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たまおのページ

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げん たん

2010年12月09日 | Weblog
 12月 9日

 米あまりで減反政策をすすめていくそうです。

 なにを考えているんでしょうねぇ。見た目は米余りなんですが、
世界的には食糧危機が近づいているし、人口増加が続いているんで
すからねぇ。

 穀物や肉、野菜や果物などなど。ほとんど輸入に頼っていて、
パン、うどん、そば、パスタ・・・原料の穀物はみんな外国から
ですよ。
 米だけがとりあえず国産なんですが、それだって穀物輸入が少し
でも滞るとアッというまに不足するのは誰でも知っていますよね。

 最近、似たようなことがありましたよね。
 中国のレアアースっていう工業生産には欠かせない希土類、中国は
輸出規制をしていないと言っていましたが、実際は輸出手続きを
厳格におこなうことによって、輸出禁止と同じようなことになり
ました。
 石油なども過去に同じようなことがありました。

 レアアースは他の国も生産していたんですが、世界戦略資源と
いうことで、一時期中国が安値攻勢をかけたので、他の産地では
採算がとれなくなって、採掘を止めたり会社が倒産してしまいました。

 つうことで、レアアースの種類にもよるんですが、現在では
ほぼ中国の独占状態となり、全ての決定権を持つようになっています。
値段を決める。輸出相手を決める。輸出量を決める。
とにかく思いのままとなります。

 んで、日本にはレアアースが入ってきませんでした。(日本企業は
在庫でやりくりしています)


 今年の小麦、オーストラリアでは干ばつのため、生産量が激減
です。ある地域では全滅状態だそうですよ。
 アメリカの生産はなんとかふんばったようですが、ロシアはダメで
東欧もイマイチでした。

 中国は大量買い付けしますから、特に遺伝子組み換え穀物に抵抗感が
強い日本はよけいに作物の輸入条件が難しいし、買い付け価格も高く
なりますよ。

 気候変動や干ばつ、人口増加など、この状態が続くとあと10年後には
世界的な食糧危機(奪い合い)になると予想しますよ。アタイ。
 少しでもリスクを減らすために減反政策はやめたほうがいいと思い
ます。(市場原理で農地が減ることがあるかも。ですがね)

 今はまだ円に力があるのでなんとかなっていますが、それもいつまで
かねぇ。
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