3月 3日
今度は戸建てでした。
そいで、教えてもらった中古の戸建て住宅に行って
みたんです。
雨戸を閉め切って、暗い部屋にヨレヨレの服を着た
陰気な不動産屋さんが、いまどき珍しい60ワットの
裸電球の下に2人で座っていました。(雨戸は開けて
おいたほうが少しでも明るくて、売りやすいと思うん
ですが、なにかノウハウがあって、閉め切っていたん
でしょうねぇ)
アタイは ”やだなぁこんな暗い家は”でしたが、
ご主人は畳の部屋が多いし、居間には掘り炬燵だし、
駅には近いし。イッパツで気にいったようでしたよ。
「こんなに暗いんじゃ、夜中じゃなくても出るんじゃ
ないの?」とアタイ。
「いえ、そんなことはありません。この家は出ません。」
と不動産屋。
一応間取りを聞いて、全ての部屋(トイレや風呂も)
を見て、売り値を聞いて帰ってきました。
「私、買うことにしたからね。」
「そんなこといったって、あんな暗い家はイヤだよ。」
「駅まで7~8分しかかからないし、この値段なら
なんとか買えるでしょ。」
「だってトイレのドアとか壁にある電気のスイッチが
どう考えてもオカシイよ。」
「前の持ち主がリフォームしたから、多少は図面と違う
箇所もあるわよ。」
アタイも折れて、「それじゃ、来週にもう一度行って
みて、まだ売れ残っていたら買ってもいいよ。」
んで次の週、その売家の玄関ドアを開けたら、暗い部屋に
不動産屋さん2人が寂しく座っていました。 チャンチャン。
家の持ち主と交渉して、なんとか5%の値引きでしたが、
なにしろこちらはご主人が乗り気なので、あまり強くは
言えませんでしたよ。
またまた借金の山でした。マンションは買値の半額以下で
売りました。(すでにバブルが弾けていて、住宅価格は
下落してましたからねぇ)
ここまでが、現在まで引っ越し履歴でした。
引っ越しは楽しいという人もいますが、アタイはなるべく
ならやりたくないね。なにしろ荷物が多いからねぇ。
アタイには理解できないほど溜めこんであるご主人の服や
反物の生地が山盛りですよ。
(生地、一生かかっても使いきれないことは断言できます)
終わり
今度は戸建てでした。
そいで、教えてもらった中古の戸建て住宅に行って
みたんです。
雨戸を閉め切って、暗い部屋にヨレヨレの服を着た
陰気な不動産屋さんが、いまどき珍しい60ワットの
裸電球の下に2人で座っていました。(雨戸は開けて
おいたほうが少しでも明るくて、売りやすいと思うん
ですが、なにかノウハウがあって、閉め切っていたん
でしょうねぇ)
アタイは ”やだなぁこんな暗い家は”でしたが、
ご主人は畳の部屋が多いし、居間には掘り炬燵だし、
駅には近いし。イッパツで気にいったようでしたよ。
「こんなに暗いんじゃ、夜中じゃなくても出るんじゃ
ないの?」とアタイ。
「いえ、そんなことはありません。この家は出ません。」
と不動産屋。
一応間取りを聞いて、全ての部屋(トイレや風呂も)
を見て、売り値を聞いて帰ってきました。
「私、買うことにしたからね。」
「そんなこといったって、あんな暗い家はイヤだよ。」
「駅まで7~8分しかかからないし、この値段なら
なんとか買えるでしょ。」
「だってトイレのドアとか壁にある電気のスイッチが
どう考えてもオカシイよ。」
「前の持ち主がリフォームしたから、多少は図面と違う
箇所もあるわよ。」
アタイも折れて、「それじゃ、来週にもう一度行って
みて、まだ売れ残っていたら買ってもいいよ。」
んで次の週、その売家の玄関ドアを開けたら、暗い部屋に
不動産屋さん2人が寂しく座っていました。 チャンチャン。
家の持ち主と交渉して、なんとか5%の値引きでしたが、
なにしろこちらはご主人が乗り気なので、あまり強くは
言えませんでしたよ。
またまた借金の山でした。マンションは買値の半額以下で
売りました。(すでにバブルが弾けていて、住宅価格は
下落してましたからねぇ)
ここまでが、現在まで引っ越し履歴でした。
引っ越しは楽しいという人もいますが、アタイはなるべく
ならやりたくないね。なにしろ荷物が多いからねぇ。
アタイには理解できないほど溜めこんであるご主人の服や
反物の生地が山盛りですよ。
(生地、一生かかっても使いきれないことは断言できます)
終わり