たまおのページ

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すみかえたいえのはなし さん

2010年03月03日 | Weblog
3月 3日

 今度は戸建てでした。

 そいで、教えてもらった中古の戸建て住宅に行って
みたんです。
 雨戸を閉め切って、暗い部屋にヨレヨレの服を着た
陰気な不動産屋さんが、いまどき珍しい60ワットの
裸電球の下に2人で座っていました。(雨戸は開けて
おいたほうが少しでも明るくて、売りやすいと思うん
ですが、なにかノウハウがあって、閉め切っていたん
でしょうねぇ)

 アタイは ”やだなぁこんな暗い家は”でしたが、
ご主人は畳の部屋が多いし、居間には掘り炬燵だし、
駅には近いし。イッパツで気にいったようでしたよ。

 「こんなに暗いんじゃ、夜中じゃなくても出るんじゃ
ないの?」とアタイ。
 「いえ、そんなことはありません。この家は出ません。」
と不動産屋。

 一応間取りを聞いて、全ての部屋(トイレや風呂も)
を見て、売り値を聞いて帰ってきました。
 「私、買うことにしたからね。」

 「そんなこといったって、あんな暗い家はイヤだよ。」

 「駅まで7~8分しかかからないし、この値段なら
なんとか買えるでしょ。」

 「だってトイレのドアとか壁にある電気のスイッチが
どう考えてもオカシイよ。」

 「前の持ち主がリフォームしたから、多少は図面と違う
箇所もあるわよ。」


 アタイも折れて、「それじゃ、来週にもう一度行って
みて、まだ売れ残っていたら買ってもいいよ。」



 んで次の週、その売家の玄関ドアを開けたら、暗い部屋に
不動産屋さん2人が寂しく座っていました。 チャンチャン。


 家の持ち主と交渉して、なんとか5%の値引きでしたが、
なにしろこちらはご主人が乗り気なので、あまり強くは
言えませんでしたよ。
 またまた借金の山でした。マンションは買値の半額以下で
売りました。(すでにバブルが弾けていて、住宅価格は
下落してましたからねぇ)
 
 ここまでが、現在まで引っ越し履歴でした。
 引っ越しは楽しいという人もいますが、アタイはなるべく
ならやりたくないね。なにしろ荷物が多いからねぇ。
アタイには理解できないほど溜めこんであるご主人の服や
反物の生地が山盛りですよ。
(生地、一生かかっても使いきれないことは断言できます)
 終わり

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