った小籠包が出て来ておしまい。餡子が甘すぎず、美味しい。お腹いっぱいになりました。

 食べ終わって、店の外に出ると、先に済ませた方々が待っている。……のだが、フーさんが「4人いない!」と言って探している。しばらくみんなでうろうろ探していたのだが、見当たらず、、、。10分くらいしたところで、4人様現れる。先にバスに戻ってしまい、でも、バスはドアが閉まっていて真っ暗なので、慌てて戻ろうとしたものの、駐車場から店まで来るのに迷子になってしまったとのこと。何はともあれ、無事に全員そろって宿へ。

 

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 1日中暑さにやられて、ようやく宿へ辿り着き、友人も私もぐったり。……だったのだけど、ホテルの部屋がなかなかキレイで、2人ともちょっとだけテンションが上がる。

  
 

 この後、のんびり湯船に浸かって身体を癒し、友人と駄弁りながら眠りについたのだった。あー、疲れた。

 

 

その④につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その②

2023-06-10 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 

その①につづき

 初日の晩、疲れているはずなのに、どうも眠りが浅くて、何度か目が覚める。で、ふとバスルームの方から、ゲホゲホッという女性の苦し気な声が聞こえて来て、またまた目が覚める。友人が宿に着く直前のバスでちょっと酔ったと言っていて、ベッドに入る前も「何か寝れそうにない、、、」と言っていたので、具合が悪くなったのかと思って隣のベッドを見たら、友人はおとなしく寝ている、、、。

 あり~?? 寝ぼけてたのかしら、私。空耳?……それとも、、、??

 とかちょっと考えたけど、どうやらまたすぐ眠ったらしい。

 朝食は6時半からだったけど、友人はゆっくりめに行きたいと言い、でも5時半には目が覚めて眠れそうにないので起きてしまった。友人を起こさないように身支度したり、お茶飲んだりしながらダラダラ過ごす。

 7時過ぎに朝食へ。

  

量少なめ、、、。/友人オススメの黒糖蒸しパン

 

 かくいう私も、3月末から続くお腹の不調がイマイチのままで、出発3日前に別の病院に行ってエコーやら血液検査やらレントゲンやら撮って色々診てもらったんだけど「異常ないですね。旅行前で心配なら安心材料で胃カメラしますけど、必要ないですね」とハッキリおっしゃる先生。「多分、機能性ディスペプシアだと思います」と言われ、漢方やら胃薬やらを2週間分出してもらったのだった。

 この薬が、飲み方がややこしく、食前と食後に分かれていて、しかも、朝晩と昼と飲む種類が違う。間違えそうなので、1回ずつ小分けにして持ってきたのだけど、この旅行中にも食前の分を何度か飲み忘れて、食事中に飲んだりしていた。……そんなわけで、朝食も大人しく少量で、、、。

 食パンの横の黄色いのは蒸しパンで、中にカスタードクリームみたいのが入っていた。蒸しパンはもう1種類あったのだけど、友人が「これ美味しいよ!!」と言って、たくさん持ってきてくれた。

 黒糖の蒸しパンで、甘さ控えめで確かに黄色いのより美味しかった。友人はお持ち帰りしていた。


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【2日目のスケジュール】 台南~高雄観光

安平古堡 → 赤崁楼 → 延平郡王祠 → 田寮月世界 → 仏光山仏陀紀念館(昼食)→ 蓮池潭 → 寿山公園 → 美麗島駅見学 → 鼎泰豊(夕食)

 

 2日目の集合は、8:15で、20分に出発。既に暑い、、、

 

もう27度/バスから街並みを撮る

 

 バスに揺られて10分もかからないくらいで、安平古堡に着く。

 

 17世紀にオランダによって造られた城堡。当時のレンガが今もあるとフーさんが教えてくれるが、清掃の機械の音がうるさくてイマイチ聞こえない、、、。おまけに暑い。

 

