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義父の一周忌

(義父の一周忌の法要)

お遍路を中断して戻ってきた主たる目的の、女房の父の一周忌が本日あった。11時よりお寺へ集合である。在所の兄夫婦は前日に新東名を通ってやってきた。名古屋のかなくん一家は、掛川のまーくんの家へ宿泊し、今朝合流した。親戚衆を含めて20数人の集まりであった。

法要はお寺の位牌堂で取り行われた。和尚さんは脱サラで入り婿した若い坊さんである。法要の後、義父の思い出写真ビデオが「なだそうそう」の曲に乗せて上映された。まーくんのパパが忙しい仕事の合間に作ってくれた。若い時代の写真は無かったけれども、義父が晩年どんなことに興味を抱いて暮らしていたのか良く分かる写真ビデオだった。

お墓へお参りし、島田の料理屋で皆んなで食事をとった。若い和尚も参加してくれ、色々とお話しした。

脱サラの和尚だけあって、お寺の経営についてしっかり考えている。檀家が300軒ほどではなかなか厳しい。経営改善のために、自分が住職になってから、お盆に年1回だけ檀家を訪ねていたのを2回に増やした。春と秋のお彼岸に半分ずつ訪問するようにした。檀家さんも今度の和尚さんは2度も来てくれると言ってくれるが、有り難がるお宅ばかりではないようだ。

最近のお葬式はほとんど葬祭場で行うようになってしまったが、檀家さんはもっとお寺を利用してくれるようにするべきだ。お葬式はお寺でやった方が断然安上がりだし、雰囲気も相応しい。最近は楽だからと葬祭場に集中して、どの葬祭場も一杯で、何日も待たせる場合もあり、言葉に出して言わないが、葬祭業者もお寺に分散されることを望んでいるように思う。お寺で正座が大変ならば、椅子席にしても良いし、冷暖房も整えることも檀家さんと話して設備して良いと思う。何よりも葬式はお寺で行うのが、もう一度、主流になってくれることが必要である。

経営という目でお寺を見れば、色々改善の余地はありそうである。若い和尚さんがどこまで出来るのか、注目して行きたい。最近コンピューターも使い出して、登録を始めたけれども、過去帳まで登録するには何年も掛かるとも話す。

この秋から西国三十三観音巡りを手始めに、曹洞宗の3つのお寺が協同で、毎年2泊3日ほどでバスツアーを行う。一つのお寺で10人集める予定なのだけれど、当寺では全く応募者がいない。お坊さんが3人も同行する豪華なツアーで、バスの中でも色々計画をしているのだが。お遍路に興味があるならば、一緒に行かないかと誘われた。興味はなくな無いけれども、四十九日だったか、和尚に「四国お遍路まんだら」を差し上げている。読んでくれたのかどうか、それに言及が無かったのが残念であった。

明朝5時47分の電車で、お遍路へ再出発する。今日は早く休もうと思う。
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