8月 17日
救命講習。その1
上級救命講習を受講しました。普通救命は以前に2回受けたことがありまし
たが、上級は初めてでした。(有効期限は3年です)
林業ボランティアを運営している組合が費用を負担してくれるので、それ
なら受講してみるか。でした。
たしかに林業作業は危険がたくさんあります。刃物を扱うので切ったり刺し
たりするし、毒を持っている虫とかヘビもいるし、転倒・転落、落石など、
とにかく気を抜くとアブナイです。
会場は立川にある施設の講堂でした。受講者は林業ボラのメンバー6人と
事務局から2人の合計8人。林業ボラ仲間といっても、林業作業をする日が
違うと顔を合わせないので、アタイが知っているのは1人だけでした。
「山さん、おはようございます。山さんは救命講習を受けたことがあります
よね?」
「あるけど、もう6年前になるから有効期限がとっくに切れてるよ」
「ボラの事務所に山さんが救命したときの新聞切り抜きが貼ってありました
よね」
「人命救助で表彰されたときの記事な」
てな話をしていると講習会の開始時間になりました。
まずは座学からで、テキストを見ながら応急手当の重要性(目的・必要性)
についてのベンキョでした。
意識の無い人に、心肺蘇生をしたときとしないときでは、生存率が倍以上も
違うんですよ。社会復帰できるかどうかは3倍近くも開きがあります。
次はマネキンを使った心肺蘇生のやり方とAEDの使い方を実習形式でした。
これは以前の普通講習でもやりましたよ。
ただし、コロナ前と後では少し違うんです。コロナ前は倒れている(意識が
無い)人が、呼吸をしているかどうかを近寄って確認したり、肺や腹部が
動いているかを手で触って確認したりもしましたが、コロナ後は1mぐらい
離れて目視で確認となっています。(意識が無く、心肺停止であっても口が
動く=呼吸と勘違いすることがあるので、口とか鼻の動きは見ない)
倒れている人を見つけたら
↓
周囲の安全を確認してから近づく
↓
肩を軽く叩いて「大丈夫ですか」「聞こえますか」などと大声で呼びかける
↓
周りの人に助けを呼ぶ「119番に連絡してください」「AEDを持ってきて」
↓
胸骨圧迫の心肺蘇生を始める。
↓
人工呼吸で息を吹き込む(マネ)
↓
胸骨圧迫
↓
AEDが届いたらAEDの音声手順に従って電気ショックをする
↓
心臓が正常に動くまで心肺蘇生とAEDを繰り返す
↓
救急隊員が到着したら、状況説明や措置内容を伝える
この手順を教官がやってくれて、そのあと受講者が実習の試験でしたが、
全員合格したので、昼休憩。
休憩時間に展示コーナーを見てみました。

果物などの細密画です。
水槽には大きなヤマメが泳いでいました
というところで明日へつづく。(^^)/