展望台/展望台からの眺め

 展望台に上ってみるも、あまり広くないし、やっぱり暑い。

安平開台天后宮(安平古堡入口前にあって広場が駐車場になっている)

 

 こちらは入っていないけれど、海の守護神媽祖を祀っていて、台湾の媽祖廟では一番古いのだって。美しい建物で思わず撮影。

 バスに戻って、今度は赤崁楼へ。

コメダ発見!(フーさん曰く、「高いだけでイマイチ」)

 

 15分ほど揺られて赤崁楼に到着。

 こちらもオランダによって造られたもの。その後、鄭成功によって東都承天府と名を改められて行政機関として使用されたそう。

御贔屓牌

 

 亀に見えるのは龍の子ども。花崗岩で作られていて、背中には石碑を載せている。石碑には清の乾隆帝が武将を称えたものらしいけど、文字はよく見えない。というか、石碑が倒れそうで、よく見ると後ろで支えがしてあった。

海神廟

 

 内部には、鄭成功さん関連の展示。

 

 

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 バスに戻る途中で、フーさんに冬瓜茶のお店に連れて行ってもらう。イロイロ種類があって良く分からないけど、フーさんオススメのシンプルなのにする。たしか15元だったと思う。

 

 これが、思いのほか甘くて、味がよく分からなかった、、、。冬瓜のお茶といっても茶葉ではなくて、冬瓜と砂糖を一緒に煮込んで作られたものだというので、甘くて当然なんだけど、ここまでとは、、、。全部飲むのにかなり時間がかかった。

 で、バスで冬瓜茶をちびちび飲みながら、お次の延平郡王祠へ。

 鄭成功を祀る祠で、日本統治時代の建造物。

 

“この廟で一番値打ちのあるもの”とはフーさんの言/ここでも成功さん関連の展示

 

 

鳥居のような、、、/リスがけっこういました

 

 お次は、バスに揺られて約30分、田寮月世界へ。

 

 ご覧のとおり、荒涼とした景観で、「悪地地形」と呼ばれるのだそう。台湾で悪地地形と泥火山が最も発達したエリアとガイドブックにもあるのだけど、不毛の地というのも何となく分かる。

 で、戻ってくると、バナナを売っているおばさんが。

バナナと、手前のネットが見えるのは瓢箪

 

 それまでにバスの中でフーさんが、「ここのバナナはフィリピンバナナとは大分味が違うのよ」と教えてくれていて、「これがまさに台湾バナナ」と言って、おばさんに交渉して房ではなく、1本5元で売ってくれることに。

 

 短くて、皮は少し茶色くなってからが美味しいのだそう。で、いただいてみたら、普段食べているバナナとゼンゼン味が違う!! 適度な酸味があり、実に美味しい。うー、これはもっと欲しいけど、すぐに傷んでしまうからお持ち帰りも難しいので、諦める。でも、2本、3本買っている人もいた。


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 とにかく、暑くて、すでにお疲れ気味だったのだが、次はようやく昼食。バスで約30分ほどで、仏光山仏陀紀念館へ到着。

 

 来てみてビックリと言うか、ここは広大な宗教施設だった。もうとにかく、ものすごいお金がかかっているのが分かる。フーさんによれば、献金(寄付)が「すんごい!」んだそうな。

 お昼は、ここの食堂でとるのだが、精進料理バイキングだった。

 お皿とお茶碗が1つずつ。どんなにたくさん料理をとっても、お皿は1枚だけ。取り皿もう1枚!なんてのはNG。消毒もマスクもしっかり求められるが、お料理の方は、意外にバラエティに富んでいて、日本料理の精進料理とは全く異なる。

