平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
我が家のミックスジュース
カーラジオが関西及び関西人の特徴を揚げた本をネタにトークをしている。二人寄れば必ずボケとツッコミが始まるとか、オレオレサギに引っ掛からないのは弁護士や警察など権威に対して、それが何ぼのもんじゃいと言って何も怖がらないからだとか、興味深い話のあと、「関西ではどんな喫茶店にもミックスジュースがある」という話題になった。ミックスジュースはオレンジジュースとバナナジュースの混ぜたもののようで、子供は好んで飲むという。関西出身の自分も知らなかった。
ところが、なぜか我が家にはミックスジュース紛いの名物ドリンク?がある。裏の畑に甘夏の木が三本ある。毎年、数百個の実をつけて、親戚筋やご近所、友達などに女房がせっせと配っている。そして女房は、残った小さいもの、形の悪いものなどを剥き実にし、砂糖漬けにしてビニールパックに入れて冷凍庫に保存している。古いものは3年物もあって、特に冬場は忘れられがちである。
ただこの甘夏の冷凍が脚光を浴びることがある。夏場、子供たちが集ったりするときに、突如、「ジュースを飲みたいか?」と発声し、賛同を待たずにジューサーを持ち出してくる。横目でバナナが食卓の隅に載っていることだけは確認してある。
材料は、冷凍した甘夏の剥き実(砂糖漬け)、バナナ、牛乳、ほぼベースはこの3点である。あとは気のついたもの、余り物は気にせずに放り込む。例えば、ヨーグルト、リンゴ、ジャム、蜂蜜。ジャムや蜂蜜は甘味を整えるために入れる。無ければ砂糖を入れて調整する。それぞれの量は適当に入れて作る。一応何を入れたのかとチェックが入るが不評だったことは無い。甘夏が凍っているので氷を入れなくて良いところがミソである。これを関西で言うミックスジュースというのかどうか。まあ、ベースにミカンとバナナが入っているから似たようなものだろう。
と、書込んでいるうちに飲みたくなった。「バナナはあるかなぁ」今夜はヨーグルトとイチゴジャムを入れてみた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 日限地蔵、3... | レスター・ブ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |