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かぎかけた?

2022年11月24日 | Weblog
 11月 24日
 
 鍵をかけたかなぁ?

 外出するときに玄関の鍵を閉めたか?ガス器具の火を消したか?窓を閉めた
か?そういうことが心配で、何度も何度も確認する人。それは強迫性障害と
いう病気です。

 そうではなくって、出かけてから「あれ、鍵をかけたかな?」思うことあり
ませんか? アタイはよくあります。(笑)
 日常生活でルーティーン (ルーチン、ルーティン)となっているようなこ
とって、やったかどうかを忘れることがありますよね。

 自宅や職場で体がかってに動いて作業したり行動したりしていることがたく
さんあります。アタイの場合だと窓の開け閉め、玄関ドアの鍵、などなど。
さすがにまだご飯を食べたことは覚えていますがぁ何を食べたのかは忘れる
ことがある。(^-^;

 先週、自転車の鍵が消えました? 自転車は自宅にあるので、どこかに
鍵を落としたとかじゃないんです。家の中にある。でもそれがどこにあるのか
忘れてしまった。(笑)

 で、脳は運動と記憶では違う部位が活動する。行動が習慣化すると、記憶
部位のほうが 休みだす。
 というのもご存知のとおりで、人間の脳は体の中でエネルギーを一番使う
し、処理することが多すぎるので、省けるものは省いて、処理量を減らす。
 
 体の各種器官からさまざまな情報が届くが、全てを処理しようとすると大量
なエネルギーを消費するし処理能力も落ちてしまう。
 たとえば視界に入ってきていても、動きが無いものは無視(脳が反応しない)
したり、目の中心に映るものだけに集中したりする。聴こえてきている
音の中で重要と思われる音しか拾わない。などなど。

 他の例だと、赤から青に無段階で変化しているはずの虹の色が、3色とか
5色とか7色などに見える人がいる。
 白と黒の世界で暮らしている人もいる。それらの人たちは人間が進化する
過程で獲得した能力なんですよ。哺乳類が誕生したのは2億年以上前だそう
ですが、そのときはネズミのような動物で、白と黒(光と闇=夜)の世界で
活動していました。そうすると赤とか青は見える必要がないんですね。

 だんだん進化してきて、昼間も活動するような動物になると、4色が見える
ようになったんですが、それがまた進化して人間となったときには3色(赤、
青、黄色=色の三原色)(赤、青、緑=光の三原色)に戻りました。
 2色で生活している動物(兎など)、鳥類は4色(赤、緑、青、紫外線)が
見える。というふうにそれぞれ進化してきたんですねぇ。
 
 ながながと書いたんですが、記憶についても同じようなことですよ。必要が
無いと判断したことについては脳は働かない(活動を抑える)。
 決まり切った行動については、やったのかやらなかったのかを、脳は記憶
(記録)しないんです。

 ということで、記憶させるためには、いつもと違うことをやる。つまり、
玄関ドアの鍵を掛けるときに右手を挙げる。ステップを踏む。指さし確認を
する。日時や曜日を言う。とにかくルーティーンを記憶したいなら、普段は
やらないようなことをいっしょにやる。そうすると記憶されやすくなる。

 でも、ルーティーンに追加した行動も、それが慣習化するとまた同じことに
なりますよぉ。(^^)/
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