 ここで、私は食前に薬を飲まなければならないので、水が欲しくて係の女性に聞いたら「そのお椀でスープを飲んだ後、水が欲しければそこに入れてあげる」と言う、、、。いや、私は薬が飲みたいのだけど、、、と思ったが、なんか面倒臭そうなので大人しく諦める。お椀にスープを入れられたので、仕方がないから、スープで薬飲んじゃうか、、、とゴソゴソ鞄から薬を出していたら、先ほどの女性が「ああ、あなた薬飲みたかったのね、こっちいらっしゃい」と言って、食堂外の廊下に連れていかれる。そこで、ガラスのコップを渡されて、ウォーターサーバーの前に行って「ここの水使いなさい」と。

 ……あ、これは英語でやりとりしていました。親切な女性で有難かった。まあ、スープで飲んでしまっても良かったけど、粉末の漢方だから、やっぱし水の方が飲みやすいよね。

 ご飯の右側の揚げ物は、さつまいものから揚げ(天ぷらではない)だったのだが、さつまいもの甘さとしょっぱさが絶妙で美味しかった。友人はお持ち帰りして、夜、宿でそれをつまみにビールを飲んでいた。

 前日の夕食がまあまあ残念だったので、この昼食はとっても美味しく感じたわ~。

 この後、名物の金ぴか大仏を見に行こうと思ったけど、暑いし、遠くから眺めるだけで十分か、、、ということで友人と意見が一致。早々に冷房の効いた施設内に戻って涼んでいた。

 

 

恐竜(?)なぜここに、、、?/高級ブランド店がモールのように並ぶ(スタバもあった)

 

 

その③につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅VI ~初台湾・縦断の旅~ その①

2023-06-04 | 旅行記(海外)


関連映画:『悲情城市』(1989)
 


 コロナが収束したわけじゃないけれど、世の中、最早コロナ禍は過去のハナシみたいになっているではないか。都心でも再び外国人が大勢歩いている光景が見られるようになっている。ああ、またどこか行きたいなー。ロシアにもう一度行きたかったけど、もう私が生きている間は無理だろうし、そもそも円高だし、海外はどうなんだろう、、、。

 ……などと考えていたところ、たまたま、台湾縦断ツアーをネットで目にしまして、以前から行きたかったこともあって、この機に行ってみよう!と思い立った次第です。夏休みを利用して、、、とも思ったけど、おそらくメチャクチャ暑いだろうから、5月ならギリギリ大丈夫かな、と思ったのですが、、、。

 ツアーに申し込んだときは、まだ、ワクチン接種証明が必要と言われていたので、準備したのだけれど、出発するときには一切不要となっていました。3泊4日の旅行記、いつ終わるか分かりませんが、とりあえずボチボチ書いていきます。 


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 羽田8:55発台北松山空港行きJL097便に乗るべく、集合は、何と朝6:55でかなり早い。自宅を5:30前に出て、無事6:30くらいに第3ターミナルに到着。

 久しぶりの羽田国際線チェックインは、荷物の預け入れも全てオンライン化されていて、ちょっとビックリ。まあ、やってみればさほど難しくはないのだけれど、スーツケース預けようと指定場所に置くと、「横にして置け」と機械に怒られる。けど、ちゃんと絵に描いてある通り横にして置いたのに、縦だと認識してるのはアンタでしょーが、、、と言いたくても機械には言えない。ので、ちょっと向きを変えると、今度は「バーコードが読み取れない」とまたも怒られる。めんどくせぇ、、、と思いながらタグを直す。ようやく荷物を吸い込んでくれてホッとなる。

 その前の顔認証では、なかなか顔写真を読み取ってくれないので、「はぁ??」と思ってよく見たら、ロシアのビザの写真を読み込ませようとしていて、これはこちらの間違いで、申し訳ございませんでした、、、と、パスポートの顔写真ページを開き直して再度チャレンジでどうにかパス。

 ようやく手荷物検査へ進むが、結構な行列。羽田は成田みたいなでっかい案内ボードがなかったんだっけ? 何ともショボいモニターで、これじゃぁ旅の気分も上がらないよ。

 

