たまおのページ

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にほんのよっぱらい

2010年03月13日 | Weblog
 3月 13日

 典型的な日本のヨッパライを見ましたよ。

 久しぶりですねぇ。
 ベンチでワンカップ(ガラスカップに入った
日本酒)を左手に持って、右手には携帯電話。
 そいで、携帯に向かって、なんだか聞き取れない
けれど、文句を言っているおじさん。

 そいから、電車のつり革につかまってはいるん
だけど、体は車両の揺れだけではなく、本人の揺れも
加わって、アチコチ揺れまわっている人。

 これは面白かったですよぉ、アタイは見ている
だけでしたからねぇ。
 このヨッパライの後ろにいたオジサンは何度も
寄りかかられて、イヤな顔をしていましたが、それ
でも場所を動きませんでしたねぇ。

 んで、この酔っていた人の前に立っていたお兄さん。
これはかわいそうでしでねぇ。
 電車が揺れるたびに、このヨッパライがぶつかる
ような感じで、お兄さんの体に頭をこすりつけていま
したもの。

 それからこのヨッパライの右手には携帯電話が
しっかりと握られていたんですよ。
 よく落とさないよなぁ。と感心です。
 つり革からも手を離さないしねぇ。全ての感覚や
体の機能や思考能力がよっぱらっているわけではないん
ですねぇ。

 そいで、その携帯電話を使って、ヨッパライがお兄さんの
バッグや服のポケットを探るようにしているんですよ。
(ポッケの中を覗き込むようにしたり、携帯を使ってバックを
引き寄せようとしたり、バックの中に携帯を入れようとし
たりしていたんですよ。
 このお兄さんも小さい声でヨッパライに文句を言って
いましたが、この筋金入りのヨッパライ。口では「ごめんな
さいねぇ。」なんて謝っていましたが、その後も同じような
ことをしていましたから、ヨッパライに関しては寛大な
日本人気質をうまく利用していましたねぇ。

 線路に落ちたり、人にからんだり、下呂ゲーロになったり
ベンチや電車で寝込んだり、いいことはあまりありませんよ。
 ま、アタイも何度かヨッパライの仲間に入ったことはあり
ますが、記憶が無くなったことだけは一度もありませんね。

 そういえば、先月でしたっけ。若いおねぇさんが線路の
上に落ちて、お兄さんが線路に飛び降りて奇跡的に無傷で
助かった。という美談。
 その後の話が新聞の隅っこに載っていたんですが、
「日本ラグビーフットボール協会」が、女性を助けたお兄さんに
日本代表のユニホームを贈呈したそうですよ。

 貰ったからといって、それがどうした。というような
日本代表ユニホームですが、この青年は大学のとき、ラグビー部の
キャプテンだったそうです。
 そいで、そんなに強い大学ではなかったので、日本代表に
なるなどというのは夢にも考えられなかったんじゃないだ
ろうかねぇ。
 そういうラガーマンに代表ユニホームを贈ったという協会を
褒めてあげたい。です。
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