goo blog サービス終了のお知らせ 

たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

たからものさがし

2018年04月01日 | Weblog
 4月 1日

 こないだ、宝物さがしを観てきました。

 荒川区民ミュージカル「あらかわ宝物さがし物語」でした。
アタイが参加したわけではなく、歌仲間が出演するので観に行って
きました。
 このミュージカル。昼と夜の2回公演でしたが、どちらも満席。

 昨年の9月にオーディションがあって10月から稽古開始。
ということは半年弱の練習で本番だったんですね。
 荒川区の宝物はなんだろう? 荒川区で活躍している人や企業、
文化や歴史などなど、広く取材して劇に取り入れていました。

 チンドン屋さんが客席を練り歩きながらチラシを配って開幕。
荒川区の地場産業、地域の特徴、昔話、都電、腑分け、奥の細道、
それらを題材にして荒川区のよいところをPR。そんな劇でした。

 まずは
 都電がゴトゴト舞台を走ります(もちろんハリボテ、東京で残って
いるのは荒川線だけですからね)。都電が走る沿線には細い道が
網の目のようにあり、そこには下町の人情(江戸時代だと、下町は
神田あたりですが、文明開化~現代だったら荒川を下町といっても
まぁいいか)人との関わり、ご近所さん。そんな街です荒川。
 というところから物語は始まりました。

 伝承や民謡に民話。俳句(芭蕉)に駄菓子屋。
 ありますねぇ。荒川のたからもの。
 「三河島餅つきうた」(今も伝わる餅つき)が歌われ、次の場面は
俳句。
 芭蕉が奥の細道に出立するとき、隅田川の南側(南千住側)で詠んだ
「行く春や・・・」(奥の細道で初の句)
 
 荒川区はもんじゃ焼き発祥の地ということで、もんじゃのことに
ついても「もんじゃは駄菓子屋で食べるもんじゃ」「子どもの小遣いで
買えるんじゃ」「庶民の食べ物なんじゃ」「C級グルメ なんじゃ」
などと楽しく歌われました。(^_^)/

 紙芝居での民話「だいだら坊」。
だいだら坊は家族や友だちがいない、寂しい。それで暴れる悪さをする。
あるとき、ひょんなことから家族ができて、凜々しい若者になりました
とさ。メデタシめでたし。

 荒川はセルロイドやブリキの玩具。こんな製品あんな品物。次々と
歌とともに紹介されました。(荒川区には、いわゆる町工場がたくさん
ありました。減少していますが、今も残っています)
 「物作り ヨイショよいしょ。働くと人の役に立つ、世の中のために
なる」と声を合わせて歌います。
 ここでアタイは <人の役には立ちたいと思うけれど、できるなら
働きたくないなぁ> なんて思ってしまいました。(^^;)

 たくさんの宝物を見つけることができました。
子どもから大人まで楽しめたミュージカルでした。(^_^)/
コメント