 少し遅れて搭乗手続きが開始されて、友人とは別々の座席に。3時間弱だから別に構わないけど。出発も少し遅れたけど、離陸してほどなく機内食が出る。

 ハヤシライスがなかなか美味しかった。朝も早かったしお腹が空いていたので美味しい食事は有難い。

 

まもなく到着、、、

 

 ほぼ予定通り11:30頃に松山空港に到着。ここで、現地ガイドのフーさんが待っていてくれた。ツアーは計23名で、ご夫婦が多い印象だけど、お一人参加も何人かいた様子。

 

日本のどこか、、、って言われても違和感ないこの光景は、松山空港前のバス駐車場。

 

 ここからバスに乗って、一路、日月潭へと向かう。高速を飛ばして3時間半。

 

キリン好きには嬉しいバス♪/途中、一度トイレ休憩有り。

 

高速から見える光景。タモリが見たら喜びそう

 

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 日月潭は、台中と台南の中間くらいの内陸部にある、台湾で一番大きな湖。あの霧社事件のあった場所から車で1時間くらいの所。暗緑色の水が特徴なんだとか。湖の東側は円形(?)だから“日”、西側は三日月形(??)なので“月”で、日月潭という名なのだって。

 

文武廟にあった案内図。左下が日月潭の形なんだけど、、、日と月に見える?/水の色は、、、よく分からない

 

 ここからさらにバスで登って、文武廟へ。

 

特大の獅子の石造に圧倒される

 

 バスを降りて、廟の前でフーさんが説明を始めたら、突然、ボタボタと大粒の雨が落ちて来る。フーさんが「急いで中入って!!」と言って階段を駆け上がって行くので、皆ばらばらと走って社殿への階段を上る。

 

スコールか!? 滝の様、、、

 

 この廟は、日本統治時代に日月潭にダムがつくられた際に、湖に沈む2つの寺院が合併して、1938年に建立されたもの。なので、割とまだ内部も新しい。孔子、関羽が祀られているほか、仏教、道教、儒教の神(仏?)が一同に集められているという。

 

  

 展望台やロープウェイもあるらしいけど、突然の土砂降りだったし、内部をフーさんが詳しく解説してくれたので、そちらへは行かなかった。けれど、この眺め。

  

 

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 この後、台南へと、再びバスで2時間半。神農街へと着いたのは、午後7時を回っていた。

 この神農街は、日本でいえばレトロな街並みと言ったところか。フーさん曰く、「昼間見ると、ただのボロ家並みだけど、夜はキレイよ」とのこと。

 

 

 ライトアップされていて確かにキレイ。だけど、昼間来ても十分古い建物見て歩けば楽しそうなんだが。ここでの自由時間はわずか20分くらいなので、駆け足で家並みやお店を見て回る。駄菓子屋発見!!

 

 

 これだけ買って89元だったので、大体450円くらい? まあ、さほどお安くはない。けど、旅のお楽しみ。

 

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 この後、宿へ向かい、夕食はホテルのレストランでとったのだけど、これがかなり、うーん、、、なのであった。中華料理の円卓を囲んで、次から次へと料理が運ばれてくるが、どれも取り分けにくいものばかりで、とにかく写真を撮る暇もないくらい慌ただしい。私も友人も疲れていて、あまり積極的に料理を取る気力もなく、ちょいちょいとご飯とスープあたりを口にして、早々に引き上げることに。

 友人は酔い止めを持ってくるのを忘れたと言って、宿の目の前にある薬局へフーさんと酔い止めを買いに行った。

ロビーから客室廊下がずっと吹き抜けでリゾートホテルみたい。下に見えるのが夕食をとったレストラン

 

 

 

 部屋の写真を撮りまくっていたら、あっという間に友人が戻って来る。友人も撮影タイムに入り、二人ともグッタリして、部屋にあったポットでお茶を入れて一休み。

 とにかく、移動が長くて、慌ただしい初日だった。

 

その②につづく

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